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2020年10月01日

サマータイムが始まりました

みなさん、こんにちは!
kapottoです!


ニュージーランドは9月27日日曜日より「サマータイム」になりました。


ニュージーランドは、サマータイムの一定期間(2020年は9月27日〜2021年4月4日までになります)、一時間、時計の針を進めることになっています。


時間の変更は9月27日午前2時から3時の間に行われ、朝起きると一時間時間がずれていることに気付きます。


サマータイムに切り替わるというのを知っていれば、その日のスケジュールを一時間早めないといけないので、きちんと計画をすることができるのですが、


私、サマータイムの存在をすっかり忘れていました(^^;)


ちょうど9月27日はお休みで、特に予定もない一日だったので、朝起きた時にスマホを見て時間をチェックした時に9時半となっており、かなり寝てしまった!!!と自分でとても驚いていました。

そうなんです。スマホは、勝手にサマータイムに時間が変更されるんです!


実際のところは、一時間、時間が進んだので、「午前9時半」は、前日までの「午前8時半」でした。
実質睡眠時間は8時間半と、普通の睡眠時間だったので良かったのですが…


このサマータイムの日時を把握をしていないと、予定がある日であればとても困りますよね(^^;)



サマータイムは他の呼び方で、Daylight Saving (デイライトせービング)とも言います。


その名の通り、夏の期間は日が長い為、デイライト(日照)をセービングする(貯める、無駄にしない)という目的だそうです。


こういわれてもピンとこない方が多いと思います。


例えばですが、9月26日までの午後5時が、サマータイムでは午後6時になりますよね。
その時の太陽の位置は本来の時刻と同じ、午後5時となります。


つまり、太陽が一時間分長く出ているので、無駄な照明を使わなくても済むし、明るいうちに仕事を終えられるようになるというシステムです。電気代の節約にもなります!


アメリカの論文では、ニュージーランドの会社の電気消費量がサマータイムが始まると一日に3.5%、最初の一週間は夕方の電気消費量は最大で5%削減できたという研究結果もでているそうです。


この説明でも、ん???ってなる方が多いかもしれませんが、


早く5時になれば、早く家に帰ることができ、明るい中、家族と外で遊ぶことができる。


家族と有意義な時間を一時間長くすごす事ができ、人々の幸福度が上がることにつながるかもしれません。



日本では、まだまだ残業という仕事の仕方が残っている企業もあるので、このサマータイムが仮に採用されたとしても、人々の生活満足度が上がるかどうかはわかりませんが、


もしも効率よく時間内に終わらせることができ、残業をしない社会になったとしたら、


人々はまだ明るい中仕事を終え、自宅に帰るなり、気心の知れた仲間と居酒屋に行って楽しむ事がサマータイムの導入でできるかもしれません。


また、人が早く仕事を終わらせて遊べることで、経済ももっと振興するかもしれません。


サマータイム、意外と重要な役割を担っていなんですね。オランダにも住んでいたこともあるのに、サマータイムの本当の意味を知りませんでした。



ちなみに、ニュージーランド、特に南島に住んでいる方は、北島に比べ南極に近くなり、緯度が高くなるので、

夏のシーズンは午前5時には日が出始め、9時に日が沈むというとてもながーーーい1日になります。


コロナがおさまって、ボーダーがあいて日本とニュージーランドのあいだを自由に行き来できるようになったら、ぜひ皆さんも、ニュージーランドの夏を満喫しにきてはいかがでしょうか?




ニュージーランドのココが知りたい!などのご質問や、要望など、
私のわかる範囲でお応えしていきたいなと思いますので、
コメントお待ちしています!


Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!

(kapotto)
posted by キックオフNZ at 05:00 | Comment(0) | ニュージーランド
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