kapottoです!

先日、3年ぶりに連絡をとった友達がいました。
その人は私がニュージーランドで暮らしている状況を知らなかったのですが、なんの為に、ニュージーランドで生活しているのか聞かれました。
皆さんは何か目的があって、海外に来ようと思っていますか?
私の場合は、
「英語力を強化して、次の仕事に活かせるように」
「体力のあるうちに、自分のしたいことに挑戦しておきたい」
という理由から、ワーキングホリデーに来ました。
漠然とした理由からニュージーランドに来てしまったことは否定できません。
ですが、私はたくさんの人と出会い、それぞれの文化や価値観に触れ、さらにこのブログのお仕事をさせていただいている中で、自分の考えを見直したり、自分自身を振り返ることができています。

そういった環境の中で、今の自分がニュージーランドに来る前の自分自身とは違うのを感じています。
その何かの一つに、前にもお話ししましたが
「自分で決めたこと、責任を持つ覚悟ができた」

ということが挙げられます。
今までの私の選択は、人に意見を求めて判断していたところが大きいと思います。
ですが、今は私自身の判断でニュージーランドに残りたいと思い、ビザを切り替えようとしています。
正直にいうと、私がニュージーランドで置かれている状況は決して簡単なものではありません。
9月末で政府からの助成金が終了したあと、恐らくニュージーランドの失業率は上がると予想され、海外から来ている人たちのビザの取得は非常に厳しい状況になっています。
お金の問題や、スチューデントビザから切り替えた後のその後の状況は決して読める状況ではありません。
一寸先は闇
今の世界はこの先何があるのかわからない状況にあると思います。
ダイレクターブログに書いてあった
コロナ後の世界で生きていくのに必要な力を読んで、
柔軟に物事に対応する事の重要さや、
自分を問う事、予想ができない状況下でどのように生きていくのかいくつかの方法を考えておくこと
というのが本当に重要になってくると感じました。
文のなかに、ずっと同じ場所で同じ人と同じルーティーンである日突然環境が変わったらうまく対応できない
とありますが、
もしも私が前の職場で安定した企業、安定したお給料安定した毎日を送っていて、
例えばいきなり会社からクビを切られることがあったら、対応できるのかわかりません。
今の置かれている状況が厳しいからこそ、自身で生きていく力を伸ばすにはどうするべきかを考えられていると思います。

正直、今は生きるのに必死です。
日本にいた時のように、
友たちとご飯に行って恋愛話に話を咲かせることもできなければ、好きな服を買うこともできない。
日本に帰ってしまえば、この生活を取り戻す事はできるかもしれません。
ニュージーランドにいて、贅沢なことはできない状況下にありますが、私が自分で選んだ選択に、きちんと責任をもって前に進むことが、生きる上でとても必要な覚悟であると学びました。
さらに、今の生きていくことを本気で考えていることが、私にとって生きているという実感につながっています。

今をどうにかして乗り越えることで、私自身が得られる力が絶対にあると信じています。
生活するにおいて、目的や目標をもって取り組む事はとても大切です。
ですが、正直に言うと海外に来る理由はなんでもいいのではないかと思います。
海外に出て日本と違う環境下で過ごすことで得られることは、目的以上にあると思うからです。
ただ、なんとなく来たいと思ったから。英語を話せるようになりたいから。
きっかけはなんでもいいと思います。
きっと帰国した際に、日本を出る前の自分自身と違う何かを必ず見つけられるはずです。
私が気付く事が出来たように、そういった経験を多くの人にしてほしいなと思います。


ではまた次回!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)