kapottoです!

私のは現在4人のフラットメイトとシェアハウスをしており、
そのうちの二人がベジタリアンです。





私はニュージーランドに来る前はベジタリアンの友達がいなかったので、ベジタリアンとは何かよく知りませんでした。
私の勝手な今までのベジタリアンのイメージ=動物つまり生きているもの(肉・魚)は食べられない!と思っていました。
もちろん、肉も魚も食べないベジタリアンもいますが、ベジタリアンの定義はその人が自由に決めているようです。

私のフラットメイトは、お肉のみNGなベジタリアンです。(魚、卵、乳製品はOKです)
どうしてベジタリアンになったのか尋ねましたが、一人はもともと肉を食べる習慣がなく、肉を食べるとおなかの調子が悪くなるから食べない。という理由と、
もう一人は、一頭分肉を生産するのに沢山の飼料用穀物を栽培しなくてはならず、そのコストや環境負荷を考えた際にそれに見合うだけの肉の価値はないという理由からでした。
それぞれに理由があってベジタリアンになるんだなと学びました。

しかし、日本でお魚NGのベジタリアンの人は相当苦労するだろうなと思います。
(日本料理に出汁を使わないで作るのはなかなか難しいですし。。。)
その理由から、日本ではあまり私の身近ではベジタリアンの人がいないのかなと思います。
先日、「オクジャ」という映画を観たのですが、その映画の訴えはまさにベジタリアンや動物愛護に関してでした。
その映画でのワンシーンで遺伝子組み換えで開発された牛豚のような動物を試験的に育成し、電気ショックで殺すシーンが出てくるのですが、、酷いシーンでした。

毎日、多くの家畜たちは、私たちの食糧の為に殺されているということをこの映画から改めて思い知らされました。
もちろん今まで知らなかった訳ではないのですが、改めて思い知らされたことと、
ベジタリアンの人と住んでいることと、
彼女たちと食事を共にすることで必然的に私自身もお肉を食べることが少なくなり、環境負荷軽減と動物殺生の軽減に少しでもつながっているのであればいいなと思っています。
私のカフェにも多くのヴィーガン(肉、魚、卵、乳製品、すべてNG)やベジタリアン、グルテンフリーなど、多くのそのような人たちの為のメニューがあります。


VG:ヴィーガン
V:ベジタリアン
GF:グルテンフリー
と様々な種類があります!
コーヒーにいれるミルクも、アーモンドミルクや豆乳、ココナッツミルクも備わっており、デイリーフリー(乳製品不使用)の人のためにも、きちんとメニューがあります。
様々な場面で、ニュージーランドは環境への意識や、それぞれの人の思想への尊重が日本よりも強く感じられます。
(もちろんこれは私の出会った人たちの影響なので、一概には言えませんが)
現在コロナの影響で二酸化窒素の排出量が一時的に改善されているというニュースを耳にしましたが、一時的ではなく、継続的に環境改善できるように、私たち自身も少し意識する必要があると感じました。
ニュージーランドに来て学んだこのことを、日本に帰っても意識していきたいなと思います。

それではまた次回!
Au revoir!
See you soon!
Ka kite ano!
(kapotto)