ニュージーランドと同時にワイトモケーブという観光地を連想するほど有名なスポットだと思います。

ガイドのお仕事で、9月初旬にワイトモケーブへ行ってきました。
今回のお客様は、おばあちゃんと孫たちというグループでした^^
そのお客様とは、ワイトモに行く2日前に別のガイドで既に知っていたので、いろんな話をしながら道中過ごしました。
写真撮影を勉強されているとのことで、ニュージーランドならではの景色を写真に残したいという思いがあったようです。
ワイトモケーブは、以前から行きたいと思っていた場所でしたが、実際に行く前に勉強してどんな所なのか想像しながら向かいました。
神秘的な青白い光が印象的な観光用写真をよく目にしますが、まさにそのまま!

マオリ族の方がワイトモ洞窟の存在を知っていたものの、イギリス人の探検家が実際に調査をするまで、洞窟内のその神秘的な光景が起こっていたのを知らなかったようです。
ひとつひとつの観光スポットにはいろんな歴史や思いがあり、大変興味深いです。
ワイトモケーブの観光は、はじめに洞窟の観光。
英語ガイドのスタッフが鍾乳洞や鍾乳石などのことについていろんな説明をしてくれます。
その後、実際にボートに乗り、洞窟内のツチボタルが光っている様子を観察という流れです。
一番驚いたのは、ボートを操縦する方法!
真っ暗な洞窟の中でボートを操縦しているのですが、2本ほどのロープを頼りに何と操縦しているではありませんか!( ゚Д゚)
なんと器用!
わたしは、もしロープを手に取れなくなってしまったらどうなるのだろう・・・とかそんなことを考えてしましました(;’∀’)
このワイトモケーブにいるツチボタルですが、成虫してからの寿命が大変短く儚い生命・・・( ノД`)
あの光を発しているのは、幼虫の時でエサを取る目的なのです。
特徴としては粘着性のある蜘蛛の糸に似たような糸を洞窟の下のほうへ垂らし、それに引っかかったエサをたぐい寄せてエサを食べるとのこと。
光を発するのは、ブヨなどの虫をおびき寄せるため。
ボートに乗っている時は真っ暗なので、青白い光のみ目に見えますが実はそこにライトを当てると、物凄い数の糸が上から下へあるので驚きΣ(・□・;)
ボートは結構ギュギュウ詰めの状態でした(;’∀’)
ボートに乗り込む前に、英語ガイドのスタッフさんが洞窟内で歌を歌っていました。
というのも、洞窟内のあるスポットでは非常に音響効果に優れているポイントがあり、シンガーやオペラ歌手達から大変人気のようです。

そんな不思議な空間ワイトモケーブはたくさんの観光客が訪れています。
北島の旅行には外せないスポットの1つです☆
(ヒロミ)