2018年となりましたね。平成は30年で、干支は戌年ですね。
たかだか半年日本を離れただけですが、意識しないと忘れてしまいます。

とうとうあと半年となったニュージーランドのワーホリ生活です。これは私の悪い癖で、割と早い段階で感傷に浸ることがあります。まだ半年ある、と言い聞かせる日が出てきました。
クリスマスと年末年始は、それぞれ3連休だったのでとてもゆっくりすごしました。

年末年始は、日本から友人が来てくれました。でもそもそも、開いているお店がスーパーマーケットくらいしかないし、レストランやカフェは祝日税が取られてしまうので、基本的には家にいました。
この『祝日税』ですが、簡単に言うと、そもそも国が『祝日は働かなくてよし。働きたい(お店を開けたい)なら、労働者にも割り増しで給料を払いなさいね』という法律を定めています。そのため祝日にオープンしているお店は、労働者に割増給料を支払っています。そこでどこから回収するか(補うか)というと、やはりお客さんからとなるわけで、10〜15%上乗せした金額を請求するお店が多く、それを私は祝日税と呼んでいます。観光で来ているならまだしも、普段からニュージーランドで生活をしているなら、祝日税がかけられない日に行きたいですよね。
ワークライフバランス、という言葉が日本でも浸透してきていますが、ここニュージーランドはまさにその言葉がしっくりくる国だと思います。国全体として「余暇を大切にしようよ」「のんびり過ごそうよ」という雰囲気が節々にあります。私はそれが大好きです。

日本から友人が来た初日、私は残念ながらアルバイトだったのですぐ会えなかったのですが、少し心配だったので冗談半分本気半分で、「困ったことがあったら、その辺の人に声かけて電話借りて、私の携帯に電話して!」と言い、友人は笑っていました。私も日本にいた時なら同じ反応をしたと思いますが、ここニュージーランドでは普通にありえるというか、許される出来事と思います。
もちろん人によることは大前提ですが、全体的に心の余裕がある人が多いと感じています。それは物質的なもの(お金や財産がある)ということよりは、この『ワークライフバランス』がうまく取れているためではないかと私は考えています。
話を聞いたり、街行く人を見ていても、休みの日や平日の夜は家族や友人とのんびり過ごす人ばかりです。カフェやレストランは平日16時過ぎからどんどん人が増えますし、通勤時の車の渋滞もだいたいそれくらいから発生し始めます。早いですよね(笑)でも、事実です。
日本とニュージーランド、それぞれに良さがあります。
半年の折り返し地点に立っている今、少し考えるところが出てきました。
人生は色々あるから楽しいですね。

(Ayaka)