
学校を卒業してアルバイト生活になり、久しぶりに2連休でゆっくりしているAyakaです。

私には甥っ子がいるのですが、家族のグループLINEで定期的に彼の動画が送られてきます。子供の成長は本当に楽しいしかわいいですね。特に肉親なら尚更です。
今日も送られてきたので、ゆっくり見ながら日本にいる家族のことを思い出しました。

私は3人兄弟の一番上で、小さい頃から「お姉ちゃんだからちゃんとしなきゃ」と思っていました。両親にそう言われた覚えはあまりないのですが、何となく自分でそう思っていたのだと思います。年の近い妹と、少し離れた弟がいて、特に妹は「ちょっと抜けてるけど要領の良い甘えん坊」というタイプで、私はそんな妹を見て自然とライバル視というか、逆のタイプになっていったのかなと思いますし、よく喧嘩もしました。(今は
仲良しです!)
この性格は今でも変わらなくて、私は変に強がったり甘えられなかったりするところがあります。
そのせいか、良くないこととはわかっているけれども、人生においての大切な決断を、結論で両親に伝えることばかりでした。
NZに行くことも、自分の中で決めてから伝えました。
「ビザを取って今年中に仕事を辞める。そして来年の誕生日前に渡航しようと思っている。オーストラリアかニュージーランドかはこれから決めるけど、行くことはもう決めたから。」
と、2015−2016年の年末年始の帰省時に伝えました。両親は忘れているかもしれないけれど(笑)、私はしっかりと覚えています。
それを伝えた時の両親は、まさに絶句でした。
数秒後、「国内で引越するのとは訳が違う。目の届かないところに行くのは心配だから賛成はしない」「渡航するのはいいけど、帰ってきてからの生活はどうするのか」等と、当たり前の心配と反応でした。
しかし私の中ではもう決断をしていて、その理由としては「ビザのリミット年齢」ということと、「いつかは行きたいけど、これ以上先だったら両親や祖父母の健康が心配」ということでした。そこまで伝えると、私の性格をわかっているので、「あぁ、もう決めたんだな」と思ったと思います。
本当は、両親は絶対に嫌だったと思います。でも、明らかに反対したら私が頑なになることもわかっていて、送り出してくれたと思っています。
昔から「自分に関わる全ての人に感謝を持ちなさい」と言われ育ち、その言葉はとても大切にしています。

今NZで憧れだった海外生活を送り、良いことも良くないことも感じ、有意義な時間を送ることが出来ているのは、今までのたくさんの人のおかげでもありますが、一番は両親のおかげです。
最近良く思うのは、この海外生活の中で、自分が思う短所を少しでも変えられたらいいなということです。
32年間の自分は大きいですが、日本にいるときは変えたいと考えたこともなかったので、それだけでも一歩進んだとポジティブに捉えたい!(笑)
変に強がったりしない、素直な自分になりたいなぁ。

(Ayaka)