NZで見つけた美味しいものシリーズです。

今日は『ポリッジ(porridge)』です。

私はニュージーランドに来るまで、この料理があることを知りませんでした。
出会いはNZに到着してすぐに住むことになったホームステイ先でした。
私のホームステイ先はブリティッシュの家族で、割と健康志向の家庭でした。
そしてホームステイの受入れが初めてだったらしく、食べ物を含めた生活習慣についてたくさん配慮してくれました。(本当に良いホームステイ先でした(涙))

その中でホストマザーが紹介してくれたのが、このポリッジでした。
「Ayakaは、朝ごはんに何を食べるの?」と聞かれ、私は「うーん、ライスかな。Angela(ホストマザー)は?」と聞くと、「私は毎朝ポリッジを食べるわ!もう数年続けているけど、美容と健康にとってもいいのよ。そうだ、明日の朝良かったら食べてみる?」と言われ、食べてみたのが最初でした。
第一印象はというと…
うーん。でした。(笑)

そもそもポリッジは、麦(オーツ)に牛乳あるいは水を加えて煮たものです。食感としては日本のお粥のような感じです。材料は麦と牛乳があればベーシックなものは作れます。

そしてAngelaが作ってくれたポリッジも、このベーシックなものでした。
オーツに牛乳と水を加えて煮て、出来上がった後のポリッジにブラウンシュガーをかけて食べました。
ブラウンシュガーがないと食べられないな…
と思ったのが第一印象でしたが、せっかくだしこれから自分で作って食べてみよう!
と思い朝食を毎日ポリッジにしてみました。
何日か続けているうちにだんだんクセになり、フラットに移ってもなお、朝ごはんにポリッジを食べる生活は継続中です。

私は朝ごはんに、あまり胃に負担がかかるような重たいものを食べられないので、シリアルのような感覚で食べられるのがとても良いです。
そして、ブラウンシュガーで少し甘くしていると、withコーヒーがとても合います

先に載せた写真のような、クイックタイプのオーツなら、牛乳を入れて1分半チンしたら食べられます。忙しい朝に大変素晴らしいごはんです。
上記のことから、滞在期間約4ヶ月、ずーっと朝にポリッジを食べ続けています。

たぶん、日本に帰っても食べる気がするなぁ。
環境が変われば習慣も変わりますね。環境が変わること自体も私の中ではとても嬉しいのですが、習慣を変えることができる自分であることも嬉しいです。

年齢を重ねれば重ねるほど、柔軟性がなくなっているような気がして、でもそんな自分があまり好きではなかったので、とても小さなことですが良かったです。
色々と調べていたら、牛乳で煮たあとにフルーツやナッツ、メープルシロップをかけたりする、いわば『一手間加えた』ものもあり、それもとても美味しそうなので、今度調理してみようと思います。


(Ayaka)