ANZACとはそもそも、どういう意味なんでしょうか。
「Australia and New Zealand Army Corps」の略。オーストラリアとニュージーランドの志願兵からなった軍隊の総称。
第一次世界大戦中にANZACの人たちがたくさん亡くなってしまったので、追悼の意を込めて、1921年から祝日になりました。この日は、追悼だけでなく、数少ない生還した兵士たちの勇気と栄誉を讃える日でもあります。
また歴史的背景から、反戦に対する思いを確認、新たにする日にもなっています。
軍隊の名の通り、祝日はニュージーランドだけでなく、オーストラリアやその他周辺のパシフィックアイランドでも祝日のようです。
また追悼のための祝日なので、もちろん追悼式もあります。
オークランドで、最も大きな追悼式は、やっぱりオークランドミュージアム(博物館)のDawn Service(ダウンサービス、夜明けの儀式)です。
夜明けというくらいなので、朝早い。。。
スタートは6時から。結構な人が集まるので、30分前には到着している必要があります。
せっかくの留学なんだから、ニュージーランドにいる間には、一見してみたい。とは思っているものの、なかなか早起き出来ない私。
実際に行ったことないですが、
博物館に向かって行進
↓
儀式やスピーチ
↓
会食形式の朝食
という流れのようです。
行進には、数少ないですが、当日参加出来る枠をあるようなので、確認取ってみるといいかもしれませんね。その場合には、もっと早起きして、用意が必要なようなので、よく確認してみてください。
もちろん、早起きが苦手な人。寝過ごしてしまった人などには、11時からCivic Service (シビックサービス)もあります。
国民の祝日なので、博物館以外にも、全国各地で追悼式は行われています。
時間が決まっているわけではないので、場所によっては、午後に開催しているところもあるようなので、色々調べてみるといいかもしれませんね。
もしかしたら場所によって、すこしずつ特色が出るかもしれません。
そしてAnzac Dayならでは・・・といえば、もう一つ。
1日中、軍機が空を飛んでいること。
嘘か、本当か、昔のホストマザーの話によれば、第一次世界大戦中に使用していた本物の軍機もあるそうです。
一機だけでなく、色々な形のフォーメーションを組んで飛んでいるので、一見の価値あり。
1日中、オークランド全体を飛んでいるので、オークランドにいる人は、ぜひ見てくださいね。
(サリー)