
実家のある東京。やっぱり都会感がすごいですね。
新宿や渋谷の人の多さには、びっくりです。生まれも育ちも東京の私ですが、もうオークランドに慣れてしまった私には、結構きつかった。

今回は、祖父母のいる田舎にも行ってきました。
東京を離れてみると、いっきに田舎感。なんだか落ち着いてしまう私。

オークランドは、日本の田舎に似ているのかもしれませんね。
留学当初は、オークランドはごちゃごちゃしている。少し買い物しに行くと、必ずと言っていいほど、店員さんに話しかけられる。
日本の田舎でも一緒。
店に入れば「今日は雨降ってたねー」とか商売に全然関係ない話をしてくるあたり。本当に下町っぽいよさがあるなーと思いました。

オークランドでの留学当初は、不安と怖さでいっぱいでしたが、今はそんな田舎感が心地よい。
なんだか心がほっこりしてしまう雰囲気。

すこし、英語が上達すれば、店員さんに声かけられても怖くない!
それよか、うっとうしいぐらいに助けてくれますしね。
東京のような都会では、なかなか見れなくなったシーンもたくさん遭遇します。
帰りのバスの中、ほとんど英語が喋れない人なんかにはバスの運転手のおばちゃんが、ほかの乗客をほったらかしにして、次の乗り継ぎのバスまでついて行ってくれたり。

ネットがつながらない、ホテルへの電話する手段がない!といえば、電話を貸してくれたり。

思いやり、助け合いの精神が、まだまだ根付いている証拠ですよね。
都会に住んでいると、失ってしまった「なにか」がわかるような気がします。
また、すれ違ったら挨拶。っていうのもほほえましい。
日本の田舎に行くと、おじいちゃん、おばあちゃんが、いつも挨拶してくれます。

挨拶は気持ちいいもの。
オークランドでも、ちょっとした顔見知りはもちろん。すこし郊外にいけば、全然知らない人にも、挨拶してくれます。
こうやって考えると、日本の田舎も、オークランドも、同じようなことがたくさん起こっているし、同じような雰囲気。
日本で都会に住んでいた人が、オークランドに来ると「やることがなくて、つまらない」って言っています。
でも、ニュージーランドいちの都会と言われているオークランドでも、まだまだ田舎。
少し郊外に行けば、さらに田舎。
せっかくのニュージーランド。都会とは全く違う、田舎ならではの雰囲気や人とのふれあいを楽しんでほしいです。

(サリー)