
釣りをする人はしっていると思いますが、ニュージーランドでは地域別に釣っていい魚のルールがあります。
1日にどれだけ釣っていいのか。
各種類の魚の最小サイズはどれくらいか。
魚だけでなく、エビや貝類にもルールあります。
たとえば、オークランド周辺で鯛に関するルールだと・・・
全長30cm以上
1日7匹まで持ち帰りOK
30cmっていえば、かなり大きめの鯛ですよね。
釣り場に行くと、5cmくらいの小さなベビー鯛は、結構な頻度で釣れたりします。
もちろんルールがあるので、さばくことも、持って帰ることも出来ません。
でも、ここで少し考えてみてください。
手のひらよりも小さな鯛を釣って、食べよう。って思いますか?
まだまだ小さな子供。本来は30cm以上の大きさになって、海を泳いでいるのに、小さなうちに食べちゃいますか?
釣った本人が食べきれないほどの魚を持って帰る人を見て、どう思いますか?
ルール以前にモラルの問題になりますよね。
もちろん、文化が違えば、常識も違う。
ルールに従わなくてはいけない。
でも、いったん立ち止まって、よく考えてほしいです。

みんながモラルをもって、釣りをしていれば、ルールなんかなくても、楽しく釣りが出来る。
魚たちがいなくなる。なんてこともなくなるはずです。
本来の大きさまで、成長して海で泳いでいてほしいですよね。
でも、ルールがたくさんあるってことは、みんなのモラルが薄れてきているってことの表れかもしれない?と思ったり。
リミットのない魚でも、モラルをもって接してほしいです。
楽しい釣りをいつまでも出来るように、モラルを持って、ルールを守っていきましょう!
と、気難しい話はここまで。
モラルがどうのこうの、と言ってもやっぱりルールを知っておくのも大事。
ということで、ニュージーランド政府から出ている釣りに関するサイトをご紹介。
ウェブサイトから、釣りをする地域を選択。
詳しいルールパンフレットをダウンロード。
または
中にはルールがわかりやすいアプリになっているので、釣りに出かけるひとは、ダウンロードしてからお出かけしてくださいね。
知らないでは済まされない。

もしも、ルール違反をしてしまったら、罰金をはじめ、車やボートが取られてしまうので、必ずチェック!
逆に目に余るほどのルール違反を見つけた時には、すぐに電話かメールで知らせましょう。
Travel & Recreation
https://www.mpi.govt.nz/travel-and-recreation/fishing/fishing-rules/
(サリー)