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2017年01月30日

アジア人はデメリット?

先日の「文化の違い」に引き続き、就活ワークショップを受けていて、感じたことをすこ〜しまとめてみます。

1. 履歴書の手書きはご法度
2. 経験重視

ここまでは、前回のブログを見てくださいね。

3.「何をしたか」ではなく「何を達成したか」
これは、ワークショップ内で理解するのは、すこし時間がかかりました。

日本の履歴書はどちらかというと「何をしたか」を重視。

つまり、どんな高校や大学の出身か。今までどんな仕事(正社員、アルバイトとわず)をしたことがあるか。事実をリストアップしていく形ですよね。
そして面接で初めて、そこでどんな仕事をしてきたのか、を説明出来ますよね。

それに対して「何を達成したか」。例えば・・・・
・オークランド大学ではスポーツ科学を専攻し、グループワークのプレゼンでAグレードを取ることが出来ました。
・グループワーク内では、お互いの意見を理解するために、コミュニケーション能力を身につけました。
・またプレゼンするにあたり、パワーポイントスキルも身につけることが出来ました。

という感じです。違いがわかりますか?

経験から、どんなスキルを身につけたか。が大事なポイントですね。
どんなスキルを書けばいいんだろう?どこを強調したらいいんだろう?

そこで次のポイント。

4.Job Description(要項)の取り寄せ
確かに日本でも、募集要項内には必要なスキルや資格の記載がありますが、ニュージーランドの要項には、想像以上の「必要なスキル」が書かれています。
しかもネットに広告されている要項は、ほんの一部。

ということで、取り寄せが必要。
会社のホームページから、自身で調べるパターン。
メールを送って、直接送ってもらうパターン。

そこから、文章を解読して、会社の求めているスキルを履歴書に全部!!書かなくてはいけません。

と、こんな感じで日本の就活と違うスタイル。

これらはニュージーランド現地の学生にとっては常識。私たちアジア人には、その常識を身につけるところから始まります。
英語が第二言語ということをはじめ、この常識もアジア人にとっては、デメリットになるかもしれません。

でも英語も常識も、時間をかけて準備すれば、きっと克服できるはず。

もちろん、デメリットばかりではありません。

・バイリンガル(ビジネスレベルの英語でok)
・文化の違いを理解できること
・違う環境下でも柔軟に対応し、適応することが出来る。

などなど。考えればメリットもあります。

どこで就職するにしても、自分の強みと弱みを分析しておくことは重要そうですね。

(サリー)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2017年01月26日

文化の違いは大きいもの

夏休みといえど、大学ではサマースクールやワークショップが、たくさん開かれています。
すこ〜しずつ、にぎわい始めている大学キャンパスです。

私も、夏休みといえど、無駄には出来ないので、ワークショップに参加。
大学キャンパス内で、大学スタッフにやってもらうワークショップなので、もちろん大学生は無料で受講出来ます。

色々なワークショップがありますが、私が参加しているのは、
・English Workshop(英語ワークショップ)
・Career Workshop(就活ワークショップ)

の二つ。どちらも、今年の目標で、頑張って実現したいので、夏休みなんて返上。

頑張ってます。

英語のワークショップは、語学学校よりも、すこ〜しだけ読み書きを重視しています。

たとえば・・・
文法をはじめ、文章を書くときに、どのようなテクニックを使ったら、文字数が多くなるか、どうしたらかっこいい文章になるか。

英語の文章を読むときに、どんなことに注意して、どのキーワードに注意して読んでいくと、文章の理解が深まるか。

とか。
語学学校だと。もう少しスピーキングがベースになっているところが多いように感じます。

このワークショップではもちろん、読み書きについて、教えてもらいますが、その中で発言もしたりするので、スピーキングも重要。

そして、今回のメイン。

就活ワークショップ。

就活と一言で言っても、仕事の探し方、履歴書の内容・書き方、面接の対応などなど。
やることは盛りだくさん。

この中でも、日本とまったく違うのは、やっぱり履歴書ですね。

日本の履歴書って、フォーマットが決まっていて、それに沿って「手書き」で書きますよね。
ニュージーランドでは、手書きはご法度。
手書きの履歴書の時点で、読んでもらえません。

というのも、履歴書のフォーマットがないことで、自分で作ったデザイン、見やすさのフォーマットを、相手に見てもらうというコンセプトがあるからです。

そこから、面接官たちは、色々なことを読み取るんですかね。

ほかにも、履歴書の中で重視する内容は、Experiences(経験)

バイト、インターンシップ、ボランティアなどから、何を学んできたのか、どんなスキルを身につけたのか。
それらが、面接を受けている会社にとって、どんなメリットがあるのか。
ちゃんと働けるのか。などなど。

もし、仕事を探す時点で「経験がない」となれば、大きなネック。なかなか面接にはたどりつけないようです。

もちろん、日本でもこの経験はとても大切だと思いますが、重要度がまったく違う。

毎日、大学で過ごしているだけでは、なかなか気づかない文化の違い。数年たっても、まだまだ出てくる違いには驚かされます。

(サリー)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2017年01月23日

どんな科目を勉強しよう

昨年末、学生ビザを取得するために、ビザ申請に必要最低限の科目数(出席日数や今まで全科目合格していた、最低3枚)をテキトーに選択。

そしてビザの申請。

無事にビザの申請も終えて、次のセメスターも学生としてニュージーランドにいられることになったので、次はちゃんと履修するコースを選択。

普段は、こんなめんどくさいことはせず、取りたい科目を計画的に履修していたのですが、ステージ3(最終学年)の科目になると、履修したくても、すぐに履修出来るわけではないので、まずはビザ申請を優先しました。

なんてめんどくさいんだ!

というのも、私が履修したいコースはEXERSCI 309 (Exercise Science Practicum)という科目で、今まで受けていたような講義と実習の繰り返しの科目とは違います。

自分でやりたい分野の先生に個人的に連絡を取って、実際に研究に携わってみる。
テストがない代わりに、プレゼンや研究成果発表や論文の書く量は、かなり多いらしい。
しかも、自分自身で学期中の計画を立てて、それに沿って行動。

つまり「全部、自分次第」

科目を申し込むのも、やりたい研究分野に携わっている先生に直接、指導者になってもらえるか頼まなくてはいけません。

これがまた、結構大変。
連絡を返してくれない先生。
自分の研究が忙しくて、指導することが出来ない、と断られたり。
やっと先生が決まった!と思っても、科目要件に合っていなくて、履修出来なかったり。

なかなか申し込みまで時間がかかっています。
履修するまで、こんなに大変だとは。

先生探しを始めてから、早1か月。早く指導してくれる先生を見つけて、申し込みしたい!
とりあえず連絡しまくるしか、ないですね。

もちろんScience Faculty (科学系)だけでなく、Business School(ビジネス系)でも面白い科目を見つけました。

大学が見つけてくれるインターンシップのような科目です。
まず申し込みは、先生に直接(普通は大学のシステムを使ってオンラインで申し込み)。
今までの成績(GPA)と履歴書を提出。
書類審査に合格したら、面接。

まるで就職活動のようですよね。
大学の先生なので、ある程度は顔見知りのようですが、それでも緊張しますよね。しかも英語で面接。

面接にも合格したら、先生が大学システムを利用して、申し込むをしてくれます。

と、こんな感じでステージ3の科目は、バリエーションが豊富。

自分が何をしたいのか、明確になっているとスムーズに進むのかもしれませんが、それでも色々と難関が立ちはだかっています。

でもこれを乗り越えたら、やりたい科目を履修することができるので、粘っていきましょう!

(サリー)
posted by キックオフNZ at 04:00 | Comment(0) | NZ Life

2017年01月19日

まずは準備

今年は転機の年。大学卒業に、就職活動。

卒業後の進路がまだ決まっていない私ですが、まずどこで就活するか考えなくてはいけません。
正直、ニュージーランドで働いてみたいな〜という気持ちももちろん。でも難しそう。簡単な道ではないだろうな〜

英語で面接とか、その後受かったとしてもコミュニケーション出来るんだろうか
ネイティブじゃないのに、就職ビザが出るのか
そもそも、ニュージーランドで仕事はあるのか。

でも、そんなことで悩んでいる時間もない!
とにかく、出来ることは今のうちから、やっておいて、就活サイトに目を光らせておこう。

ということで、まずは出来ることといえば・・・

やっぱり英語ですよね。
日本で就職するにしても、英語のコミュニケーション能力が高ければ高いほど、就活の幅が広がるはず。

ということで・・・
やっぱり、ここで活躍してくれるのが、大学でやっているLanguage Exchange(言語交換)、通称LEX。

大学が始めたFacebookグループのひとつ。
グループ内で、勉強したい言語と、ネイティブまたは話せる(教えることが出来る)言語を投稿します。

私だったら
「日本語ネイティブ。英語をもっとスムーズに話せるように練習したいです。よかったらメッセージください」
みたいな感じです。
もちろん英語で投稿。

1週間くらいすると、何人かから連絡が来ます。

LEXは大学がやっていると言っても、Facebookグループのひとつなので、大学生以外にも参加している可能性もあるので、ちょっとだけ注意を払っておいたほうが安全。
不安だったら、メッセージで色々確認してから会ってみるのがいいですね。

ここで確認しておいた方がいいのが
・何をしてる人か(大学生、卒業生、スタッフなどなど)
・なんで言語の勉強をしているのか(履修している、課題を手伝ってほしい、しゃべれるようになりたい、もっと発音をよくしたいなど)
・勉強方法(どうやって教えたらいいか、どうやって教えてほしいか)
・会える頻度はどれくらいか

なんのために勉強しているかによりますが、スピーキングや単語力を上達させたい私にとって、短い時間でも毎日会えるような人がベスト。
しゃべっている中で、文法を直してくれたり、新しい単語を教えてくれたり。
1回目に会うときに、色々と確認しておくことをオススメします。

とこんな感じで、私も一人LEXパートナーをゲット。
おしゃべりな子なので、私も負けないようにたくさんしゃべって、たくさん教えてもらおうと思います。

(サリー)

posted by キックオフNZ at 05:00 | Comment(0) | NZ Life

2017年01月16日

明けましておめでとうございます

A Happy New Year!!
明けましておめでとうございます。

みなさんは、どんな年末年始を過ごしましたか?
日本、ニュージーランド?家族と友達と?

去年はノースショアまで行って、少し遠くからシティのカウントダウン花火を観賞。その場に集まった人たちと、一緒にカウントダウンして過ごしました。

今年は「シティで間近から、カウントダウン花火をみるぞ!」と意気込んでいましたが、いざ大晦日当日。
昼間に、はしゃぎすぎたのか、夕方から昼寝。気づいたら23時。

「今から用意したんじゃ、間に合わない・・・ガーン」

ということで、特になにもすることなく、年越しそばを作って、ニュージーランドにいるのに、日本らしい年明けを過ごしちゃいました。

あっという間に過ぎてしまった2016年ですが、2017年は(単位を落とさなければ)卒業予定。就職活動もしなくてはいけないし、節目の年になりそうです。
またまた、あっという間に過ぎちゃいそうですよね。

あっという間の中にも、自分の成長が見れるような1年にしたい!

やっぱり抱負ですよね!
ということで、私の抱負を発表。

・IELTS 7.5 (すべてのバンド7.0以上)・・・少し高めの設定ですが、就活で必要になりそうなので、出来るだけ早く達成したい

・大学の科目、1つでもいいからA+を取る・・・これは、IELTSよりも難易度高いかも。今まで2年間、勉強しかしていなかったつもりですが、1番高い成績でもA。すべての課題やテストを90点以上を平均して、取らなくてはいけない。結構大変だけど、最終学期だし、最後の力を振り絞って勉強したいと思います。

・就職活動!!!・・・具体的に決まっているわけではないですが、出来るだけ早く進路を決めて、早めに仕事を始めなくてはいけないですよね。

去年よりは具体的な抱負になりましたが、今年は全部達成できるようにしたいですね。難しい目標ですが、お正月には縁起の良いこともあったので、きっと大丈夫。

2016年すっと失敗していた、シュークリーム生地作り。なかなか膨らまないものなんですよね〜
でも3度目ならぬ、5度目?くらいの正直。
オーブンの前で祈り続けて、開けてみると・・・お正月には、ついに成功!!!

失敗は成功のもと。
たくさん失敗していたら、くじけてしまいそうですが、シュークロームだけでなくて、きっと勉強も同じ。
たくさん挑戦して、最後には必ず成功してみせます!

みなさんも2017年、自分の抱負に向かって、がむしゃらに頑張っていきましょう!!

(サリー)
posted by キックオフNZ at 06:00 | Comment(0) | ニュージーランド
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