1. 履歴書の手書きはご法度
2. 経験重視
ここまでは、前回のブログを見てくださいね。
3.「何をしたか」ではなく「何を達成したか」
これは、ワークショップ内で理解するのは、すこし時間がかかりました。
日本の履歴書はどちらかというと「何をしたか」を重視。
つまり、どんな高校や大学の出身か。今までどんな仕事(正社員、アルバイトとわず)をしたことがあるか。事実をリストアップしていく形ですよね。
そして面接で初めて、そこでどんな仕事をしてきたのか、を説明出来ますよね。
それに対して「何を達成したか」。例えば・・・・
・オークランド大学ではスポーツ科学を専攻し、グループワークのプレゼンでAグレードを取ることが出来ました。
・グループワーク内では、お互いの意見を理解するために、コミュニケーション能力を身につけました。
・またプレゼンするにあたり、パワーポイントスキルも身につけることが出来ました。
という感じです。違いがわかりますか?
経験から、どんなスキルを身につけたか。が大事なポイントですね。

どんなスキルを書けばいいんだろう?どこを強調したらいいんだろう?
そこで次のポイント。
4.Job Description(要項)の取り寄せ
確かに日本でも、募集要項内には必要なスキルや資格の記載がありますが、ニュージーランドの要項には、想像以上の「必要なスキル」が書かれています。
しかもネットに広告されている要項は、ほんの一部。
ということで、取り寄せが必要。
会社のホームページから、自身で調べるパターン。
メールを送って、直接送ってもらうパターン。
そこから、文章を解読して、会社の求めているスキルを履歴書に全部!!書かなくてはいけません。
と、こんな感じで日本の就活と違うスタイル。
これらはニュージーランド現地の学生にとっては常識。私たちアジア人には、その常識を身につけるところから始まります。

英語が第二言語ということをはじめ、この常識もアジア人にとっては、デメリットになるかもしれません。
でも英語も常識も、時間をかけて準備すれば、きっと克服できるはず。

もちろん、デメリットばかりではありません。
・バイリンガル(ビジネスレベルの英語でok)
・文化の違いを理解できること
・違う環境下でも柔軟に対応し、適応することが出来る。
などなど。考えればメリットもあります。

どこで就職するにしても、自分の強みと弱みを分析しておくことは重要そうですね。
(サリー)