
みなさんは知らない英単語に出くわしたらどうしますか?
以前にもチラッとご紹介しましたが、私は普段なら、そのまま調べず、文章の内容から推測して、なんとなくで文章を読んでいきます。
もちろん、どうしても文章が理解できないときは、和英でも英英でも辞書を使いますが。
テスト勉強ともなると、難しい英単語の連続。しかもその英単語も書けるようにしなくてはいけない。

不思議なのは、英単語だけで覚えようとしても、なかなか覚えられない。

日本語と一緒に覚えるとイメージと一緒に覚えられるからか、英単語を覚えやすくなる。不思議ですよね。
ということで、和英辞典を使いまくって、わからない単語をなくす!
でもここで問題!
日本語を文章に当てはめて読んでみるけど、なんか文章の意味がしっくりこない。
いくつか和訳の候補があるけど、全部当てはめてみるけど、意味がわからない・・・。
としょうがないから英英辞典の登場。
日本語でパッと意味を調べるのと比べると、時間がかかってしまうし、なんとなく頭に残らない。

でもここで気付いたのが・・・
日本語で訳すことの出来ない英単語の存在。
例えば「疲れた」という表現。
日本語だと「疲れた」という表現があるだけで、どれくらい疲れたのか表現できないですよね。出来たとしても、「とても」とか「まあまあ」とかを付けて、度合いを表すことくらい。
英語にすると tired, exhausted, burn outとか。
さあ、どれを使う?それぞれどうやって使うか知っていますか?

Veryとかlittle とか度合いの表現を付け加えなくても、単語だけで表現できるところに注目してください。
Tired・・・疲れた。
これを基準にして疲れたの度合いを表しましょう。
Exhausted・・・体力的に疲れた。動けない。
Burn out・・・燃え尽きた。体力も精神も使い切って、疲れてしまった。
といった感じです。

このように、和訳してしまうと、全部「疲れた」と訳されてしまう。でも微妙にニュアンスが違う。
このニュアンスが英語を読んだり、書いたり、話すのに必要。
たまには、英英辞典を使って、この小さな違いを覚える必要があります。
この小さな意味の違いが、意外とあとから大きな違いになる。
小さなことの積み重ねは、すぐに大きな違いとなって表れる。
普段から推測して理解するのも、必要ですが、たまには英英辞典を使って、小さな違いをしっかり覚えるのも、効率的な英語の勉強方法かもしれませんね。

(サリー)