今回は、実際にスペシャリストに行った時の話をご紹介します。

そもそもスペシャリストってなに?
ニュージーランドでは、まず病気やケガをした場合には、General Physician (GP)というお医者さんにかかります。
日本では、どこに異変があるのか自分で判断して、その症状にあった専門医の病院へ行きますよね。
ニュージーランドではGPに行くので、簡単は風邪やアレルギーなんかに関しては、GPで薬も処方してくれるので、軽い症状ならGPで終了。

同じ症状が、処方箋薬でも治らない場合や、GPが重症と判断した場合にはSpecialist(スペシャリスト、専門医)に紹介状を書いてもらいます。
私の場合は、留学生活を始めてからアトピーが再発。正直、日本にいた時よりも、症状がひどくなってしまっていました。
GPへかかると、処方されたのは今まで使用していたステロイドよりも弱めのステロイド。
10か月近く、その処方されたステロイドを使用しても、なかなか症状は良くならず、スペシャリストに紹介状を書いてもらいました。
なので、今回のスペシャリストはDermatologist(皮膚科)です。
初めてのスペシャリストだったので、ドキドキ。
実際行ってみると、普通の一軒家・・・え?ここでいいのかな?とさらに不安。

でも一歩中に入ってみると、まるで病院です。
お医者さんもナースの人も誰も白衣を着ていない。
日本とまったく違うな〜と思って言ると、名前を呼ばれて、診察室へ。
とってもフレンドリーな先生だったので、ちょっと疑問に思ったことを質問してみても、ちゃんと答えてくれました。
15分ほどでしょうか。
しっかり診断してもらってから、いざ会計へ。
全部自己負担なので、いくらになるんだろう?と不安。
私の場合は335ドルでした。

結構しますよね。
スペシャリストでもお医者さんによって、請求される初診料は異なるようなので、もし安くすませたいのなら、予約を取る際に聞いてみてもいいかもしれません。
もらった処方箋を片手に薬局へ。
この処方箋のシステムは、日本と同じように、どの薬局に行っても薬を渡してくれます。
ここも全部自己負担。
ステロイド5本分で140ドルでした。
合計500ドル弱。
保険請求すれば返ってくると思いますが、1日でこの出費は大きいですね。
ということで、短期留学の方で持病をお持ちの方は、ぜひぜひ日本でお薬をもらってから留学することをオススメします

(サリー)