
今学期に入って、初めて英語のネイティブではない先生の講義を受けています。

正直、ネイティブの先生に比べると・・・
聞き取りにくい
同じ時間内での情報量が少ない
どこを強調しているのかわからない
内容が難しいからか、内容もさっぱり
とか、不都合はたくさん。

ネイティブの学生の反応を見ていると、少しイライラしているようにも見えるし
質問された時の反応も少し薄いような気もします。
でも一方で、こういう先生が近くにいると、私のようなネイティブでない留学生を、少しポジティブにさせてくれます。

何年も英語圏の国で、勉強したり、先生として講義したり、もちろん生活もしているわけです。
ネイティブのようにペラペラにしゃべっているわけではありません。
でも伝えたいことは、ちゃんと伝わっているし、なによりもコミュニケーションは取れている。
この「コミュニケーション」というのが、言語の最も重要なところ。

私の考えるコミュニケーションは「意見を交換する」
IELTSでも使える英単語の多さやイディオムなども、採点されますが、もっと重要視されるのは言いたいことが試験官にちゃんと伝わっているか、話している内容が支離滅裂になっていないか。
講師になるということは、その分野ではなんらかの功績を残しているわけです。
だからこそ、英語がネイティブのように話せなくても、自信をもって講義をしたり、英語圏での生活を送れる。
この「自信」というのは、「コミュニケーション」をするうえで大事な要素になるのかな?と先生を見て感じたのです。

私なんかは、「自分の言っていることが、ちゃんと伝わっている自信がない」・・・自分がなにかを言った後は、くせで「今のわかった?伝わった?」と確認してしまうくらい。
もちろん日本語では、そんなことしません。
ということは英語に自信がないということ。
自信があれば、もっともっと発言することが出来る、つまりコミュニケーション能力が上がるんだと思います。

どうやったら英語をしゃべれるようになるんだろう?
こんなに一人で、参考書に向かって勉強していても英語はしゃべれるようになるのかな?
英語を勉強している人たちなら、この壁にぶち当たったことはあるんじゃないでしょうか?
英語に対する自信以外にも、ほかの分野で自信をつちかうことが出来れば、英語のコミュニケーション能力につながるのかな〜と思ったのでした。

(サリー)