
結果に不安は残るものの、そんなのはどうでもいいです。試験のことは忘れて、冬休みを満喫したいと思います。
初めて試験中に思わぬことが・・・。
日本でも、試験終了後に書き込みやマークをするのは禁止されていますよね。
ある試験で、学生の一人が試験終了の合図があったにも関わらず、書き続けていたんです。何度か注意された後も、コソコソと少し隠れ気味に。

何度も注意されているのに、よく出来るな〜
でも、結局回収されて、みんなと同じように採点してもらえるんだろうな〜。
なんて思っていたら・・・
「Stop writing any more・・・・ No marks for you!」と!!


(これ以上、書くのはやめなさい・・・採点なし!)
教室中の全員が、思わず一斉にその学生に視線を移してしまいました。
ザワザワ…ザワザワ・・・
初めて見ました。
本当に採点してもらえないのかは、わかりませんが、一人分の解答だけ別に分類されていました。

中には、終了の合図後に少し記入してしまった学生が、試験官に「私の分も採点なしですか?」なんて聞きに行く人も。
本当に期末試験で、ゼロ点だとすると・・・その科目の合格は、すごく厳しいです。

科目にもよるので、一概には言えませんが、期末試験はだいたい全体の40〜65%を占めています。
ということは、今までの課題などでほぼ満点を取っていて、初めて合格ということになってしまいます。
インターナショナル(留学生)は、履修している75%(一般的に1学期で4科目履修するので、3科目)以上、不合格になってしまうと、ビザの申請が出来なくなってしまいます。

そんなにたくさん落とさない。とか思っていても、試験期間になると、4科目も一緒に勉強するのはとっても大変で、落とす可能性ももちろんあります。
もしかしたら、「ビザの申請が出来なくなるかも」というストレスでカンニングしてしまったのかもしれませんね。
以前にも少しブログに載せましたが、インターナショナル学生は地元の学生に比べると、学費も数倍高くなります。
それもストレスのひとつになります。

カンニングしたくなる気持ちは、少し理解出来ます。
合格出来るかギリギリのところにいれば、カンニングだったしたくなるかもしれません。
でも、どんなにカンニングしたくても、やってはいけないこと。
みんな「いい点を取りたい」と思っているところで、一人だけ許されてしまっては、一生懸命勉強している人がかわいそうですよね。
ということで、かわいそうとは思いますが、カンニングにはしっかりとペナルティをしてほしいと思います。
(サリー)