
TECSOLのコースでは、文法というより教え方を学んだので、次は自分の英語力の基礎を固めたいと思い、次の学校へ行きました。
私がこの学校を決めたひとつの理由は日本人がいないこと。
そしてもうひとつの理由は比較的小規模なアットホームな学校であったことでした。
もちろん始めは緊張しましたし、何かを伝えたくても日本語が通じない環境にもやもやする日もありました。
日本語を話したい!そう思う日もありましたが、今思えばこの環境が私にとってとても良い環境だったと思うのです。

英語は伝えようとする気持ちが大切。

私はいつもそう思っていたので、何とかして伝えようと毎日もがいていました(笑)
学校でできた友達と、毎日の出来事について話すときも英語。
でもそれがいつの間にか刺激的に感じるようになっていったのです。
何よりも文化の違いを話すことが楽しくてわくわくしました

授業も文法だけでなく、生きた英語を教えてもらった気がします。
先生はとてもファンキーな人で、NZでの生活、そして生き方まで色々と教えてくれました(笑)
先生は62歳、奥さんは26歳!
とりあえずたくさんの経験をしてきたからこそ、今自分はノーマルだという先生。
私はそんな先生が大好きでした

WritingのコンテストやSpeechコンテストもあり、それがまた違った意味で英語の勉強になりました。
学校によってはアクティビティーも充実しているところもたくさんあります。
私の学校でも色々な場所に連れて行ってもらいました。
だからこそ知れた場所もたくさんありますし、思い出がよりたくさんできました。
次第に楽しさが増してきた英語。
そんな中でクラスが上がり、思いの外IELTSという大きな英語のテストの勉強を主にしているクラスに入ってしまったのです。
このクラスはほぼ全員がそのテストのポイントを必要としている人ばかり。
全く違った環境になったのです…。

またまたはじめは緊張。
自分で手ごたえを感じ始めていた英語だったのに、また頭を打った気分でした。
そして真剣な眼差しで授業を受けている他のクラスメイト。
自分よりはるかに英語ができる人たち。
でも、逆にその環境にまた刺激され、より英語を頑張ろうと思えるようになったのです。

それからしばらく英語と毎日戦う日々が続きました。
一言で表すと「寝ても覚めても英語」まさにそんな状況でした。
しかし頑張った分だけ自分に返ってくる。
これは事実だと思うのです。
その結果テストで表彰してもらったり、誉めてもらったり。
どんどん英語に対しての自信が出てきたのです。
そして自分で一番驚いたことはその大きなテストIELTSを最終的に受けたこと。
頑張った成果を自分で見てみたくなったのです。
人生で一度も英語のテストに興味が持てず、その道を避けてきた私。
だからこそ、こんなに英語に魅了されてテストまで受けるなんて思ってもみなかったのです。
学校での経験は私にとっては一生の宝物です。
何よりも英語をより大好きだと思えるようになるきっかけをくれたところなのです。


(Rin)