それはコーヒー




日本でもcaféが大好きであちこちのcafeに行っていましたが、実のところ私はコーヒーが苦手で、caféに行っても頼むのは紅茶かcaféごはんかワインくらいなもんでした。
たまに飲むコーヒーといえば、かろうじてスタバで甘くmixされたダークモカフラペチーノか抹茶ラテ。
抹茶ラテに至ってはもはやコーヒーですらないですけど!!

苦い味だけでなく、コーヒーとミルク両方に体が合わないお子様体質なのか飲むとお腹が痛くなってしまうんです。

しかしNZに来て語学学校に通っていた頃の日常といえば
語学学校→とりあえずcaféで意味なくだべる→なんとなく韓国料理を食べに行く
というローテーション。

理由は、オークランドはcaféだらけなのと特に時間を潰せることがないから。
でも、コーヒーを飲んでみると…美味しい!!

とはいっても最初飲んでいたのはチャイラテかモカチーノ。


チョコが入っていれば問題なく飲めました。お腹はちょっと痛かったけど…
それでもなんだか日本より美味しい?

苦手な私でさえ美味しいと感じるほどに。
今ではコーヒー中毒かというくらいコーヒーを欲し、毎日flat whiteを飲んでいます。

それもそのはずNZはコーヒー大好きな国。
大きな街に限らずお店が集まる所にはもれなくcaféがあります。

好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、コーヒーを愛して病まないこの国のコーヒーは激ウマです。
もう一回言います。劇的にうまいんです!!



日本にいた頃はコーヒーにあまり興味がなかったので気にしてみたことがないんですが、それでもドリップするタイプが多いんじゃないでしょうか。しかしNZはどんなに小さなcaféでもコーヒーを出すお店の95%にエスプレッソマシーンがあります。
そしてミルクを蒸気でスチームして作ったクリーミーな泡を注いで頂きます。
なんだか面白そう…

NZでしたいことそのB:できることを増やして帰りたい
私の信念

“楽しそうなことはなんでも挑戦してみよう!!”
ということで、バリスタの資格を取りました!!!
たった4日間で取れてしまう名ばかりの資格ではありますが、NZ政府認定の国家資格です。
私が取得したのはHSIというホスピタリティをはじめとする専門学校が提供する国家資格で、
コーヒー豆の構造や起源、
コーヒーの抽出方法や乾かし方など歴史的・知識的な座学から、
コーヒーの淹れ方、
ミルクのスチームの仕方
など実践練習を積んだ後、筆記試験と13分で6種類のコーヒーを入れるという実技試験に合格して晴れて資格がもらえるというものです。

授業はもちろんすべて英語。聞きなれない単語の嵐でちんぷんかんぷん。
それでもなんとかゲット

実はバリスタはNZで人気の資格で様々な学校で取得することができます。
国家資格ではないところも含めると3日〜4週間ほどで費用は$300~700くらいで取れちゃいます。
もちろん必要なのは経験なので資格だけあっても意味がないのですが、私にとってはふっと湧いた興味をぐーんと広げてくれたいい門戸になりました。(ちなみに経験があれば資格がなくても問題なく働けます!)
コーヒーと両想いの街でバリスタとして働けたらかっこいいなぁ

と思って取得した資格ですが、そんなに甘くありません!
バリスタになるのはコーヒーの様に苦い道。
kiwiを満足させられないバリスタは無用なので、経験がないと雇ってもらえません。
経験がないと雇ってくれないのにじゃあどこで経験を積んだらいいんだ!!
どこか経験を積ませてもらえるところ…
交渉してまわった結果、今は仕事の間にとあるcaféで、閉店作業や雑用のお手伝いをする代わりにコーヒーの勉強をさせてもらっています

仕事の中休みの時に行くのでハードではありますが、エスプレッソマシーンに触る機会があるだけ幸せ

さてさて、ブログの前半に出てきた“モカチーノ”や“flat white”
馴染みが薄い人がいるのではないでしょうか?だって日本にflat whiteはありませんから。
しかしNZでは王道中の王道。
メニューの名前が日本と少し違うんですね。NZで「アメリカーノ」と注文しても通じません。
すっかり熱くなってしまって書ききれないので今回はここまで。次回はコーヒーのメニューについてご紹介したいと思います。これを読めばNZのcaféで「??」とならずに済むはず!

(coffeeの鬼 tami)