

NZの空模様は変わりやすく、雨が降っていても


私が到着した6月と7月は最も降水量が多い月です。

この時期の平均降水量はオークランド・ロトルアで約130~150mm,クライストチャーチで約50~70mm程度なので、日本(東京・大阪で約150~200mm)に比べると同じかやや少ないです。
長時間降っている事が少ないからでしょうか?
雨の多い時期だけどすぐに止むおかげで、到着から実に2週間近く、私は毎日虹を見ることができhappyでした!
それくらい、NZでは虹は珍しいものではないようです。
実際虹が出てはしゃいでいるのは私だけでした。

さて、ワーホリを考えている時、webサイトやブログなどで、“NZの人は傘をささない”としきりにかいてあるのを見ました。1年分の荷物のはいったスーツケースの重量が、手荷物の重量オーバーすれすれになりそうだったので、疑わしい気持ちが半分あったものの、必要なら現地で購入すればいいと、傘は荷物に入れないことにしました。
オークランドに無事到着すると冬に差し掛かる季節も相まって天気は雨。

空港まで送迎に来てくれた運転手さんと、市内まで少しおしゃべりしました。
NZの最近のニュースや、日本での住まい・お仕事のお話などなど。

その中でおもむろにどんより暗い窓の外を見ながら運転手さんは続けます。
“こっちの人はねー雨が降っても傘ささないんですよ〜”
“Webサイトで見たけど本当なんですね、じゃあ傘は持ってこなくて正解だったんだ。”

その運転手さんの話では、NZの天気は変わりやすく、雨が降りだしたと思えばすぐにやみ晴れ間がみえる。そんなころころ変わる天気と、傘を持つのが煩わしくて嫌いなkiwiの性質から、雨が降っても傘をさす人はほとんどいないらしい。
なんなら傘をさしていると、他の人はさしていないから逆に目立ってしまうとのこと。
軒下で雨宿りするか、洋服のフードをかぶってダッシュ!
でもきっとホームステイの家の近くは住宅街なので、雨宿りする場所もなさそうだし、傘がさせないと不便だなぁ…と心配。

さらにNZについてからこちらで買うつもりでいた傘も、みんながみんな必要ないのならどこにも売ってないのでは?


しかし郷に入っては郷に従えといいますから、早くNZにかぶれたい私は、大粒の雨をたくさん抱えていそうな灰色の雲をにらめっこした後、慣習通り傘を持たずにでかけました。

案の定降り出す雨…

小走りになる通行人…

すれ違い、おもむろに傘を開きだす人々…

色とりどりの傘で染まる雨の交差点…

傘!?!?



幻でしょうか?もれなく傘、さしています…


急いで軒下に入ると、コンビニに傘と折り畳み傘がどっさり。


私の二つの心配はすっかり解消されました。

1.雨が降ったら傘をさしてもよい。
2.傘はどこでも購入することができる。
よかったーーーーーー


秋と冬の雨が多い季節、雨は夜から明け方にかけて降ることが多く、日中は降ってもすぐに止むか降ったり止んだりを繰り返すかなので、日本に比べて、傘をささない人も多いようです。
しかし大半が傘をさしているし、あらゆるお店でこうもり傘も折りたたみ傘も買うことができます。降ったり止んだりするので、折りたたみ傘を好んで使っている人がおおいようですね。
(ただし、私が住んでいるのはオークランドで都心部なので、他の地域では運転手さんの言う通り傘をさす習慣がないのかもしれません。NZのオークランド以外に在住で知っている人がいたら是非教えてください!!)
降水量もだいぶ少なくなりましたが、天気予報によると今週はずっと雨。
NZで買った可愛い傘を持って出かけています。

(tami)