最近、毎夜鈴虫の声が心地よく鳴り響いています。
窓を開けて、少し肌寒いくらいの部屋で毛布にくるまる夜の時間が大好きです。
なんか、すっかり深まってきました。秋。……みたいな感じですね。
お洋服屋さんも秋物が立ち上がっているご様子でした。
さて先々週、NZを旅立った友人へメッセージカードを書いていた時に思い出したのですが、NZには実に様々な種類のカードがあるのです。
日本でも既に"Happy birthday"や"Thank you","For you" 等の印字がされているカードは売ってありますが、マルチに使える絵柄のみのカードも多いと思います。
NZでも、誕生日用、祝福用、お見舞い用等、既にメッセージが印字されているカードがあるのですが、その種類分けが実に細かく…。

"Happy birthday"カードひとつとっても、
お父さん用・お母さん用・息子用・娘用・おじいちゃん用・おばあちゃん用・夫用・妻用・甥用・姪用、さらには6th・8th・80th…など、年まで限定されてしまうカードまで…笑。

それが、誕生日用、祝福用、お見舞い用等色々あるものだから、自分の欲しいシチュエーションのカードを探すのに毎回苦労していました。
また、値段も様々で、書店等で見かける凝ったカードは1枚7~8ドル(約490円〜560円)するのもありますが、2ドルショップ等では1ドル(約70円)から買うことが出来ます。


そして値段に関わらず、必ずそのカードに合わせて封筒が付いています。
ほとんどが無地の封筒なので、相手に渡す際、封筒のデザインを自分なりに凝ってみるのも楽しみのひとつですね。
アレンジ次第で格段にステキな封筒になります。

そんなカードのやり取りも、もうほとんどする事無いのかなぁと思うと、少し寂しい秋の始まりでした。
ーTODAY'S LOCALー
学校へ通っていた頃、私のクラスでは卒業する子がいる度にカードを買って、みんなで寄せ書きをして渡していました。
寄せ書きを書いていた側の時は、特に何も思わなかったのですが、いざ自分が貰ってみんなのメッセージを読んだ時は想像以上に嬉しかったです!!
全て英語、かつ多国籍の子から寄せ書きを貰えるなんて、留学して語学学校へ通うならではの事だと思います。
一生大事な宝物がまたひとつ増えました。

…が、しかし。貰ったカードの絵柄をよく見てみると"A get-well wish just for you(あなたがよくなりますように)"
…。うん。ほらやっぱり。難しいんですよね。NZでのカード選び(^_^;)
私は病気かっ!笑

でもそのカードをチョイスしちゃうクラスメイトも含めて、大事な宝物の一つですっ!

(Mai)