最近のオークランドは夏を思わせる日が続いています。
でも、朝晩は空気がひんやりとしてやはり秋なんだなと感じています。
あっと言う間に、今回が最終回となってしまいました。

3ヶ月とは短いもので、もっといろいろお伝えしたいなと思っていたことはあるのですが、伝えきれないことが残念です。
今月で私の学校も終了し、いよいよフルタイムの仕事に就かなくてはなりません。
まあ、その前に卒業しなくてはいけませんが…。
実はまだ卒業までに試験を受けたり、課題を提出したりすることがある状態です。
でも、このままの勢いでなんとかやり遂げたいと思います。

最後ということで学生生活のまとめ、感想をいくつか書きたいと思います。

いつだか、専門分野の英語を勉強していくことが一般の英語の学習、向上にいいということをお書きしたと思います。
今でもその感想は変わりません。
実際に聞いて理解するということに関しては、授業を通して格段に上達した印象を持っています。
それは授業で使う専門的な英語だけでなく、日常使うような文章でも同じです。
ただ、最近は「自分から表現していく」という必要に迫られるようになり、学校の授業だけでは足りないものを感じています。
専門の授業はどちらかというと受け身的なものです。
また、日常ではあまり使わないような言葉や表現も多く見られます。
そのため、日常的な言い回しやよく使う言葉などは授業では学習出来ないことが多いと感じています。
最近は「自分の言いたいことをどう表現するか」に重点を置いて、表現パターンを覚えるようにしています。
文法や単語も大切ですが、フレーズを重視して練習を重ねています。
それが実際にアルバイトの職場やご近所での付き合い、またまたトラブル発生時の業者とのやり取りなど役に立っているように思います。

まだまだフルタイムの仕事を得た訳でもなく、またその保証もある訳でもないので大きなことは言えませんが、とにかく信じた道をひたすらに進んでいくことが重要だと感じています。
失敗しながらも進んでいくことで一歩一歩目標に近づくことができるような気がします。
CVの作成では、知り合いに添削をしてもらいながらこつこつ良いものを作っていったり、面接の受け答えでも失敗を重ねてどう答えるかを覚えています。
時に不安からあれこれ試したくなってしまいますが、一つの目標に向かっていくことが大事なように思います。


学校に関しては、正直今いる学校にがっかりしていることも多くて、事前にもっと調べておけば良かった、話をしておけば良かったと後悔しています。
私の場合は日本からの申し込みで学校を決めて入学しました。
なので、現地に来てから予想と違うということも多かったのでしょう。
時間とお金が許すのであれば、一度現地に来て、在校生などに話を聞くことが大きな助けになると思います。
ニュージーランドに来ている学生さんは親切な方が多いと思います(独断と偏見?)。
少なくとも私の周りの人たちはそうです。
なので、きっと良いアドバイスがもらえることと思います。

ニュージーランドで大事なのはやはりコネクション。
そう、人間関係です。

なので、どこの誰とでも言葉を交わしていく度胸が必要だと思います。
引っ込み思案の私にはちょっと大変なことではあるのですが、そう感じて実践すべく日々努力しております。
「日本人だけ」とか、逆に「日本人以外」とか自分に壁を作ることなく交流をしていくことが大事だなと感じています。
まだまだ私のニュージーランド生活は始まったばかり。
今書いていることも、単なる思い込み、勘違いなのかもしれません。
これからも新しい生活、文化の中で多くを吸収して、成長していきたいと思います。
家族とともに「来て良かった」と思えるようにできることをすべてやっていきたいと感じています。
結果はあとから付いてきてくれると信じています。
最後に稚拙な私の文章におつきあい頂いたみなさんと、管理人さんに感謝を致します。

(しゅう)