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2012年03月29日

ニュージーランドならではの職場

みなさんこんにちは。
最近初対面の人にほぼ100%の確率で「フィリピン人ですか?」と聞かれる、しゅうです。わーい(嬉しい顔)

卒業を前に、私のブログも残り4回程になりました。
早いものですね。


さて、今週でデイライトセービングも終わり、来週4月1日からは日本との時差は1時間縮まり、3時間になります。
いよいよ冬が近づいてきているということですね。雪
最近では朝7時を過ぎても薄暗かったりしてとても朝とは思えない朝がやってきています。

前から思っていたのですが、ニュージーランドの時間設定にはちょっと無理があるように感じます(笑)。

最近では朝7時くらいでもまだ暗いし、夏でも6時くらいになって明るくなってきています。
日本の感覚からだとちょうど1時間ずれているように感じていました。

世界地図をみてもそんなにずれていないのでに4時間の時差はすごいなと感じていました。
でも、仕事を終えて家族と過ごしたり、自分の時間を使ったりするにはこの時間設定の方が良い気がします。
仕事あけでまだ明るいというのは時間的に得した気分になりますよね。晴れ
そのための時間設定なのでしょう。

夏など9時過ぎくらいまで明るいので子どもが『まだ夜じゃないよ』と言ってなかなか寝ないで夜更かしになってしまいました。
子育てにはちょっと困りものでしたね。ふらふら


先日、アルバイト先の職場でニュージーランドらしい、おもしろいことがありました。わーい(嬉しい顔)

私の働いているところはグループホームといって障碍を持つ方が集まって生活をしています。

ニュージーランドでは福祉、介護系施設でのシフトの時間がだいたい決まっています。午前が7時から15時、午後が15時から23時というのが一般的なようです。

私の勤めているところは午前は7時から15時ですが、午後は14時から22時となっています。
なので、午後の時間、14時から15時までは職員が午前、午後両方の分いるため人数が多くなります。

それは引き継ぎ等をするためのようです。

その時のことです。
ある職員がみんなの顔をじぃ〜と見ていました。何かとあったのかと話してみると「みんなどこの国から来たのかがちがう」と言い出しました。

その場に6人いた職員を見てみると、確かにフィジー、サモア、南アフリカ、イラン、ニュージーランド、そして私(日本)。

みんなで母国語で自己紹介しようということになり、少しずつそれぞれの母国語で挨拶をしました。黒ハート
「どの国とどの国は発音が似ているね」とか、「〜っていっていたけどなんて意味」なんて話が盛り上がっていました。

引き継ぎの時間だったんですが…(笑)

でも、その場にいる職員の全員が違う国の出身で、かつほぼ全員が第二言語としての英語でコミュニケーションをしているのはすごいなと改めて感じました。

日本では考えられないことです。
このように、特に福祉、介護分野では民族の多様性が顕著です。
他にもフィリピンやインド出身の職員も多く見られます。

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(3) | ニュージーランド

2012年03月26日

暖房

みなさんこんにちは、しゅうです。
いきなりですがクイズです。わーい(嬉しい顔)

先日辞書を調べていて気がついたことです。
急須と言えばお茶を入れる際に使うものですよね。
では中国語で急須と書くとどんな意味になるでしょうか?
中国人の友人に確認したので確かです!

さて、こちらの冬は寒いです。雪
しつこいようですが、寒いです。雪

気温的にはそれほどでもないのですが、朝晩が冷え込むこと、古い家が多く防寒が十分でないこと、そして単に私が寒がりという条件が重なり昨冬はつらい思いをしました。

私の場合は特にかもしれませんが、家の中で足下が冷えてしまい、勉強に集中出来ませんでし
た。勉強時には寝袋に入って、机に向かっていました。

それはそれで良いのですが、いちいち寝袋を出したり、トイレの度に出たり入ったりするのは大変です。ふらふら


今年は冷夏だったようで、早くも寒さが気になってきたところです。
そこで、前回日本に帰国した際に、買ってきました

「こたつユニット」黒ハート

日本人ならおなじみこたつの赤くなるところ(最近の物は赤くならないらしいですね)、暖かくなる部分のことです。

こたつを丸ごとを持ってくるのは大変なので、そのユニットだけを買って持ってきました。
それなら2キログラムぐらいです。

冬がくる前にコーヒーテーブルとかのちゃぶ台的なテーブルを購入してこたつを自作しようと思っています。
なので、今からこたつに使えるようなテーブルを探しています。

そして、こたつ布団と上に乗せる天板をどうしようかと考えています。
天板は日本で使っているようなこたつ専用のものはないだろうから、自作しなくてはならないでしょう。
もちろん変圧器も必要になります。

完成したあかつきには、今年の冬は昨年よりも快適に過ごせるのではないかと期待しています。わーい(嬉しい顔)

現在は薪ストーブが備え付けられているので、他の暖房器具は必要なさそうです。

次男は何度教えても「いろり」と呼んでいます(暖炉と言いたいらしいです)。

夕方に親子でその薪ストーブの前に陣取って、のんびりと薪がパチパチ燃えているのを眺めているのがちょっとした楽しみです。

その次男は毎日のように「いろり」を催促していますが、まだそれほど必要な寒さではないですね。本格的に寒くなるで、まだしばらく時間がありそうです。


しかし、今住んでいる家は5月には出て行かなくてはならないので、そんな生活もずっとは続かない見通しです。

なので、他にも暖房器具をそろえなくてはいけないなとと考えています。
こちらでは日本でいうエアコンはヒートポンプと呼ばれていますが、非常に高価です。
持ち運びもできないので、当面は賃貸に居住することからも、それは除外。

ガスのヒータは大きいし、小さな子どももいるのでちょっと危険があり、要検討。
オイルヒーターはなかなか暖まらないし、時間がかかるので、それも要検討。

引っ越し先に暖炉、薪ストーブがあれば良いのですが、あまり期待できないですね。
とにかく、引っ越し先を決めてから、本格的に購入を検討したいと思っています。


クイズの答です。
答えは「至急必要な物、事」だそうです。
逆に「日本語ではなんて書くの?」と聞かれました。

なんて表現したら良いんでしょうね。わーい(嬉しい顔)

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(2) | NZ Life

2012年03月22日

NZでの仕事の探し方

みなさん、こんにちは。
しゅうです。

先日気になる記事を見かけました。
あのサウジアラビアが石油輸入国になる?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120307/229558/?mlp&rt=nocnt

もし本当だとしたら、とても大変ですね。がく〜(落胆した顔)

日本についての指摘がありますが、日本だけでなく世界に与える影響も大きいのではないでしょうか?
エネルギー問題は世界にとっての課題です。火力発電によるCO2の発生も問題ですが、安全な処理方法が確立していない原子力の使用にも問題があると思います。


ここ、ニュージーランドは非原子力の国です。黒ハート

発電には火力や水力、風力などが主に用いられているようです。
そのためか、日本に比べて電気料金は高く設定されています。
しかしそのこともあって、みんなあまり電気を使用しないような気もします。


例えばヒートポンプと呼ばれる、日本ではエアコンと呼ぶ空調機器。
ここニュージーランドでは非常に高価な電化製品の一つだと思います。

なので、あまり一般には普及していないように思います。(一般家庭を見学して回っている訳ではないので、正確には分かりませんが…)
室内の明かりも薄暗かったりするし。

今後、人口が増えていき需要が高くなっていくでしょうが、一人一人がエネルギー問題に向き合っていくことがニュージーランドでも必要となっていくのだろうと思います。


さて、話題を切り替え、私のパートタイムジョブについてです。わーい(嬉しい顔)

先日より無事一つの仕事をさせてもらっています。
日本で言うところの知的障害の方のグループホームです。

利用者の方と生活のサポートをしたり、コミュニケーションを楽しんでいます。

その施設はとあるワークショップで通訳ボランティアとしてきていた日本人の方のお知り合いが勤めているということで紹介いただきました。

見学を申し込むと、快く応じてくれて見学に行ったことから始まります。

その後、地方紙で見つけたその施設の求人広告を見て申し込むものの、返事もなく採用されませんでした。ふらふら
それでめげず、ボランティアとして申し込むものの必要でないということで断られていました。もうやだ〜(悲しい顔)

私としては今後、卒業後の就活に必要となると考えてとにかくニュージーランドでの実際に現場で働く経験をしてみたかったのです。

2度挑戦して、願いかなわずで、諦めて他を探そうかとしていたところ、再度インターネットで求人をみて申し込むと、面接の知らせが。

面接で今まで2度、異なる方法でアクセスしたことと、仕事に対する熱意をアピールしました。わーい(嬉しい顔)

そして、見学をアレンジしてくれた方ともコツコツ連絡を取り合い、良い関係を築いていたこともプラスになったと思います。

そのおかげか、雇用に繋がることができました。

人間万事塞翁が馬と言いますが、まさに何がどうなるか先は分からないのだなと実感しました。
先の見通しはなくても、諦めずに進んでいくことが必要なのだと改めて感じました。かわいい

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(2) | 仕事

2012年03月19日

身近な楽しみ

こんにちは、しゅうです。

先日、とあるお店で日本では見ないものを見かけました。わーい(嬉しい顔)

これは何でしょう?

120319_syu.jpg


我が家ではちょうど必要な物だったので、その場で購入しました。
ヒントは普段はあまり使わないけれど、もしもの時にないと困るものです。


みなさんも必ず見たことありますよ〜。
答えは最後に。揺れるハート


さて、最近子ども達のはまっていることは「釣り」です。

私の家から海まで最も近いところでは10分くらいで着きます。
海のない地域に育った私の念願は海の近くに住むこと。
ここ、ニュージーランドでその念願が叶ったという訳です。黒ハート

で、釣りににはその一番近い海岸ではなく、桟橋のある車で25分くらいの海まで出かけていきます。

最近、週末にパートタイムの仕事を始めたので、その前に「ちょっくらいってくらぁ」という感じで親子で出かけられるのがいい感じです!

実は私は釣りはほとんどした事がありません。

なので、詳しい知識は持っていないし、技術もありません。
例えば、釣り竿をヒュッと振って、海にえさを投げ入れることも上手くできなくて、子どもに『お父さんダメだね〜』とかからかわれています。
自分だってできないくせに…。

その桟橋は釣りポイントのようでいつも10〜20人位の釣り人が来ています。満潮を迎える時には30人くらいにはなっているので、ちょっと込み合っている状況です。

そこではkawhaiと呼ばれる鯵のような小さめの魚から、鯛まで釣れるようです。いつか鯛を釣ってみたいです。

釣りビギナーな我が家は周りの人がどんな釣り竿を使っているか、餌は何かなどちら見をしつつ、時には質問をしつつ知識を収集しています。

子ども達も釣れれば更に楽しいようですが、海に釣りにきていること自体がレジャーとなっているので、まあ釣れなくても楽しんでくれているみたいです。
親子一緒に釣り修行中です。

ニュージーランドでは(日本でも?)釣って良い大きさが魚ごとに決められていて、基準以下の魚を釣った場合は逃がしてあげないと行けないそうです。

巡回にくる警備員というか、海上保安庁の職員と言うか、そのような方に見つかると罰金を払わなくてはならないと聞きました。

先日、いつもの釣りポイントにってみると、駐車場が封鎖されているではありませんか。
何事が聞いてみようと窓を開けると、「釣りにきたならあっちに停めて」と指示をされました。
状況がつかめず、??なまま車を停めて海にいくと


「子ども釣り大会」の看板。exclamation



どうやらイベントの開催日だったようです。
それでその日は、大人の釣り人は桟橋から追い出されてしまいました。

いつも何もない桟橋付近には小さな移動観覧車や空気を入れて子どもが中に入って飛んだり跳ねたりして遊ぶもの(あれ、なんて名前なんでしょう?)や無料のソフトクリームサービスなんかもあったりしていつもの雰囲気とは大違いでした。

子ども達も釣りそっちのけで、『あっちに行って遊ぼうよ』とあっという間に釣りを切り上げてしまいした。


こういった小さいながらも素朴で楽しいイベントがあちらこちらで開催されているのはニュージーランドの良いところです。そういった情報をどうやって集めたら良いのか分からないので、情報収集中です。

事前にプランを立てられればきっともっと楽しめると思っています。


クイズの答です。
トイレがつまった時に使う「キュッポンキュッポン(正式名称分かりませんっ)」
ニュージーランドスタイルはこんな形もあるんですねぇ。わーい(嬉しい顔)

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(2) | NZ Life

2012年03月15日

図書館の雰囲気

みなさん、こんにちは。
しゅうです。

私が所属する団体から連絡が来ました。
国家資格・心理師(仮称)の動きが高まり、5月の連休明けに議員立法で「心理師(仮称)法案」の上程の可能性がでてきましたという知らせを受けました。
日本でも心理関係の国家資格がやっとできるのかと期待しています。
でも、今から資格を取得するべきかどうか考えてしまいます。黒ハート


さて、卒業を再来月に控え、最近学校からの課題が多く出されるようになってきました。
勉強する場所として図書館を利用させてもらっていますが、そこで思ったことを書かせてください。

日本の水を打ったような静寂さに包まれる図書館と違い、オークランドの図書館ではおしゃべりをしたり、電話をしたりということが目立ちます。ふらふら

私がよく使う図書館では近くにカレッジ(そこは中学と高校が一緒になったような形態の学校)があり、下校時間の3時をすぎるとそれはもううるさくって仕方ありません。

一応、「他の人をリスペクトしなさい」とか注意されますが、どこ吹く風という感じでしばらくするとまたうるさくなっています。

また、無線LANでインターネットに繋がることができるので、パソコンで動画を見ている人もいますが、その際にヘッドフォンを使わないで直にスピーカーから音を出している人もいます。
それはそれほど大きな音ではありませんが、静寂な空気というのもとはほど遠い状況であるということは間違いないです!


ちょっと話題がそれますが、その無線LANですがオークランド図書館ならどこでも繋がるかと思いきや、そうではありません。
現在オークランド市は旧ワイタケレ市、ノースショア市、マヌカウ市などと合併してスーパーシティになっています。
ウィキペディアによると、その面積は1000㎢を越えます。東京23区の広さが600㎢といえば、その広さがお分かりになるでしょうか。

で、旧ワイタケレ市であるウエストオークランドでは無線LANサービスはありません。
先日使えるものと思ってパソコンを片手に図書館に行ったところ無線が飛んでいないことを発見しました。

同じオークランド市と思っていたのに…。
残念です。もうやだ〜(悲しい顔)

インターネットサービスを利用したい方は旧オークランド市の図書館をお使いください。
旧マヌカウ、ノースショア市の利用事情は分かりません。お分かりの方今したら、補足をお願いします。

あと、子どものための読み聞かせイベントのようなことが開催されていることも多く、その時には本を読み聞かせることはもちろん、歌なども歌い始めるので結構(かなり?)騒がしいです。
それは図書館開催のイベントなので、静寂さを求める人は大学の図書館に行った方が良いと友人からはアドバイスされました。


勉強するための机がないような小さい図書館も多いです。

やはりオークランドシティ中心部は図書館も大きいです。
セントラル図書館は3階建てで机などもたくさんあります。
しかし、駐車場がないので私には自宅から出向いて使用するのには不便です。

とはいえ、やはり気分を変えて勉強したい時など、とても便利です。
オークランドにはたくさんの図書館があるので、お気に入りの図書館を見つけるという楽しみもあるかもしれませんね。黒ハート
(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(1) | わたしの街

2012年03月12日

経費節約

みなさん、こんにちは。
しゅうです。

最近のオークランドはめっきり秋めいてきています。
虫の鳴き声なども聞こえて、風流を楽しんでいます。
が、やっぱり夏が短すぎたのが残念でなりません。


さて、以前にも書いたかもしれませんが、私は自分の車を日本から輸入しました。

それと家族の荷物も国際引っ越し便で運んだ経験があります。
大手の引っ越し屋さんではDoor to doorで荷物を運んでくれるようですが、我が家の家計見通しはその大手を使うことを許しませんでした。

なので、梱包やニュージーランド現地での輸入手続きや保管倉庫からの搬送、荷解き等を自分で行うことで費用を抑えられる手法を取りました。

それでだいたい費用は半分から3分の2くらいに抑えられます。


その時の経験を書きます。

現地の海運の業者さんから電話連絡があり、荷物が近々着くということ。
そのため書類をもらい、自分で作った荷物リストと共に税関へ向かいました。。

聞いた住所に行くとそこは旅行代理店。

店員さんに税関の場所を聞いても???
という訳で一時撤退。ふらふら


再度住所を調べて(番地が違っていました)訪問。

窓口で手続きをして、もうすぐ終わりという辺りで荷物の到着予定日に言及。

それは、まだ1週間先。
『5日以内でないと手続き出来ない」と言われ、一時撤退。ふらふら

もちろんそんな話は聞いていません。


再々度訪れ、途中まで手続きした旨を伝えるが、なんと新人さんが担当でよくわからず、一からやり直し。ふらふら
再度1時間程かけてやっと手続き終了。


荷物の引き取りは日にちの指定はできるものの、時間はできないというので業者に頼まずに自分で行くことにしました。

レンタカーを借りに、お店へ。
そこのヒッピー風のお兄さんの超早口トークにもめげず、なんとか借りることができ出発。


その後、聞いた保管場所の住所へ。
保管倉庫の受付に行くと、受付のお姉さんは????の顔をして書類を調べていました。

管運業者からの話を説明したりしていると、他のちょっと年配のお姉さんが来て、裏の倉庫にいくように教えてくれました。

う〜ん、この人がいなかったらどうなっていたんだろう?

で、倉庫に行くと受付で愛想の良いおばちゃまに入り口で待つように言われ、倉庫入り口に。

入り口に行き、書類を渡そうかと一歩中に入ろうとすると「入るな!危ない!!」とムキムキ、ふっとい腕のお兄さんに言われ待つこと5分。

誰も来ないなぁと書類をひらひらさりげなくアピールすること3分。

するとフォークリフトに乗った別のムキムキふっとい腕のお兄さんが来てくれ「OK」とひとっ走り30秒後に荷物を持ってきてくれました。


その後、車に自分で荷物を積み帰宅。搬入。

この行程を自分で行ない10万円くらい安くなったという訳です。

ふぅ〜。

大変ではありましたが、節約と、貴重な経験ができたので、私は自分でやってよかったと思っています。わーい(嬉しい顔)

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(4) | 留学準備

2012年03月08日

交通事情

みなさんこんにちは、しゅうです。

先日、妻が無事ニュージーランドの自動車運転免許証に書き換えることができました。わーい(嬉しい顔)
以前に書いたと思いますが、銀行の口座証明を使い住所の証明を行ないました。
ニュージーランドの運転免許は10年間有効なのでこれで、10年間はニュージーランドで免許を持つことができます。

ニュージーランドの自動車運転免許制度は日本とは異なっています。
何が違うかというと、日本にはない運転免許の制度があるということです。


みなさん、このマーク、なんだか分かりますか?

201203_syu.jpg


ここ、ニュージーランドではLearner、 Restrict、 Fullの3種類の自動車運転ライセンスがあります。

ニュージーランドでは16歳から自動車運転免許がとれますが、Learnerは日本の仮免許に似ているものです。
免許を取ってから半年以内は写真の「L」と書かれたプレート(初心者マークのようなもの)を窓に付けて運転しなくてはなりません。

半年以上のLearner免許期間を経て試験に合格すると、次にRestrict免許になります。
この免許は日本にはない面白い制限があります。それは夜間10時から5時までは運転出来ないというものです。若者は夜遅くには運転出来ないんですね。

その後、18歳以上、または25歳になると一定の条件のもと、晴れて制限なしのFull免許を取ることができます。


結構面倒くさいですね。ふらふら

幸運なことに、日本の免許証を持っていると視力検査等の適性検査のみでなんとFull免許が取れるのです。これはいくつかの国に限られており、例えば友人の母国韓国の免許はこの適用外とのことで、その友人はRestrict免許の試験から挑戦していました。
日本人の私が無試験で免許が取れることをとても羨ましがれました。なぜなら、このFullライセンスは就職活動に必須と言ってもいいくらいの条件だからです。


さて、2012年3月25日に、ニュージーランドでは一つの交通ルールが変わります。

それはここではとても重要なことで、遵守しないと事故にも繋がるような決まり事です。

他の方も話題にしていることと思いますが、ニュージーランドでは左側通行なのに、左折車と右折車では右折車が優先となります。

日本とは逆です。

そのルールでは路上に右折待ちの車が残りにくくて、交通渋滞の緩和にも役立っていたように思います。

しかしニュージーランドの道は広いので左折の車がいて、右折車を先に通行させようとしても、それをかわして後ろから直進車がビューンと来たりして、結局右折車は先に進めなかったりします。


特に交通量の多い都市部ではそんな状況が多いです。
んなこともあってか、他の国同様に左折車が優先に切り替わることになったのでしょうか。

しかし、その辺りのことを周囲の人はだぁ〜れも口にしません。テレビやラジオでの周知もないようです。

事故が起きやしないかと、ちょっと心配になってしまいます。

日本の総領事館からお知らせメールがきて注意喚起していました。
この辺りも国民性が出ていますよね。

さあ、来るべきその日まであと2週間程(笑)。

友人からは「もしもぶつかっても、キウイはそんなルール変更なんか知らないと言うから、毅然とした態度をとるんだよ」と警告を受けています。

その変更によってどんな状況になったのかは、またご報告しますね。
(しゅう)


posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(3) | ニュージーランド

2012年03月05日

ワイルドな食べ方?

みなさんこんにちは、しゅうです。るんるん

食材ネタ。好評だったようで、友人からも「またやってね」というリクエストのメールをもらいました。
皆さんありがとう。わーい(嬉しい顔)
でも、今度はブログでもコメントちょうだいね黒ハート

ということで、食材ネタです。今回は「肉」黒ハート

肉と言えば以前にBay of Islandという田舎町でホームステイをしていた時のことです。
ホストマザーのパートナーの職業ですが、日本ではまず見られない

「オポッサムハンター」がく〜(落胆した顔)

ニュージーランドにはオポッサムという小型の狐というかリスというかその中間のような動物がいます。これは外来種でもともとニュージーランドにはいないはずの肉食獣。そのため、在来種の鳥等が襲われその数が激減しているようです。
つまり「害獣」指定されています。その、オポッサムを駆除するというのが仕事の内容です。

どう駆除するかのというと、白い粉状の毒を紙袋に包み、おっきなホッチキスのような物で木にバチンバチンと留めていくという方法をとります。今でも同じ方法かは定かではありませんが、当時はそうでした。

時々警告の看板があるので同様の方法をとっている場所もあるようです。そういった方法なので時折巻き添えのような形でウサギや他の小動物もその毒を食べてしまいます。そんな方法で捕獲したウサギが食卓に出されるとこがありました。がく〜(落胆した顔)

日本では食べたことのないウサギ。


どんな味かというと、

「まあ、普通」ダッシュ(走り出すさま)

実際さっぱりしていたように思うのですが、正直あまり印象に残っていないです。
すみません。ふらふら

それよりも印象に残っているものがあります。

そのオポッサムハンターですが、助手を一人と手下の猟犬5〜6頭を引き連れて山に入ります。オポッサムとは先述したように肉食とはいえ小型の動物。
そのハンターは銃こそ持たないものの、ランボーみたいなナイフをて団体様で山に入るのはなぜだろうと思っていたのです。

ある週末、誘われて一緒に山に行くことになりました。ハイキングが好きな私は「やったー」と2つ返事で申し出を受けることにしました。

山を歩いていると突如犬達がけたたましく吠えながら走っていきます。
助手もそれを追うように走っていきます。

「なに、何?」

後を追うとそこで目にしたのが、イノシシ(Wild pig)と格闘するオポッサムハンター達。

見事体長1.5メートル、体重200キロ(推定)はあろうかという大物を仕留めました。わーい(嬉しい顔)

そう、印象に残った食材とは「イノシシ」。

その日の夕食で振る舞われたのはもちろん、ポークステーキ。黒ハート


出されたお肉を見ると、皮が付いたままでこげた毛なんかもそのまま付いていました。がく〜(落胆した顔)
「やっぱり自分で猟りをするような人たちは、皮をとって食べたりしないんだな、ワイルドだな」
とか思いつつ、郷に入りては郷に従えと毛の付いた皮ごと食べてしまいました。


食事が終わるとホストマザーやそのパートナーに
「お前、皮ごと食べちゃったのか、ワイルドな奴だな」
いわれました。ふらふら

見ると彼らは、皮はちゃんと残してありました…。もうやだ〜(悲しい顔)

この風景はニュージーランドの一般家庭のものではないと思いますが、ニュージーランドの食事というとまずは思い出す程、強烈な印象を受けた経験です。


(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(4) | NZ Life

2012年03月01日

就職活動

みなさん、こんにちは。しゅうです。

私の通う学校は1年間、正確に言うと36週間のコースですので、昨年7月に始まり既に半分以上が終わっています。
今年の4月末には授業も終わり、課題等をすべて提出しうまく行けば卒業ということになります。

なので、あと残り2ヶ月ちょっと。思うとあっという間でした。わーい(嬉しい顔)

という訳でそろそろ学校卒業後の就職活動に力を入れ始めています。

ニュージーランドでの就職活動ですが、日本とはずいぶんと違うことがあります。

まずリファレンスという、求職者の履歴書の内容を問い合わせる、照会先を重視することが挙げられます。
申し込みをしている職種と同じ職種に就いている人物を紹介先に挙げられるかどうかが大きな比重を占めます。

これはニュージーランドでは就職する際に経験を重視していることが関係しています。
未経験での職業に申し込みをすることが難しく、一定の経験を持ついわば即戦力をどの企業も求めているためです。

このこともあって、在学時からの就職活動があまり盛んでなく学生時代にインターンなどで実務の経験を積む人が多く見られます。
卒業前では資格などもとれていないので、履歴書に書くこともできないので、学校に通っているだけではあまり武器にはならないのです。

もちろん学校で経験した実習や研修などは経歴としては言うことができますが、実務経験に比較して重視されていないように思います。

学校でもいわゆる「就職課」のようなところはあまりなくて、自分の力で道を切り拓くという感覚が強いようです。

日本で私がしていたように学生時代はのほほんとしていても許されるという状況ではないようです。
企業の求めている仕事がしっかりこなせるかどうかを当初から求められているということでしょう。
学生時代に自分の進みたい方向での経験をいかに積んでいくか、早くから計画をして実践していく必要があるのです。

また、人口500万人弱の小さな島国ということもあって、企業も小規模であることが多く、人間関係を大事にするという話も聞きました。


職場に限らずにニュージーランドでは人対人のコミュニケーション場面が多いように思います。
自動販売機は極端に少ないので何を買うにも人のいる窓口やレジで行ないますし、知りたい情報などはこちらから積極的に問い合わせて確認していく必要もあります。
こういったことも影響しているのか、おおむねニュージーランダーはおしゃべり好きです。
ちょっとした合間にでもお喋りしています。わーい(嬉しい顔)
合間がなくてもお喋りしています(笑)わーい(嬉しい顔)

決しておしゃべり好きである必要はないと思いますが、協調性の有る無しを重視していると感じます。

私が受けた面接で必ず「チームワーク」についての質問があったことからも、そう確信しています。

私の英語力もまだまだで、前途多難です(汗)。
一歩一歩進んでいくしかないというのが実感です。


私の就職活動でみなさんに参考なりそうなことがありましたらまたアップしていきますね。

(しゅう)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(4) | 仕事
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