最近初対面の人にほぼ100%の確率で「フィリピン人ですか?」と聞かれる、しゅうです。

卒業を前に、私のブログも残り4回程になりました。
早いものですね。
さて、今週でデイライトセービングも終わり、来週4月1日からは日本との時差は1時間縮まり、3時間になります。
いよいよ冬が近づいてきているということですね。

最近では朝7時を過ぎても薄暗かったりしてとても朝とは思えない朝がやってきています。
前から思っていたのですが、ニュージーランドの時間設定にはちょっと無理があるように感じます(笑)。
最近では朝7時くらいでもまだ暗いし、夏でも6時くらいになって明るくなってきています。
日本の感覚からだとちょうど1時間ずれているように感じていました。
世界地図をみてもそんなにずれていないのでに4時間の時差はすごいなと感じていました。
でも、仕事を終えて家族と過ごしたり、自分の時間を使ったりするにはこの時間設定の方が良い気がします。
仕事あけでまだ明るいというのは時間的に得した気分になりますよね。

そのための時間設定なのでしょう。
夏など9時過ぎくらいまで明るいので子どもが『まだ夜じゃないよ』と言ってなかなか寝ないで夜更かしになってしまいました。
子育てにはちょっと困りものでしたね。

先日、アルバイト先の職場でニュージーランドらしい、おもしろいことがありました。

私の働いているところはグループホームといって障碍を持つ方が集まって生活をしています。
ニュージーランドでは福祉、介護系施設でのシフトの時間がだいたい決まっています。午前が7時から15時、午後が15時から23時というのが一般的なようです。
私の勤めているところは午前は7時から15時ですが、午後は14時から22時となっています。
なので、午後の時間、14時から15時までは職員が午前、午後両方の分いるため人数が多くなります。
それは引き継ぎ等をするためのようです。
その時のことです。
ある職員がみんなの顔をじぃ〜と見ていました。何かとあったのかと話してみると「みんなどこの国から来たのかがちがう」と言い出しました。
その場に6人いた職員を見てみると、確かにフィジー、サモア、南アフリカ、イラン、ニュージーランド、そして私(日本)。
みんなで母国語で自己紹介しようということになり、少しずつそれぞれの母国語で挨拶をしました。

「どの国とどの国は発音が似ているね」とか、「〜っていっていたけどなんて意味」なんて話が盛り上がっていました。
引き継ぎの時間だったんですが…(笑)
でも、その場にいる職員の全員が違う国の出身で、かつほぼ全員が第二言語としての英語でコミュニケーションをしているのはすごいなと改めて感じました。
日本では考えられないことです。
このように、特に福祉、介護分野では民族の多様性が顕著です。
他にもフィリピンやインド出身の職員も多く見られます。
(しゅう)