
ニュージーランドに来て、最初に辞書を引いた単語は「awesome」でした。ニュージーランドに着いたその日のオーペアファミリーとのディナー中に、何度も[awesome]と言われました。自己紹介をしている間、デザートが出てきた時、会話の中で好き嫌いを聞かれ「ない」と答えただけで[awesome]と言われました。「オーソン?なんだ、それは?」から始まった私のニュージーランドでのワーホリ生活、未だに私のawesomeの発音は人にはうまく伝わりませんが(人が話しているのを聞いているとオーソンにしか聞こえず、正しい発音がわかりません

この1年は・・・It was awesome!!
これまでのブログライターの方々のように、これからどうするかを、ここで書くことが出来たらよかったのですが、ワーホリビザ、残り2週間を切った今現在も、就職活動真最中の私はお伝えすることができません

かつて、こんな人がいたんだろうかと思います。
イミグレーションからは3日と空けずにビザの残り期間をお知らせするメールが届きます。NZのイミグレーションは、とても親切でお節介です

8月に始めた私の就職活動、この5ヶ月で60社以上に応募しました。そのうち7割くらいから返事があり、その返事の中でも実際に面接までいったのは、わずか5件。
電話インタビューは10件程度です。正直、この状況は、とても辛くて泣くに泣けない日もたくさんありました。

専門職での仕事を探しているのに、NZの学校も出ていなければ資格もない、もちろんNZでの経験もない。そして極めつけはNZで働くためのビザを持っていない。面接で仕事の90%がコミュニケーションだと言われただけで英語が不安になる。そんなゼロどころか、マイナスからのスタートでした。
面接後、ジョブオファーをもらえることになって舞い上がっていても、やっぱりビザサポートまで出来ないと断られたり、中にはキウイのパートナーはいないのか?パートナーにビザをサポートしてもらえるなら雇ってあげるという、なんとも屈辱的な連絡もありました。
そして現在、進行中の選考が1件。ようやく、面接後にリフェレンスに電話したいという連絡を受け取りました。日本では、馴染みがないですが、こちらで就職活動をしていて困ったのが、このリフェレンスでした。NZでの職務経験がないので、こちらで私の仕事ぶりを問い合わせる先がありません。友達やバイト先のカフェなど、自分のキャラクターを知っている人の欄は埋められても、そのフィールドでのことを知っている人の欄を埋めることが難しかったです。
元の上司の連絡先を3件書くようになっている会社もあって、そのたびに日本の連絡先を書いていましたが、海外にまで連絡できないと言われたこともあります。会社によっては、リフェレンスが海外の場合はEmailアドレスを書くようになっているところもあって、そういう会社は、ありがたかったです。今回は、履歴書に書いたプライベートのベビーシッター先とケアギバーをしている家族に連絡を取りたいと言われたので、これもやっていてよかったと胸を撫で下ろしました。
このような状況なので、ワーホリの最後まで就職活動を続け、ワーホリビザが切れたら、ビジタービザを申請して、滞在期間を延ばしながら就職活動をしようと考えています。
もしも、こちらに残って働くことが出来たら、もっと英語を勉強して、ソーシャルワーカーの登録をしたいと思います。

ワーホリに来たときの目的のひとつだった、自分の人生を取り戻すこと。このワーホリの間に、十分、取り戻せたと思います。仕事を辞めても、日本にいたら、こんなにゆっくりと自分のことについて振り返って、これからのことを考えることはできなかったと思います。

最後に、いつも勝手気ままにブログを書いてきましたが、自分のワーホリの記録を、ブログで残すことができたことも、とても良い思い出になりました。このような機会を与えてくださったkickoff-Tさんには、本当に感謝をしています。ありがとうございました。
ブログを読んで下さった皆さん、コメントを下さった皆さん、今までありがとうございました!
みなさんも、みなさんのニュージーランド生活を楽しんでください!
それではMerry Christmas and Happy New Year

(manuka)