今日は、ワーホリに人気のVineyardの仕事について書きます。

先日、日本でAPECが開かれた時、NZの首相Jon key氏も参加されました。その日のニュースを見ていたところ、NZリポーターが東京のスーパーでNZの輸出品ワインは1本しか見当たらない、と言っていました。NZはワインの産地でもあるのに、日本ではなかなか見かけられないのが現状のようです。私が、日本のスーパーでみかけたNZの食材といえば2Lアイスクリームと1KGのクリームチーズが記憶に残っています。
NZ産のワインなんて気にしたことがありませんでした。
さて、ニュージーランド国内にもいくつかのワインの産地があり、私がSeasonal jobで2ヶ月間ほどお世話になったのは、Central Otagoにあるクロムウェルのワイン用ブドウ生産農場(Vineyard)。
仕事内容は、Bad rubbing(新芽が幹から出てこないようにこする),wire lifting(ブドウの枝を上に伸ばすためのワイヤーはり), shoot thinning(必要な枝を残す), Bunch thinning(必要な果実だけを残す) などです。農業をしたことがなかった私には、すべてが新しくて初めのうちは楽しかったです。

朝7時から午後4時半までの一日9時間労働でした。12月から2月にかけて働いたので、とても暑く日焼けがひどかったです。

ニュージーランドは、皆さんがご存じのように、オゾン層が壊れている部分があり、皮膚がんにかかる割合が高くなっています。私が働いていた農場では、無料の日焼け止めがありました。
時給は、ホリデーペイ込で約$15ドル。そこから税金が引かれ、一週間約$600くらいの収入でした。時給制の仕事なので、使えない労働者はすぐに解雇されます。1週間もしないうちに自ら辞めるワーホリも多いようですが・・・
ワーホリで来たいろいろな国の人々にも出会うことができます。ドイツ、フランス、アルゼンチン、イギリス、カナダ、アメリカ、ギリシャ、香港、台湾、タイ、マレーシアなど。英語が母国語ではない人たちは、上手に英語が話せなくても、お互いにわかろうとするオーラを感じるので、話していてとても楽しかったです。話そうとする意欲から、英語は上達するんじゃないかなと思いました。

果樹園(Orchard)やVineyardはほとんど郊外にあったりするので、車を持っていると楽だと感じました。地域によっては、バックパッカーとVineyardが提携しているので車がなくても大丈夫らしいです。
私が、Vineyardの仕事で学んだことは、仕事は仕事だということです。

つまり、自分がやることには責任を持つことが大切であり、わからない部分があればわかるまで恥をすてて質問するということです。
わからないからと言って、無責任なことをするのではなく、賃金をもらって働かせてもらっているからこそ、責任を持って仕事をするべきだと思いました。
適当なことをやっていたら、ブドウの収穫が減ってしまったりするわけです。
Vineyard やOrchardで働くという体験は、ワーホリだからこそできることだと思います。日本ではこんな素敵な体験はできないと思います。また、辛いと思っても、短期間の契約だったりするので、意外に頑張れます。

是非、一度挑戦してみてください。

ゴメスさん、おつかれさま、という方。
ワイナリーで働きたい、という方。
NZワイン大好き!、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


posted by キックオフNZ at 00:00
| Comment(3)
| 仕事