
授業の終わりが近づくと決まって出るのが「ホリデー中何する?」という話題。
「私、帰るんだよね」と言うと、高確率で「じゃあ帰る前にご飯に行こう!」という流れになります。
誘ってくれる友達がいて、ありがたい限りです。

先日は、ネパール人の友人の家にお呼ばれに行きました。
玄関のドアをあけるとすぐ、香辛料のいいにおいが漂ってきます。
手土産を渡し、リビングへ通されてびっくり、友人の家は7人兄弟にご両親の大家族。
私はネパール語はわかりませんが、友人と、もう1人の招待客だったネパール人の男性が通訳をしてくれ、家族皆と会話をすることができました。
しばらくすると、女性陣が台所へ。どうやら夕食の時間のようです。
夕食がはじまってびっくりしたのが、ネパールの習慣。

ゲストには家族とは別の小さなテーブルが準備され、食事が進んで皿が空になるとすぐ、年下の兄弟がやってきて料理を山盛りにしてくれるんです。
年長者である友人の両親も、この時点では食事をはじめません。ホストである友人と、ゲストである私たちが最初に食事を済ませるんです。
その次に家族が別の部屋で食事をし、年下の兄弟たちはすぐに皿洗い等の片づけを始めます。それ以外の家族は客間に戻ってきて、会話に加わります。
ネパール独特の飾りつけ(金属製の置物やカラフルな花飾り)がされた客間の客人用テーブルで山盛りのごちそうを食べていると、なんだか王様になったような気分がしてきます。
はじめて体験した、ネパール流のおもてなしでした。

次にお呼ばれに行ったのは、バイト先の店長のジェームスの家。
今まで何度かご飯を食べにいったことはあったのですが、自宅に呼ばれるのは初めてです。
ドアベルを鳴らすと、ジェームスの奥さんが出迎えてくれました。
ジェームスは・・・というと、台所で料理に奮闘中。

得意料理のタイカレーを自作してくれていました。
最近結婚式を挙げたばかりのジェームスの家にはウェディングの写真がたくさん。
奥さんと、式の話がはずみます。
そうこうしているうちに、ジェームス特製のタイカレーが完成。
西洋風に盛り付けられたタイカレーは、なんだかとってもおしゃれ。
ビールを片手に‘Kanpai’で食事がはじまりました。
店のことや私の就職先のこと、ジェームスの新しいビジネスのことなど、いろいろな話をしているうちにあっという間に数時間経過。
デザートまでごちそうになり、家路につきました。

帰国して友人皆とはなればなれになるのは寂しいですが、世界中に友達がいるのは嬉しくて頼もしいです。
明日はインド人の友人の家に行ってきます。
彼女の好物のチョコレートを、手土産に持っていこうと思っています。


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(Noby)