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2010年09月30日

国際電話カード

私のアルバイト先に、ほぼ毎日とんでもない金額、プリペイド式携帯電話のクレジットを買いに来るお客さんがいました。
どこにそんなに電話をしているのかたずねたところ、「母が心配で、実家に毎晩かけている」とのこと。
お客さんの実家はインドにあるため、1分2ドル近く電話料金がかかるのだとか。

近頃はインターネット電話やメッセンジャー等が普及していますが、「ホームステイ先にインターネットがなくて・・・」「おばあちゃんが使い方をわかってなくて・・・」というような声は私のまわりでもよくききます。

私もインターネットのないホームステイにいたため、事前に日本で購入していた電話カード(全ての請求が日本の口座にくるという仕組みのもの)を使っていたのですが、これがとんでもなく高額で、電話はめったなことがない限り我慢せざるを得なくなりました。もうやだ〜(悲しい顔)

そんな時、アルバイトを始めて知ったのがニュージーランドの国際電話割引カードです。
留学生や移民の多い土地柄であるせいか、種類も多く安価で、おかげで好きなときに電話がかけられるようになりました。
サービスの仕組みは以下の通りです。

固定電話・携帯電話
    ↓電話(@、A)
国際電話割引カードの会社
    ↓国際電話(B)
  電話の相手

自分の電話からカード会社に電話してパスワードを入力すると、カード会社の国際電話回線を使って国際電話ができるようになっています。カード会社に電話する一手間は必要ですが、自宅から直接国際電話をかけるより5割以上は確実に安くなります。わーい(嬉しい顔)

料金は3箇所(上記の@AB)で発生します。

@Connection fee:カード会社と電話がつながると発生する料金です。1回の電話につき1回発生し、大体10セント(日本円で10円以下)程度です。

ASurcharge:カード会社と電話をつなげておくための料金(会社にかけるための国内通話料)で、1分ごとに発生します。

B国際電話料金:‘Rate’としてカードに表示されている料金です。時間帯によって若干の変動があります。

このほかに、アカウントのメンテナンス料として月に10セント程度を課金するカードもあります。
これら@〜Bの課金のしくみを知った上で自分のぴったりのカードを選べば、電話料金をかなりおさえることができます。

ぴったりなカードは人それぞれ。
例えば、このようなカードがあるとします。

カードA
Connection fee:10セント
Surcharge:Free
日本へのレート:8セント/分
クレジット使用期限:3ヶ月

カードB
Connection fee:Free
携帯電話のみSurchargeあり
日本へのレート:8セント/分
クレジット使用期限:1年

Aのカードは1度かけると長電話をする人や、携帯電話でかけたい人向け。Bのカードは1回の電話が短く、大抵家からかける人向けです。
また、携帯電話からかけたほうがお得なカード、レートはそこそこだけれど複数地域が安いカードなど、いろいろあります。

・・・一通り読んだけど、難しそう!という方、ご安心を。
カードを売っているカウンターで、どの電話を使うか、どの国にかけるか説明すれば一番あうものを選んでくれます。わーい(嬉しい顔)

カードが売られているのは、スーパーマーケットのロト売り場、コンビニ、アジア系食料品店、ホームセンター等です。
カードは好きな金額チャージすることができ、再チャージも可能です。

「ニュージーランドは桜が満開だよ黒ハート」と報告の電話をしたい方、「たまには長電話をしたい!」という方。


国際電話カード、ぜひ一度使ってみてください。


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