さっそく、前回のTESOLコースの続きです。まずはWritten taskについて。
プレインターミディエイトの生徒とテープレコーダーで録音しながらインタビューを行い、短い文章も書いてもらいます。
第3週目までにインタビューの内容を1000単語程度のエッセイにまとめます。
エッセイには、質問から得た生徒の英語学習の動機、学歴、学習方法、学習スタイル、学習環境、生徒本人が感じている英語で困難なこと、生徒のミスについての分析、生徒への英語学習のアドバイスについて書いていきます。
私の場合は日本人のワーホリ女性で、耳できいて覚えるタイプの女性ということが、学習スタイルやミスの分析でわかったので、リーディングやライティングを強化することをアドバイスしました。
毎日のように実習の準備がある中、エッセイも書かなくてはならず、最終的に5時おきでギリギリ締め切りに間に合いました・・・エッセイを英語で書くなんて、10年ぶりのことで一番嫌な課題でした。でも先生から英語教師としてのエッセイなので、意味がわかれば文法は気にするなと言われていたので、その点は気が楽でした。
もうひとつ大変だったのが、実習です。全部で8回授業を行います。
一週目はクラスメートが生徒役になります。はじめは緊張するのでかなりパニックです。みんな英語がわかるので、進行はそれなりにしていきます。その後の6回は実際のエレメンタリーとプレインターミディエイトの生徒(ボランティア)に授業をしていきます。
前日に担当箇所の教科書を持ち帰ります。レッスンプランをつくり、ターゲットは何か、想定される問題はなにか、どう問題を回避するか、どんな教材をつかうか、個人的な目標を設定し、さらに50分間の授業進行表も作成します。
だいたい準備に2時間〜3時間くらい要します。
張り切って完璧と思った授業プランで臨んでも、はじめはまったくうまくいきません。生徒に課したタスクをちゃんと理解してもらえなかったり、簡単だと思った問題が実は生徒にとってまだまだ難しいくて解けなかったり・・・・
授業後にはクラスメートと先生からよかったところ、悪かったところをフィードバックをもらいます。
だんだんと人前で話すことも慣れ、どうしたら生徒の注意をひきつけておくか、生徒を授業に引き込むかもコツをつかんできます。それでも50分をスムーズに進行できず毎回試行錯誤します。
そして、私の最後の授業は、とーってもスムーズに進行しました。私は質問するだけで、生徒が勝手にどんどん授業を進めていきます。はじめから最後まで授業をお互いに楽しみながら50分間を終了することができました!!
最後のフィードバックでも、先生からone of the bestというお褒めの言葉をもらいました。
スムーズに行えた授業のあとの快感は今でも忘れられません。
最終的に、すべての課題と実技を終え、すべての課題で一番いい成績をもらい、総合評価でもMeritという一番いい成績で終了することができました。

4週間のコースを無事、そして一番いい成績で終えられたこと、人前でも自信をもって話ができたこと、すべてが自分への自信につながりました。自分で言うもなんですが、クラスメートの誰よりも集中して授業に臨んでいたし、クラス外でも努力をしていたと思っているので、この努力を評価してもらえたことがとてもうれしかったです

『100%effort, 100%beneffit』

よくがんばりましたね、という方。
勉強するって楽しい、という方。
るきさん、尊敬します、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(るき)