‘Oh my goooooood, my WOF is expired…

さて、WOFとは何のことでしょうか?
答えは Warranty of Fitness。
物品や不動産が、通常使用において問題がないことを示す、一種の証明です。
・・・こういうと何のことだかわかりにくいですが、フラットメイトが ’Oh my goooood…’と言っていたのは車の証明、つまり車検です。
ニュージーランドの車検は日本にくらべて頻繁ですが、値段が安いのが特長です。
大体半年に一度、車に異常がなければ$30前後(日本円で2000円前後)で済みます。
この頻繁さと手軽さは、中古車の多いニュージーランドならではかもしれません。
びっくりするくらい、日本製の中古車が走っているんです。
日本製が多い理由は、通行帯と関係があります。
ニュージーランドと同じ左側通行を採用している国で、最大の自動車生産国が日本なんです。
中古車右ハンドルを左ハンドルにつけかえるにはコストがかかるので、そのまま輸入できる日本製の中古車が増える、というわけです。
BMW等の欧州車も、エンジンルームの中を見てみれば日本のステッカーが貼ってあることがよくあります。
日本向けに右ハンドルで生産されたか、日本でハンドルが付け替えられたものだな、というのがわかります。
そして。
日本ではまず走っていないような車(例:80年代の普通乗用車)が、ニュージーランドではしっかり現役で活躍しています。
物を大切に使う国民性があらわれていて、私はすごく好きです。

車が古い分調子が悪くなることも増えますが、WOFのたびに少しずつパーツを付け替えながら、皆大切に乗っています。
私の車も、フロントガラスを交換し、エンジンオイルのキャップを換え、ライトを片方換え・・・という感じで今まで来ています。
車を直すのを間近で見るうちに、なんだか自分でも触ってみたくなるようになりました。
・・・という考えを私が実践する前に、同じことを考えている人がいました。
今日帰宅時にガレージを見ると、フラットメイトの車がとんでもないことになっていました。
エンジンルームがからっぽで、トランク周辺が分解された状態です。
どうしたの?!ときくと、いや、WOFに持っていく前に中を見てみたかったんだよね、なんか組み立てが怪しかったらWOFのときにきけば大丈夫だろうし・・・との返事。
現在、深夜1時。
彼の車はまだ原型が見えない状態です。

果たして明日の学校に間に合うのかを心配しつつ、私はそろそろ寝ようと思います。

皆さんも、車検切れには気をつけて・・・おやすみなさい


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(Noby)