
・・・と、私たち留学生にとってはイースター=休みですが、ニュージーランドの多くの人たちにとってイースターは神聖な日です。
4月2日(2010年の場合)のGood Fridayからはじる3日間、皆家族と一緒にイエス・キリストの復活を祝います。
イースターの1週間ほど前から、街はイースターエッグ(卵やチョコレートエッグ)や、ウサギをかたどった製品を買い求める人でにぎわってきます。これら2つはイースターを象徴するもので、イースターを祝う上で必ず必要なアイテムです。
そして、イースターの前日から、街はとたんに静かになります。
・・・実はイースター前日の晩、「Holidayだ!やったー!どっか行こう!」と、留学生同士で夜の街に出かけたのですが、カジノや24時間営業のスーパーマーケットを含めた全ての店が閉まっており、しぶしぶ家路につきました。唯一開いていたコンビニも、「イースターの日だけはお酒を売らない」とのこと。
日本での認知度はクリスマスに比べ低いですが、イースターは大きなイベントなのだなぁと実感しました。
このようにイースターは神聖なイベントではあるのですが、何でも楽しんでしまうニュージーランド人のこと、楽しまないわけがありません。
休暇のはじまる前日、普段どおりに学校に行ったところ、受付にいるお姉さんがまるでバニーガールのようなコスチュームを着ていました。どうやら、イースターの象徴であるウサギを意識しているようです。
「おはようございます」と言うと
「Good Easter♪」との返事が。
神聖なイースターにはちょっとセクシーすぎるのでは?と私は思ったのですが、このお姉さん、この日一日大人気でした

お姉さんの前を通り過ぎ、教室を目指していると今度はバニーガールでもなんでもないおじさんに呼び止められました。
「もうすぐイースターだねぇ」と彼が言うので
「Good Easter♪」と、さっきのお姉さんが言ったように返すと
「Good Girl!(いい子だねえ!)」とおじさんは喜び、大きなバナナを2本くれました。
なぜ私を呼びとめ、なぜイースターの話を振り、なぜバナナを、しかも2本くれたのか私には全く分かりませんでしたが、そのバナナは昼休みに美味しくいただきました。
私はキリスト教徒ではありませんが、今日は卵料理でもしてイースター気分を味わいたいと思います。
Good Easter♪

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(Noby)