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2010年03月25日

変な食べ物

今日は、私がニュージーランドに来て「何だこりゃ?」と思った食品を紹介したいと思います。

その名はLicorice。(リコライス)

100324_noby.jpg
(画像:http://www.realfooddirect.co.uk/images/products/より)

私がニュージーランドに来て最初に、かつ最大のショックを受けた食品です。

これ、お菓子なんですが

・・・とにかく、黒い!!

黒いゴムホースの、中に何か詰まったような外観をしています。
食べ物だとわかるまでに、最初時間を要しました。

食べてみると・・・
んっ、歯切れが悪い。がく〜(落胆した顔)
けど、もっちりとしているわけでもない。ふらふら
ものすごく歯にくっつく。ちっ(怒った顔)
私の歯は今頃、真っ黒になっているに違いない・・・。

日本の食べ物だと、そば飴(これももしかするとわかりにくい例えかもしれませんが)に一番食感が近い感じだけど、それともちょっと違う。
そして、独特の匂い。
薬草のような、でも甘い匂いです。


結論:食べられないわけではないが、好んで口にしようとは思わない。

しかしながらこのお菓子、地元の人には大変人気があり
子供から大人まで皆が食べています。

いったい何からできているのかと不思議に思い、パッケージの裏を調べたところ

「小麦粉・黒砂糖・糖蜜・グルコースシロップ・水・Licorice抽出物・塩」

とありました。

この「Licorice抽出物」が怪しい・・・怪しすぎる。
というわけで辞書で調べてみたところ、
Licorice:カンゾウ(マメ科カンゾウ属の薬用植物の総称)(リーダーズ英和辞典より)とありました。

なるほど、独特の匂いと風味は薬草からのものだったのか!!
・・・しかし、なぜ小麦でできたアメにあえて薬草を混ぜてお菓子にしたのか、現地の人を含め私の周りでは誰も知りません。

それでも今日もLicoriceは消費されてゆきます。
近所のおじさんの手には、朝刊とついでに買ったLicorice。
バスに乗ってくる子供の手にもLicorice。
友人の家の戸棚にも、タッパーに入ったLicorice。

初めて衝撃を受けてから2年。
私の家の棚にも・・・Licorice。
独特の香りに慣れると、ちょっと甘いものがほしいときに便利な存在となりました。
また、暑くても溶けたり痛んだりしないので、お弁当箱のすきま(といってもサンドイッチの入ったタッパーですが)にも重宝しています。揺れるハート


そして、意外と紅茶に合う味でもあるので・・・これからお茶を入れて、おやつタイムにしようと思いまするんるん

それではまた :)

ひらめき
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(Noby)
posted by キックオフNZ at 00:00 | Comment(8) | グルメ
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