私が現在在籍している学校はポリテクニックと呼ばれるもので、専門学校と大学が一緒になったようなものです。
履修できる教科やコースの長さも様々で、数週間ほどの短期コースから3年以上のコースまであります。
私のコースは’Graduate Diploma’・・・学士と修士の間に位置するコースです。
CPIT(クライストチャーチポリテクニック)でのこのコースの目的は、
「学士号取得の過程で得てきた知識を社会に生かすこと」
−就労することを前提条件とし、就労時に役立つであろう実践的技術を学ぶことができます。
以前在籍していたカンタベリー大学の同名のコースは学術色が強くデスクワークの多いものだったので、クラスの特色の違いに驚いています。
これから留学を予定されている方は、コース名だけでなく授業内容も事前に調べられることをおすすめします。

たとえほぼ同じ名前のコースでも、学校によって学べることや力を入れている部分が異なってくると思いますので。
私はこの「実践的」授業内容を大変ありがたく感じています。
学士取得時の専攻が動物行動学で、生物専攻らしい技術(遺伝子操作、培養、分析等)を身につける機械が他の専攻に比べて少なかったため、これらをもう一度教わることができるのはまたとないチャンスだと意気込んでいます。

先日から始まった授業では、早速白衣を着て物質の計量等の基礎的作業をしています。
少人数クラスをさらに2つにわけ、基礎からみっちりと教えてくれます。
基礎ができていないと、今後応用的な実験をしてもうまくいかないことが多いそうで、合格ラインに到達するまでは帰宅できません。

少人数のクラスで学ぶうち、クラスメイトともうちとけてきました。
私も含めてアルバイトをしている人が大半なので、なかなか放課後会ったりはできませんが
空き時間は一緒にご飯を食べたり、図書館で勉強したりしています。
基礎作業・講義と同時に、卒業研究にあたるプロジェクトと、必修であるインターンシップの計画もはじまりました。
今のところ、微生物学関連の研究室に行くか、食品関係の企業に行く可能性が高そうです。どちらになるにしろ、コース前期は分厚い本と格闘することになりそうです。
いろいろな資料で、分厚いファイルがもういっぱいになってきています。
まだまだ始まったばかりですが・・・毎日持ち歩くかばんがどれだけ重たくなるのか、今からちょっと心配です。
でも、心配ばかりはしていられません。
全力をつくして、頑張るぞ!


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(Noby)