ここのところ、就職に向けての「一般常識問題」とやらに精を出しているNobyです。
英語以外の文系科目が大の苦手な私にとって、この勉強は結構ヘビーです。
文学・古文・漢文苦手。

文章は読んで意味をなすべきものなのに、ぱっと読んでわかりにくいから。
経済学嫌い。

理系科目でも、数学は苦手。

だから数字の入る経済学が苦手。

行政・政治学も嫌い。

テレビで政治家同士が言い争っているイメージが大きいから。
大切なことなのはわかっているけれど、喧嘩は見るのもするのも好きじゃない。
歴史が一番苦手。

過去にあったことを蒸し返すのは好きじゃないから。
・・・という、「何だそりゃ?」という理由でこれらに長―い間触れずにいた私ですが、今回ばかりは仕方がない、と教科書や参考書・新聞等を開いています。
苦行か、と思いきや。意外と面白いんですね:)
この心境の変化、ニュージーランドに来たからこそだと思うんです。
特に意識していたわけではないのですが、
出身地が様々な人と接したり、政治等の仕組みが違う国で暮らすことにより、興味の幅が広がったように感じるんです。
特に国際情勢と歴史には、留学前に比べ格段に詳しくなりました。
それぞれの国の人たちから聞く生の声は、教科書の上のことばよりもずっと印象的で、学校で受けてきた授業よりもずっと深く私の記憶に残っています。
また、世界各地に友人・知人をもつことで、今まで聞き流していた情報への注目度が増したのも大きな要因です。
アフリカのインフレがすごいときけば「サファ(友人)は大丈夫か?」と心配になり、イラン・イラク情勢の情報が入るごとに「帰省中のモハメド(友人)は大丈夫か?」とこれまた心配になり、ある国からノーベル賞受賞者がでたときけば「そういえば○○も同じ分野の研究をしていたな、元気にしているのかな?」と思い出し・・・といった具合です。
また、彼らが話していた世界の言語に触れてみて、改めて日本語のよさ、音の響きの心地よさを感じています。
高校のときは「なり?たり?何だそりゃ」と思っていた古文も今では「あはれなり・・・風流じゃないか」といった具合です。

私の就職活動はまだ始まったばかりですが、楽しむ心を忘れずにベストを尽くしていけたらなあと思っています。

さて、勉強するぞ。


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(Noby)