
さて、日本では持っていない人のほうが珍しい携帯電話。ニュージーランドでもかなり必須アイテムです。わたしも到着して3日目にはプリペイド式携帯を買いました。ニュージーランドでは、テレコム、ボーダフォン、そして最近登場した2ディグリーズの3社がサービスを提供しています。わたしはボーダフォンです。

ただ、日本と多少携帯の使い方に違いがあります。その大きな特徴が、テキストというショートメッセージです。

ニュージーランドでは携帯は主にテキストを送受信するツールとしての役割が大きいです。Eメールではないので、相手の携帯番号宛にメッセージを送るのです。そして、テキスト独特の英語の使い方があります。
例を挙げて説明します。次の文章はテキストでよく使う表現による文章です。みなさんわかりますか?
Hi. Thanks 4 ur txt. We will 5 2 movie tonight. Could u meet @7pm theatre? Cheers;) hisawo
この文章を正しく書き直すとこうなります。
Hi, Thanks for your text. We will go to movie tonight. Could you meet at 7:00 pm at the theatre? Cheers;) hisawo
(こんにちは。テキスト送ってくれてありがとう。わたしたちは今夜映画を見に行きます。午後7時に劇場で会えますか?じゃあね(⌒o⌒) hisawo)
4=for、 5 2=go to、 @=at、 ;)=笑顔の顔文字(横向きでスマイルしている表現です。しかもウインク)という風に置き換えられているのがご理解できたでしょうか。これはテキストですばやく入力し、文字数を節約するための工夫です。こういう風に、ニュージーランドの携帯では独特の英語が使われているのです。

また携帯にはいわゆる予測変換辞書機能もあるのですが、わたしはまったく使いこなせず、今もベタ打ちでテキストを打っています。けれどテキストは非常に便利で、慣れると相手にすぐメッセージが伝えられるうえ、通話より安いので本当によく使います。
逆に日本の携帯のようなカメラやビデオ、着メロ、デコメなどの機能はないか、ものすごく高級な機種に限られます。たぶん日本の人がNZの携帯を見たらがっかりするくらいのシンプルさだと思います。でもまあ、それも慣れといいますか、気軽に使えるし特に物足りなさは感じません。ニュージーランドに長期で滞在する際は、早めに現地で携帯電話を買うことをおすすめします。以上、ちょっとした英語講座でした。


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(hisawo)