
さて、わたしがニュージーランドに来て日本との文化の違いを感じたのが、パーティのときでした。日本ではパーティというと家族や親戚が集まったときや誕生日くらいで、どちらかというと職場の飲み会とかの方が回数が多いのかもしれませんが、ニュージーランドではホームパーティが一般的です。つい先週末もわたしのフラットではKIWIの元フラットメイトのフェアウエルパーティ(お別れ会)を開きました。

わたし自身今のフラットに住み始めてから、機会があればみんなでパーティをしています。先日のパーティでは夏となり暑いだろうということで、冷たいそうめんにうどん、そばなどの麺をゆで、めんつゆを作り、天ぷらを作りました。さらにデザートはわたしがプリン、フラットメイトはいちご大福を作りました。パーティの主役だったKIWIの女の子もこれには大喜びで、特にそばとイカの天ぷらを気に入っていました。友人やお隣さんも来てくれて、とても盛り上がりました。

ニュージーランドのパーティでは参加者は何か一品料理や飲み物を持参します。先月友人のフラットであったバーベキューパーティに参加したときは、わたしたちはソーセージとジンジャーエールを持っていきました。パーティではじめて出会った人とも、お互いが持ち寄った料理の話から会話が弾むこともあります。パーティではBGMが流れ、思い思いに食事や話を楽しみます。そのオープンな雰囲気は、ニュージーランドの見知らぬ人にも開放的な文化が現れていると思います。

参加することも、自分たちで企画することも、わたし自身いい経験となっています。人にどんなことが喜ばれるか、という考え方や、楽しい時間を作る工夫など、人とコミュニケーションをとるための基本的なことが磨かれる気がします。

特に自宅でパーティをするときは料理の材料の買い物リストを作るところから演出は始まっています。そして実際にパーティが開かれ、後片付けをして、さらに翌日残った料理をフラットメイト同士でふたたび味わうまで、楽しみは続くのです。一人暮らしではここまでできないし、参加してくれる方の気遣いもありがたくて、次はどんなことをしようかな、とまたわたしは考えてしまうのでした。



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(hisawo)