Willowbankはクライストチャーチにある動物園と希少種保護区が一緒になったような施設で、一般開放による入場料で財源がまかなわれています。
ニュージーランド固有の希少種はもちろん、家畜や外来種まで幅広く見られるので、私もとても気に入っている施設のひとつです。
出かけるきっかけは、「もうすぐ帰国するのに、1回もキウイバードを見たことない!」という留学生の友人の一言です。
じゃあ見に行こう!というわけで、キウイバードが見たい友人+大型動物の好きな友人+鳥好きな私、全員が満足するWillowbankにいくことになりました。
Willowbank自然保護区・・・という名前がついていますが、シティから20分程度の運転か30分程度の直通バスで行ける、気軽な観光スポットの1つになっています。
友人をピックアップして、車で走ること20分。Willowbankに到着です。
入場券と大型動物の餌を買い、いざ入場です。
さっそくクジャクが出迎えてくれました。

羽をひろげてくれるのをしばらーく待ちましたが、無反応でした。やっぱりメスがいないとだめなようです。
行く先々に、飼育動物とは別に野生のアヒルが住んでいます。
アヒルを見て盛り上がる友人達。

他にもウナギ・シカ・ダチョウ等を見ながら進むと、なにやら独特な空気を放っている生物を発見。

友人は「疲れて電車に座ってるサラリーマンみたい・・・」といってました 笑
が、ワラビーです。
餌を見せると反応してこっちにきてくれました。
垂れ下がった手もとがかわいいです。

オセアニアの動物だけでなく、熱帯のお猿さんもいました。
寒くないのかな、と心配しましたが、どうやら大丈夫なようです。元気に遊んでいました。

キツネザルの餌やりにも出会いました。


ボランティアの人たちとキツネザル
珍しい動物コーナーの次は、家畜コーナーです。
見慣れた動物が多いですが、ここの目玉は直接餌をあげて触れること。

一生懸命餌をたべるヤギ
餌に反応するのも面倒くさそうな豚 笑

豚に反応してもらおうとがんばっていると、どこからともなく正体不明の鳥がかけよってきたりします。

Who are you?
一応柵には入れるものの、あまり厳しく囲わないWillowbankの飼育形態だからこそ起こることかもしれません。
家畜コーナーの次は、待ちに待ったキウイバードコーナーです。
「キウイの小屋」という名前の薄暗い小屋に、キウイバードが放し飼いにされています。
彼らは夜行性なので昼に見られるかどうかは運次第なのですが・・・
入ってみると、動いてました、キウイバード!
残念ながら写真撮影が許可されていないので写真はありませんが、フサフサの羽毛をなびかせながら、あの長〜いくちばしでエサを探していました。
1匹まだ小さい、ヒナらしき個体がいたのですが、彼(彼女?)は自分の足でエサ入れを踏んづけてひっくり返した挙句、その音にびっくりして一目散に逃げてしまいました。
一部始終を見ていた私たちはついニヤニヤ。とても可愛らしかったです。
大満足してキウイハウスを出ました。
今回私たちは昼の部で入場したのですが、Willowbankには夜専用のツアーも存在します。
夜ツアーでは、高山性の肉食オウム、ケアバードを間近で見せてくれたり、キウイハウスの外で活発に活動するキウイバードが見られたりします。
クライストチャーチをおとずれる際には、ぜひともWillowbankまで足を伸ばしてみてください。
そういえば今日で5度目のWillowbankだった私ですが・・・まだまだ飽きません。「キウイバードを見たい!」という友達がいたら、また行こうと思っています。
待っててね、キウイバード♪
(Noby)