気がつかなかったけど、これは長い。人生で2番目くらいの長さ。
仕事のために髪をまとめるのにも一苦労だったのですが、これだけ長けりゃ大変なのもうなずけます。

幸い今日はコンビニのアルバイトが休みだったので、午前中を使って髪を切りに行ってきました。
といっても予約を入れていないので、外から見て空いていそうなところを選びます。

最初に目をつけたおしゃれな美容院は、やっぱり予約で一杯。同じ道沿いにある2件目をのぞいてみると・・・
・・・おっ、空いてる!
早速飛び込みOKかどうかたずねると、OKの返事。受付近くにある女性誌を読みながら、順番が来るのを待ちます。
女性誌の中身は大抵いつ見ても同じような感じです。
俳優・女優のゴシップ記事、読者からの投稿、ファッション、たまに料理。
ひととおり目を通し終わったくらいで、私の順番が回ってきました。

担当は、背の高い黒髪の女性美容師さん。カラー液を使うせいもあるでしょうが、全身黒でかっこよく決めています。
「長いねー。今日はどうするの?」と、彼女。
「肩下くらいに切ってほしいんですけど・・・前髪はなしで、シャギーかレイヤーで毛先は不ぞろいな感じで」と私がオーダーすると、
「OK♪」と上機嫌な返事が返ってきました。

「じゃあ切っていきますね〜」と言うそばから、彼女は大きな霧吹きで私の頭をぬらして、手際よくピンで髪の毛をブロッキングしていきます。
日本の美容院より大分豪快な感じですが、早い早い。
1分もたたないうちに、彼女はカットに入りました。
そのカットも早い早い。髪を持ち上げては切り、持ち上げては切りを繰り返し、みるみるうちに頭が軽くなっていきます。
そのうち、私は何だか違和感を感じはじめました。
決して変な切り方をされているわけじゃないのだけれど、何か足りない。
何だろう。
ま、いっか。
そんなことを考えたり、今何してるの?学生?という会話をちょこちょこするうちに、カットが終了。ものの10分程度です。
「はい、おしまい♪どう?」と、彼女。

肩下までとオーダーしたはずが、なぜか見事に肩上になっていましたが、意外と悪くない。
むしろ新しい。
髪を乾かさずに終わるところもまた、新しい。
前の人も濡れ髪で帰っていたので、どうやらこれがニュージーランドスタイルのようです。
会計に行くと・・・
「20ドルです」
・・・安っ!!
日本円にすると1500円くらいです。
1500円でこれだけ切ってもらえれば大満足です。
家に帰ってもう1度、鏡を見てみました。
うん、なかなかいい。
フラットメイトの評判も上々。
「そんなに短いの初めて見たけど、いいじゃない。何だか現地人っぽいレイヤーカットになってるね〜。みんなこういう、潔い段カットだよね」と、彼女。
彼女のその一言で、カット中の「何か足りない」の謎が解けました。
美容師さん、すきバサミを1回も使わなかったんです。
どうやら、「すきバサミを使って欲しい」とオーダーするか、かなり軽いシャギーにして欲しいといわない限り、すきバサミは登場しないようです。

フラットメイトと髪の話をした後、夕方からの仕事のために髪の毛をまとめてみました。
今までよりまとめるのが大分楽です。今までより大分短い、元気のいいポニーテールになりました。

今日の清掃作業は工場4件。
1週間で1番ハードな日ですが、新しいヘアスタイルで、なんだか仕事も元気にがんばれそうです。
それでは行ってきます


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(Noby)