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2009年11月30日

飛込みで美容院。

昨日晩鏡をみたら、髪が背中の真ん中を超えていました。
気がつかなかったけど、これは長い。人生で2番目くらいの長さ。
仕事のために髪をまとめるのにも一苦労だったのですが、これだけ長けりゃ大変なのもうなずけます。もうやだ〜(悲しい顔)

幸い今日はコンビニのアルバイトが休みだったので、午前中を使って髪を切りに行ってきました。
といっても予約を入れていないので、外から見て空いていそうなところを選びます。目

最初に目をつけたおしゃれな美容院は、やっぱり予約で一杯。同じ道沿いにある2件目をのぞいてみると・・・
・・・おっ、空いてる!

早速飛び込みOKかどうかたずねると、OKの返事。受付近くにある女性誌を読みながら、順番が来るのを待ちます。
女性誌の中身は大抵いつ見ても同じような感じです。
俳優・女優のゴシップ記事、読者からの投稿、ファッション、たまに料理。
ひととおり目を通し終わったくらいで、私の順番が回ってきました。ぴかぴか(新しい)

担当は、背の高い黒髪の女性美容師さん。カラー液を使うせいもあるでしょうが、全身黒でかっこよく決めています。

「長いねー。今日はどうするの?」と、彼女。
「肩下くらいに切ってほしいんですけど・・・前髪はなしで、シャギーかレイヤーで毛先は不ぞろいな感じで」と私がオーダーすると、

「OK♪」と上機嫌な返事が返ってきました。わーい(嬉しい顔)

「じゃあ切っていきますね〜」と言うそばから、彼女は大きな霧吹きで私の頭をぬらして、手際よくピンで髪の毛をブロッキングしていきます。
日本の美容院より大分豪快な感じですが、早い早い。
1分もたたないうちに、彼女はカットに入りました。

そのカットも早い早い。髪を持ち上げては切り、持ち上げては切りを繰り返し、みるみるうちに頭が軽くなっていきます。
そのうち、私は何だか違和感を感じはじめました。
決して変な切り方をされているわけじゃないのだけれど、何か足りない。

何だろう。

ま、いっか。

そんなことを考えたり、今何してるの?学生?という会話をちょこちょこするうちに、カットが終了。ものの10分程度です。

「はい、おしまい♪どう?」と、彼女。ハートたち(複数ハート)


肩下までとオーダーしたはずが、なぜか見事に肩上になっていましたが、意外と悪くない。
むしろ新しい。
髪を乾かさずに終わるところもまた、新しい。
前の人も濡れ髪で帰っていたので、どうやらこれがニュージーランドスタイルのようです。

会計に行くと・・・

「20ドルです」

・・・安っ!!

日本円にすると1500円くらいです。
1500円でこれだけ切ってもらえれば大満足です。

家に帰ってもう1度、鏡を見てみました。
うん、なかなかいい。

フラットメイトの評判も上々。
「そんなに短いの初めて見たけど、いいじゃない。何だか現地人っぽいレイヤーカットになってるね〜。みんなこういう、潔い段カットだよね」と、彼女。

彼女のその一言で、カット中の「何か足りない」の謎が解けました。
美容師さん、すきバサミを1回も使わなかったんです。
どうやら、「すきバサミを使って欲しい」とオーダーするか、かなり軽いシャギーにして欲しいといわない限り、すきバサミは登場しないようです。あせあせ(飛び散る汗)

フラットメイトと髪の話をした後、夕方からの仕事のために髪の毛をまとめてみました。
今までよりまとめるのが大分楽です。今までより大分短い、元気のいいポニーテールになりました。NEW

今日の清掃作業は工場4件。
1週間で1番ハードな日ですが、新しいヘアスタイルで、なんだか仕事も元気にがんばれそうです。

それでは行ってきまするんるん

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posted by キックオフNZ at 04:30 | Comment(6) | TrackBack(0) | NZ Life

2009年11月27日

アッシュバートンへ行く

先週の日曜日、フラットメイトと3人で、アッシュバートンへ行きました。といいますのも、最近入居したフラットメイトがカラオケが好きで、アッシュバートンのバーのカラオケナイトに通っているという話から、ちょっと行ってみることになったのです。わーい(嬉しい顔)


アッシュバートンはクライストチャーチから南に80キロほどの小さな町です。クライストチャーチから高速で1時間ほど走りました。

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わたしは車でクライストチャーチの外に出るのは初めてでしたが、周りはファームが広がっていて、羊も初めて見ることができました。黒い羊もいると聞いたのですが、見つけられなかったです。

途中サーモンのオブジェがあるところで、写真を撮ったり。

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アッシュバートンの踏み切りで遮断機が降りてて、あ、めずらしい(1日に数本しか電車は走らないので)と思っていたのですが、いつまでたっても電車は来ない。どんどん渋滞の列ができていく。そしたら、とうとう電車が来ないまま、遮断機が上がった!なぜ?よくわかりませんが、これには笑いました。たぶん何かの誤作動だったのでしょう。ちょっとしたミステリー。

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バーに着くと、ちょうどオーガナイザー(主催者)が始めるところで。バーの前方のステージに機材が置かれ、モニターもある。といいますか、これらの機材を毎回オーガナイザーが車で運んでくるそうです。す、すごい。がく〜(落胆した顔)

顔なじみのフラットメイトに紹介されて、挨拶。夫婦でやっていて明るい人たちでした。わーい(嬉しい顔)

そんな感じでカラオケナイトが始まりました。とりあえずビール飲みながら様子見。フラットメイトが慣れた感じで歌いだす。ドラマ「フレンズ」の主題歌らしい。他にも次々と常連客らしい人が歌う。カラオケ

KIWIのカラオケを見ること自体が面白いです。カントリーとか歌う人多いかな。カラオケのリストもオーガナイザー手作り。

で、わたしも歌ってみなよ、といわれまして、わたしもステージで歌いました。しかも2回。カラオケ2

はじめはカーペンターズのYesterday Once More、あと ABBAのDancing Queen。いや洋楽あまり知らないので、歌える曲探すの大変でした。下手なんですけど、皆さんのあたたかい反応に助けられ、歌えました。

周りの人たち親切でしたよ。気軽に話しかけてきたり、荷物が落ちそうだったの指摘してくれたり。さらにもうひとりのフラットメイトも散々渋った挙句歌いました。Puddle of MuddのBlurryという曲。

というわけで約3時間、初の英語オンリーカラオケを楽しみました。終わったころようやく日が暮れた感じで、カラオケナイトというには明るい感じでしたが。面白かったです。ハートたち(複数ハート)

ただ帰りの高速が街灯がほとんどなくてどきどきしました。携帯圏外の所もあって、ここでエンスト起こしたら大変だ、とか。

なかなかKIWIの人とカラオケするなんてことはありませんが、ちょっとした小旅行という感じで楽しかったです。といいますか、もっと洋楽勉強しよう。黒ハート

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posted by キックオフNZ at 05:19 | Comment(7) | TrackBack(0) | ニュージーランド

2009年11月26日

でっかい、ありがとう。

実はこの夏、仕事を2つ掛け持ちしています。2

1つは先日もブログに書いたクリーナー。もう1つは今日から始まった、NZ人経営のコンビニエンスストアです。
大学時代にアルバイトをかけもちして自爆した経験があり、もうかけもちはよそうと思っていたのですが、いつの間にかこんなことに・・・。
なぜこんなことになったかを話そうとすると、クリーナーに採用された時期にさかのぼらなくてはなりません。右斜め上

クリーナーに採用された週、私は夏の仕事を探して片っ端から問い合わせをして回っていたんです。50件以上は電話・メールをしたのですが、この不況で外国人留学生のできる、かつ夏のみの仕事は限られていました。もうやだ〜(悲しい顔)

かつ、大本命だったフルーツピッキングは冷夏の影響で1ヶ月遅れ。今週だめなら、1件ずつ寿司ショップに飛び込みに行くしかない・・・と思っていたとき、クリーナーのボスから連絡がきたんです。
見学に行ったその日に、「やるかやらないか、今決めてほしい」と言われ、私はOKの返事をしたんです。決定

ところがその日の夜・・・
聞きなれない声の、流暢な英語の電話がかかってきました。
1ヶ月も前に問い合わせをした、コンビニの最終選考に通っていたんです。

「すみません、ちょうど今日別の仕事にOKしたところなんです・・・もう忘れられたと思ってたので」
と私が言うと、
「ごめんごめん、たくさん応募があったから手間取っちゃって、いいから面接だけ来てみてよ。明日の朝9時に会える?」
とコンビニ店長。
物は試し、と行くだけ行ってみたのですが思った以上に条件が良く、クリーニングの仕事と時間帯も異なっていたためすっかりやる気になってしまいました。わーい(嬉しい顔)

そして、今朝7時。

初仕事に行ってきました。晴れ

今日の仕事は資材搬入とレジでの接客です。力仕事は好きなのですが、レジが意外と難しい!こちらのレジにはEftposと呼ばれる、いわばキャッシュカードで直接買い物ができるようなシステムがあるんです。専用の機械に金額を入力し、カードを通して暗証番号を入れてもらうのですが、なかなかスムーズにいきません。Eftposだと思って入力していたらクレジットカードだったということもあり・・・店長は3日も経てば慣れるといってましたが、まだまだ修行が必要です。ふらふら

1日レジに立ってみましたが、わからないことだらけです。あの銘柄のタバコはどこにある?りんご1こでいくら?携帯電話の料金支払い?3段重ねのアイスクリームが欲しい・・・? いろんなことを聞かれました。

しかしながら、大変なことばかりじゃなく、嬉しいことも多いのが接客業。ニュージーランドのコンビニのお客さんは急ぎでない人がほとんどで、大抵皆ありがとうを言ってくれたり、世間話をしていったりします。ハートたち(複数ハート)

一番印象的だったのは、3段重ねアイスクリームを注文したおじさんです。アイスクリームを注文されると、スクープとよばれる器具でアイスをすくい、落っこちないように3段にするのですが、すくうのものせるのも両方難しい!私が四苦八苦してやっとアイスをのせるのをおじさんは見届けてくれ、かつ満面の笑みで

「よくできましたー!ありがとー!!」

と、店じゅうに響き渡る大声で言って帰ってくれました。この大声に、他のお客さんも店長もにこにこ。大きなアイスを片手にうれしそうなおじさんが、とってもすてきに見えました。揺れるハートわーい(嬉しい顔)

今日もこれから仕事です。今日は品出しをやるのだそうで、冷蔵庫で作業するから上着を持ってくるように言われています。雪

よし、今日もがんばるぞ!! :)

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posted by キックオフNZ at 04:46 | Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事

2009年11月24日

図書館について

こんにちは。クライストチャーチは最近25度まで気温が上がったりして、いよいよ夏間近となってきたようです。わたしも日焼け止めを新たに買いました。SPF30で、虫除け効果もあるそうです。晴れ

さて今日は、ニュージーランドの図書館について書きたいと思います。これが本当にお役立ちスポットなんです。わーい(嬉しい顔)

わたしが住んでいるクライストチャーチの図書館は、今年創立150周年だそうです。

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これは図書館のカードです。150周年のロゴがあって、ちょっとプレミアっぽいので気に入っています。ビジターの利用は有料なんですが、わたしはワーホリでレジデンス(在留者)扱いなので、無料で最高20冊、4週間本を借りることができます。CDやDVD(DVDは週1ドル)も借りれます。またインターネットの利用もでき、自分のパソコンを持っていけば無線LANが使い放題です。印刷、コピーも1枚20セントでできます。ぴかぴか(新しい)

図書館には日本のマンガや、日本語の小説もあります。今わたしは7冊の日本語の本と、2冊のマンガを借りていて、横山秀夫「第三の時効」を読んでいます。日本のマンガはこちらでも人気で、多くの作品が英訳されて発行されています。ちなみに今借りているマンガは「エマ」と「遠藤浩輝短編集」です。本

あと図書館に来ていつもしていることは、パンフレットやチラシのチェックです。図書館にはさまざまなイベントや機関のお知らせなどが集まり、今ニュージーランドでどんな催し物をしているか図書館で情報を得ることができます。わたしはここでリトルトンのウオーキングフェスティバルを知って、10月に参加してきました。他にもポストカードや無料の新聞も置かれたりしていて、本を借りなくても役に立つことが多いです。キスマーク

こうしてみるとクライストチャーチの図書館は機能も充実していていいところだなと思います。わたし自身本が好きで、日本でもよく図書館へ行ってましたが、こちらの図書館のシステムは使いやすさを確立していると思います(特にパソコン利用はオンライン予約で待ち時間とかわかったり、不正利用防止がすごいです)。また、ニューブライトンの図書館はオーシャンビューで有名で、カフェやレストランもあったりします。この図書館は観光スポットとしてもおすすめですよ。眺めがすばらしいです。目

市民に幅広く利用されている図書館は、ニュージーランドの文化への関心の高さがわかる場所だと思います。ちょっと時間のあるとき気軽に行けるので、ぜひ一度利用してみてください♪わたしも借りた本をがんばって読みたいと思います。わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)

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posted by キックオフNZ at 04:39 | Comment(5) | TrackBack(0) | NZ Life

2009年11月23日

英語の夢

留学前にあこがれていたことがあります。
それは、英語の夢を見ること。わーい(嬉しい顔)

留学体験記を見たり、英語教材の使用体験記を読んだりするとたまに載っている話ですが、「英語脳」だからこそ起きる現象みたいで何だかかっこいい・・・と思っていたんです。
友達には「えーっ?もっと他にあこがれることあるんじゃないの?」と言われましたが・・・くじけず今まで思い続けています(笑)

留学してから1年半、何度か英語の夢を見ました。
1度目は、留学直後から数ヶ月ステイしていたホームステイ先で。
皆でホームパーティーをしている。もちろん皆英語をしゃべっているのだが、さっぱり何を言っているのか分からない!!・・・という夢でした。
英語の夢だけど、、、ちょっと違う。ふらふら

2度目は、初めて引っ越したフラットで。
どのような夢だったか忘れましたが、めちゃくちゃ流暢な英語が頭の中に流れてきたんです。
「こ、これは英語の夢に違いない!!」
と、興奮して目が覚めてしまったのですが、目が覚めてもまだ英語が聞こえている・・・なぜだ?
落ち着いて考えてみると、リビングから聞こえていたテレビの音でした。流暢な英語の主はニュースのアナウンサー。そりゃ、すらすらしゃべるわけです。たらーっ(汗)

各部屋の音は筒抜け、私の部屋のドアは風が吹くと勝手に開く自動ドア、という感じのかなり古いフラットでしたが、音が聞こえても気にしない、とても ’easy going’ なフラットメイトたちのいい思い出がたくさんあります。ぴかぴか(新しい)

3度目は、野外実習中に。泊りがけでの野外実習に出た日の夜中、聞き覚えのある声の英語が聞こえてきたんです。
「こ、今度こそ英語の夢に違いない!」
とまたもや興奮して目が覚めてしまったのですが・・・
今度は相部屋の友人の寝言でした。どうやら何かを一生懸命断っていたみたいです。翌日どんな夢だったかたずねたのですが、全く覚えていないとのことでした。もうやだ〜(悲しい顔)

そして今日!!

夢の中で ’Get in the car, get in the car!!!’ って言われて目が覚めました。車?いや、ここはベッドの上だ、そんなわけない!部屋に誰かいる?そんなわけない!テレビついてる?いや、ついてない!

やったー!ついに見た!!ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)

嬉々としてフラットメイトにその話をしたところ、「その1文だけ?」との突っ込みが。
確かに、前後を全く覚えてないし、英語の夢というには短すぎるかも・・・

しかしながら、私はまだあきらめていません。

2番目のフラットで見た夢(というかテレビ)のようにすらすらと、夢の中でも現実世界でも話せるように毎日修行中です。

今日もこれから大学に修行に行ってきます。
それでは皆さん、よい一日を!黒ハート

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2009年11月20日

猫のいる生活

どうも今年のニュージーランドは冷夏のようです。晴れれば日差しは強いんですが、なかなか気温が上がりません。その一方クライストチャーチではクリスマスの飾りつけとかが見られるようになりました。クリスマス

さて、今日はわたしが住んでいるフラットで飼っている猫について書きたいと思います。名前はクマ。メス6歳です。

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もともとここに来る前に日本人女性に飼われていまして、それからこのフラットに引き取られたそうです。えさやりは大学生のフラットメイトがしています。

実はわたしはここに来るまで犬や猫などペットをほとんど飼ったことがありませんでした。フラットの見学をしたとき、クマもいたのですが、猫とのつきあい方を知らないわたしは、引っかかれたりしないかなとちょっと不安だったことを覚えています。がく〜(落胆した顔)

クマは、ちょっと変わった猫だということを、ここに住むようになってからわかるようになりました。ぴかぴか(新しい)

まずほとんど鳴きません。ニャーという声を発さず、ぐるぐるうなるくらいです。あと好物がヨーグルトだそうです。でも太るので最近はあげていないそうです。たまにわたしがヨーグルトを食べていると、じっと見つめていることがあります。あと甘えたりなついたりということがありません。それはわたしに限らずフラットメイトに対してもそうで、抱き上げることはもちろん、ちょっとなで続けていても嫌がって引っかこうとすることもあります。きまぐれ、きまま、そんな形容がぴったりの黒猫です。

でもわたしはクマのことは悪く思っていません。「猫かわいがり」することはないんですが、ちょうどいい距離感でつきあえていると思います。たまに部屋に来てベッドで寝ていたり、早朝何も言わずにじっと枕元に座っていたり、ただそれだけなんですが、血の通っている生き物がいるというのは、ちょっと心が温かくなる気がします。足元に体を寄せてくるとき、閉まっているドアを開けてほしいか、おなかがすいているんだなとわかるくらいにはなりました。ハートたち(複数ハート)

むしろ近所のジンジャーキャット(赤毛の猫)のほうが我が物顔でフラットに入り込んだりするので、そちらに手を焼いています。このあたりは猫を飼っているところが多いらしく、けっこう顔見知りの猫もできました。クマもキッチンの勝手口から外に出ては、ふらりと帰ってきます。猫

猫の6歳って、だいたい人間の40歳前後だそうで、そういう意味ではクマは独立独歩のかっこいい大人の女性という感じでしょうか。これからもつかずはなれず、お互いいい関係でいられたらと思います。実はフラットメイトが年末日本に一時帰国するので、たぶんわたしがえさやり当番をすると思います。NZ滞在期間限定の、猫との生活を、しばし楽しみたいと思います。わーい(嬉しい顔)

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2009年11月19日

カイコウラ・ピクトン。

先日のオークランド旅行より少し前の話になりますが・・・ピクトンまで、東海岸沿いをドライブしてきました。
オークランドと同じく、フラットメイトたちと一緒に出かけました。わーい(嬉しい顔)

ピクトンは南島の北の端にある港町で、北島にある首都ウェリントンとをつなぐフェリーが毎日出ています。大きな町ではないのですが、天気がよければ海の景色がきれいだろう、という知人の情報だけを頼りに出発しました。
なぜ情報がほとんどない状態で最終目的地をピクトンにしたのかというと・・・名前の響きが可愛らしかったから行ってみたくなった、というそれだけです。
フラットメイトと旅行するときは、大抵そんな感じです。行き当たりばったりなところが、むしろ楽しかったりします。晴れ

数日分の着替えと食料、大まかな地図とCDを車につめこんで、出発です!まずは、ピクトンへとクライストチャーチの中間にある、カイコウラという町へ向かいます。

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ニュージーランドの車窓から(?)。春のニュージーランドの山はこんなふうに黄色くなります。自生している植物の花が一斉に開花するからなのだとか。

3時間のドライブの後、カイコウラに到着です!休憩も兼ねて、ちょっと寄り道。野生のアザラシが見られる、シールコロニーに行ってきました。駐車場について車を降りると・・・

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いたーっ!
3m以上離れて観察してくださいという注意書きがあったのですが、車を降りてみたら1.5m先に寝ていた場合はどうしようもありません。起こさないようにそーっと移動しました。まるで熊のような大きさでしたが、すごくかわいい寝顔でした。

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もう1頭は、ずーっと上を向きっぱなし。私たちが到着してから出発するまでこの姿勢のままでした。何をしていたんでしょうか??

軽く食事をとって、ピクトンへ向かって出発です!運転も残り半分だと思うと気が楽です。
数時間後、ピクトンに到着です!・・・が、暗くなっていて何も見えなかったので、その日はおとなしく一泊しました。

次の朝。チェックアウトの時間より大分早めに起きて、ピクトン探検に出発です♪
まずは、知人のおすすめの港へ。

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あぁっ・・・残念、天気が悪い!

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でもとってもきれいでした。すごくゆったりとした空気が流れていました。

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展望台にも行ってきました。ニュージーランドで一番大きなフェリーも見えました。

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展望台から下りると、水族館を発見!動物好きの私としては外せません。早速入ってみました。

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なんと、南極海で捕獲された巨大イカにお目にかかれました!テレビのニュースや科学系の雑誌で話題になっていたので一度見てみたいと思っていたのですが、ピクトン水族館に保管されているとは知りませんでした。写真では大きさがわかりにくいですが、私の身長(155センチ)より一回り大きなイカです。間近で見ると、まるで宇宙人を見ているような感覚でした。

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水族館ですがなぜかTuatara(ムカシトカゲ)を発見!こんなに近くで見たのが初めてだったので、思わず一枚。ニュージーランドにのみ生息し、太古の昔の面影をとどめる貴重な種です。現在保護活動が盛んに行われています。

これらの他にも、ピクトン港付近に生息するたくさんの魚が展示されていたり、カニ・貝類などに触れられるブースがあったりしました。大満足です。わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)

ピクトンからの帰りの山道では、Weka(南島北端付近に生息)という鳥にも出会えました。すばしっこかったので写真はありませんが、いつも写真で見ていた鳥を間近でみるのはとても感激します。ぴかぴか(新しい)

帰り道はカイコウラに寄らず、別ルートで温泉に入って帰りました。温泉に入る頃にはもう暗くなっていましたが、星空を見上げながら入る温泉もまた良いです。

クライストチャーチに着いた頃には、みんなくたくた。すぐにおやすみを言って、爆睡してしまいました。眠い(睡眠)

・・・しかしながら、次の朝には「ペンギンコロニー見に行こうよ!」という話になっていました。このフラットに住んでいる限り、休日の予定には困らなそうです。
ペンギンを見に行ったら、また報告しますねるんるん

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posted by キックオフNZ at 04:23 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行・イベント

2009年11月17日

NZの時間 日本の時間

こんにちは。11月も半ばを過ぎ、夜の9時過ぎても空は明るいです。晴れ

わたしがニュージーランドに来て2ヵ月半がたちました。今日は、これまでに一番NZに来て感じた変化、時間の感覚について書きたいと思います。時計

ワーキングホリデーでクライストチャーチに来てから、時間の進み方が日本と比べてゆっくりだなあと感じることが多くなりました。特に9月末にデイライトセービングという夏時間が始まってから、明るい夜というものが自分の気分に与える影響を実感しました。あーまだまだ1日は残っているんだ、ともうちょっとがんばりたくなるというか。

またニュージーランドは労働時間が日本ほど多くありません。たいていのオフィスは6時でビルの電気が消えてしまうため、残業はあまりないそうです。日本の正社員の週40時間労働に対して、週20〜30時間のパートタイム勤務もかなり多いです。飲食業は夜遅いですが、多くのスーパーや小売店は金曜以外5時か6時で終わります。日本のコンビニに当たるデイリーショップも24時間営業は全体の半分以下だと思います。そんな感じで、まだ明るい夜の7時でも、街は静かになってしまうのです。スペイン語教室の帰り、7時半過ぎた大聖堂広場でバスを待っていても、人はあまりいません。

わたし自身ワーキングホリデーという、ある意味なんでもしていい自由時間を得た人間にとって、こののんびりさ、ゆったりさは慣れない環境の中では精神安定上助かったな、と思います。あまり都会だと、何もしていない自分にあせりを感じたかもしれません。日本の労働時間並みに働いていたら、ホリデーじゃなかったかもしれません。とはいえ日本のすべてが悪いというわけではなく、ニュージーランドの時間と日本の時間は、同じ24時間でもまた違う尺度なんだな、と考えています。ぴかぴか(新しい)

ひとつ不安があるとすれば、いつか日本に帰ったとき、ニュージーランドの時間の感覚に慣れた自分が、日本のあわただしさについていけるかなということがあります。ちなみに実家は東京です。たぶん成田空港から家に帰るだけでぐったりするだろうな、と今から考えてしまいます。人の数が違いますしね。ニュージーランドのちょっとゆるゆるな時間の中で、今度映画「かもめ食堂(フィンランドに暮らす日本人女性が食堂を開く話)」か「めがね(南の島ヨロン島の宿にやってきた人々のゆるい生活の話。以上2つどちらも小林聡美主演)」でも見てみようかなーと思っている今日この頃なのでした。わーい(嬉しい顔)

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2009年11月16日

夢見るクリーナー

夏休み中の仕事が見つかりました。オフィスの掃除屋のバイトです。ぴかぴか(新しい)

今年の夏はぜひニュージーランドで仕事をしたい・・・と数週間前から仕事を探していたのですが、本命だったフルーツピッキングの仕事は冷夏の影響で開始が1ヶ月遅れ。他の仕事もこの不況のせいか「経験者のみ」の指定があるものが多く、なかなか思ったように見つからなかったんです。ふらふら

そこでやっと見つかったのが、夕方開始のオフィス掃除のバイト。「車の免許・根性をお持ちの方、経験問わず」という条件だったので、根性があるかわからないのにとりあえず電話しました。問い合わせは私が初めてだったらしく、その日のうちに仕事場の見学につれていってもらい、「トイレ掃除、モップがけがちゃんとできるか」という確認をとられた後採用となりました。わーい(嬉しい顔)

現在採用3日目で、トレーニングを受けています。トレーニング後は大きな工場を私を含めた2人で掃除することになるらしく、かなりみっちりと仕事を教わっています。

私のトレーニングをしてくれているのは、私と同じアジア人のマネージャーです。大柄な人で教え方も簡潔なので最初少し怖かったのですが、お互い慣れてくると世間話をしたり、今日はお寿司をご馳走になったりと、とてもよくしてもらっています。ハートたち(複数ハート)

そんなマネージャーと、今日は将来の夢の話になりました。

「僕は将来の夢のために3つ仕事をしてるんだ。今やってるクリーナーは、3番目の仕事なんだよ」と、彼。
あとの2つは自分で立ち上げた事業なんだそうです。

忙しくないんですか?ときくと
「そりゃ忙しくて一日中ノンストップだけど、やりたいことがあるから頑張れる」とのこと。

そんな彼の夢は、自分のカフェを経営することだそうです。同じ夢をもつ彼女と一緒に、素敵なお店を持ちたいと教えてくれました。

「でも彼女は結構現実的でね、十分な開業資金と失敗した場合の貯えがないと始めないって言うんだ。でもそれには僕も賛成だから、お互いこうやって働いてるわけ。だからこのクリーナーの仕事をやるのは今だけだけど、その間に気がついたことがいっぱいあるんだ。じっくりやってみると面白いよ。」

気づいたことって何ですか?と聞くと、彼は3つの机を指差して言いました。
「終業後のオフィスって面白いんだ。僕が指差した3つの机を見比べてみて。」

えーっと、きれいな机が2つと、ぐちゃーっとしたのが1つ。
「1つ目の机の彼は今度昇進するんだ。すっごくきれいで整ってるでしょ。僕も掃除がしやすくて助かってる。2つ目の汚い机は、1つ目の机の彼より先輩のはずなんだけどずーっとこの位置。3つ目の机はどう思う?」

ぱっと見た感じはきれいな机です。きれいだと思いますけど・・・と私が言うと彼は、

「確かにこの机もきれいなんだけど、彼は少なくとも僕が掃除をしている1年間、物の位置を全く動かしてないんだ。このファイルはいつもここ、この写真はいつもここ、この人形もいつもここ。この机の彼もずーっとこのフロアにいるんだ。」

へぇーっ、言われてみれば面白い。

「僕の意見だけど、ビジネスをうまくやるには自分を管理する能力と柔軟性、両方が必要なんじゃないかなあと思うんだ。僕も自分のカフェをやるときには気をつけようと思ってる。」

その後彼はちょっと照れくさそうに、忙しいんだけど週2回は彼女とデートに行くんだ、と教えてくれました。2人とも忙しいけれど、何とかして時間を合わせているそうです。聞いていてなんだかほっこりしました。わーい(嬉しい顔)揺れるハート

まだまだ景気はよくないけれど、彼のカフェ、私はうまくいきそうだなあと思うんです。
夢に向かって頑張る彼の話を聞いて、私まで元気になれました。

さて、今日も夕方から仕事です。彼を見習って、根性出して頑張るぞ!わーい(嬉しい顔)

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2009年11月13日

フラットという暮らし方

ワーホリの出発前、ニュージーランドの生活で一番不安に感じていたのはフラットについてでした。家

ニュージーランドではひとつのフラットに複数の人が共同生活する形が一般的です。でも日本ではなかなか想像できないその生活形態に、日本でフラットメイト募集の広告に問い合わせをしながら、「他人と一緒に暮らすって大丈夫かなあ」と思っていました。たらーっ(汗)

わたしが現在住んでいるフラットは、見学に行ったとき、日本人の大学生の男の子とKIWIの女子大生が住んでいました。黒猫を飼っていて、部屋も広く、何よりシティ徒歩圏なのとインターネットが無制限であることが魅力的でした。そして、最初に滞在していたバッグパッカーズからこのフラットに引っ越しました。車(RV)

それから2ヶ月たちましたが、このフラットではいろいろ変化がありました。

短期でラウンジに日本人女性が滞在したり、有線だったインターネットが無線LANになったり。そしてKIWIのフラットメイトが、先週オークランドへ旅立ち、新たに日本人男性が入居しました。わたしは最初いた部屋から、KIWIの女の子が使っていた部屋に移動しました。つまり現在は日本人率100%のフラットになったわけです。

日本に住んでたときに感じていた不安は、プライベートの確保と、他の住人とのコミュニケーションが主なものでしたが、それは慣れていくうちに解消されました。フラットメイトはいい人たちで、親切に教えてくれると同時に、お互い配慮するところもあるとわかるようになりました。一緒に買い物に行ったり、キッチンで料理をしながら話をしたり、パーティやピクニックをしたり。同じフラットに住むということで、少しでも気持ちよくすごせる工夫(ハウスキーピングも大事です)を協力していく中で、いい関係が築けると思います。ハートたち(複数ハート)

女性と言う立場から見ると、一人暮らしと違って防犯面でもいいですし、特にわたしは運転免許がないので車を持つフラットメイトに遠出や買い物を手伝ってもらえるのはとてもありがたいです。ニュージーランド生活では先輩であるフラットメイトからいろいろな情報や話を聞くのも生活に役立ちます。わたしは日本では母と妹一家の合計6人で暮らしていたため、たぶん一人暮らしだったらかなりホームシックになったかもしれません。そういう意味でも、ニュージーランドでのフラット生活を、今は楽しめています。わーい(嬉しい顔)

これからニュージーランドに来ようと思っている方で、フラットを探そうと思っている人は、とにかく積極的に興味のある場所にコンタクトを取り見学することをおすすめします。複数の場所を比較することで、自分の求めるフラット像が明確になり、あるときいいタイミングでその場所が見つけられるはずです。たとえ英語環境でも、何とかコミュニケーションできるものです。たとえ住み始めてから不満が生まれても、こちらでは引越しは容易です。自分にとってのよりよいフラットが見つかるように、がんばってみてください。日本ではできない経験として、きっといい思い出になると思いますよ。ぴかぴか(新しい)

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2009年11月12日

思い立ってオークランド。

11月のはじめの水曜日、庭に寝っ転がって日向ぼっこをしていたフラットメイトが突然言った。

「・・・天気が良すぎる。あったかすぎる。泳ぎたい・・・ビーチに行きたい!!」

このひとことがきっかけで、その週末フラットメイト全員でどこかへでかけることが決まりました。泳げそうなビーチまで、とりあえず北上することに。
最初に候補に挙がったのは北島のGisbone。ニュージーランドで最初に日の出が見えるビーチのある場所。天気予報を見る限り、気温も天気も泳ぐには十分そう。
・・・しかし、その週末のフライトがなく、また陸路は時間がかかりすぎるため断念。

そんなわけで結局、毎日フライトのあるオークランドまで飛び、そこからきれいなビーチまでレンタカーで移動することになりました。
が、きれいなビーチがどこかは未定。フライトも前日に予約。
私たちの、超無計画北島旅行が始まりました。

バッグ1つとポケットマネー、そして日焼け止めと水着だけもってオークランドに到着したのは金曜の夜。
交通手段も地理の知識もないのでその日は大人しく休み、土曜日の朝から行動を開始しました。

まずは、レンタカー屋探しを兼ねて市内観光です。以前このブログで紹介されていた、オークランド大学にも行ってきました。

091112_1_Noby.jpg

すごく近代的な建物でした。写真には納まりきりませんでしたが、大きなガラス板をくの字形に曲げたような外観です。中庭もきれいに手入れされていて、小鳥といっしょにひなたぼっこをする学生さんがたくさんいました。

レンタカーを借りて、いざ出陣です。観光案内の人にきいた最寄のビーチに向かいました。30分後。

091112_2_Noby.jpg

きれいなビーチ、きれいな空!わーい!!

が・・・寒い!!めっちゃくちゃ寒い・・・!!水に足をひたしていると、すぐにかじかむほど。果敢にも泳ごうとする観光客が何人かいましたが、皆さん数分で撃沈。もちろん私たちも数分で撃沈。

ここで緊急会議です。ビーチに来たのに泳げない、どうするか。
結局、二人はビーチを探してさらに北上、残り二人はオークランド市内観光をすることになりました。ちなみに私は・・・前者です。

こうなったらもたもたしていられない。市内観光組にさよならを言い、北上組は翌日を待たずに出発しました。
最終目的地は、北島の岬の根元のCoopers beach。週末のうちにオークランドに戻れる距離、かつ一番泳げる可能性がありそうな立地。

なーんにもない田舎道をひたすら走ります。

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田舎道のドライブ、大好きです。きれいな緑と、きれいな空。

クライストチャーチでは見られない、Tuiバードにも出会えました。首元にかわいらしい白い飾り羽をつけた、ニュージーランドの固有種です。

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そうこうしているうちに、ついにCoopers beachにつきました。
ここまできたら思い切るしかない。思い切って飛び込みます!! ザブーン!!
・・・・冷たい!!!!!! 涙

見事に撃沈した私たちを、Tuiバードが心配そうに(もしかしたらバカにされていたのかもしれませんが・・・)眺めていました。もう夕暮れ時で、彼らも巣に帰り始めていた時間です。海が冷たかったのも無理はないかもしれません。

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翌日。ここまで来たのにすごすご帰るわけにはいかない・・・というわけで、帰り道の近くにある、ニュージーランド最大のKauriツリーを見に行くことになりました。宿のおばさんいわく、樹齢2000年、生きているニュージーランドの樹木では最大のものなのだとか。森の神とよばれ、先住民のマオリ族による伝承物語も数多く残っているそうです。

数時間の運転ののち、Kauriの森につきました。森の神様は、入り口から徒歩5分のところで森全体を見守っているそうです。明らかに見えるからまあ入ってみて、と地元の人に言われるままに入ってみると・・・

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神様いたーっ!!でっかい!!
木の根元で私が両手を上げてるのが見えますか?ぱっと見ただけでは全貌がわからないほどの大きさでした。マオリの伝説では、この木は空を持ち上げて地面の間に隙間をつくり、人間や動物、植物を住まわせる空間を作ってくれている神聖な存在なのだそうです。

というわけで、海で泳ぐことはできなかったものの、いろんな自然、動物などに出会えた充実した3日間でした。帰りの飛行機では全員爆睡。

目が覚めたらクライストチャーチに帰ってきていました。
寝ぼけまなこのまま空港から出て、最初の一言・・・「寒い!!! 涙」
ビーチで泳げる日は、もう少し先のようです。

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posted by キックオフNZ at 09:55 | Comment(6) | TrackBack(0) | 旅行・イベント

2009年11月10日

バラの季節

11月に入りニュージーランドは、春から初夏へと季節が動いています。
この時期わたしたちの目を楽しませるのが、花、特にバラです。

ガーデンシティと呼ばれるクライストチャーチは数多くの植物や花があり、特にバラは住宅街でも3軒に1軒は植えられています。
日本の家族、特に母と妹がガーデニングが好きで、NZの花の写真を送ると喜ばれます。というわけでわたしhisawoは、ニュージーランドに来てから花の写真を撮ることにはまっています。
今回はこれまでに撮影した写真の一部をご紹介します。

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クライストチャーチにおける花ウオッチングで欠かせないスポットが、ボタニックガーデンです。
ハグレー公園内の広大な敷地に、数多くの庭園や植物、温室などがあり、いつも多くの人が楽しんでいます。
バラ園もあります。先日も行ってきたのですが、まだ咲き始めとはいえ赤、白、ピンク、黄色などさまざまな色や形のバラが見られました。入口にはつるバラのアーチもあり、満開になるときれいだろうなーと今から楽しみにしています。わーい(嬉しい顔)

ボタニックガーデンは無料で開放されていて、先月のはじめにわたしはフラットメイトたちとピクニックをしました。そのときは日本庭園近くの八重桜の下でランチをしたのですが、今はすっかり葉桜になっていました。日本庭園には日本の鐘もあるんですよ。また、エイボン川ではダックの親子のかわいらしい姿も見ることができます。ぴかぴか(新しい)

花の写真を撮るとき、当たり前ですがカメラを構えて立ち止まります。
忙しい日常から、その瞬間花と対峙することで、ふっと心が静まります。
花はただ黙ってそこにあるのですが、撮った写真を見ると、美しさや生命力を感じて、元気が出ます。

正直写真の腕はまだまだですが、これからも季節の風景や花を切り取っていけたらなと思います。日本はいま紅葉がきれいでしょうね。日本の秋を感じられないのは残念ですが、これから夏に向かっていくニュージーランドを楽しんでいけたらと思います。ハートたち(複数ハート)

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posted by キックオフNZ at 03:28 | Comment(6) | TrackBack(0) | NZ Life

2009年11月09日

Alison おばさんのマフィンを作る。

前回引越しをしたとき、荷物のダンボールをあけたら入ってた。

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こ、これ私のじゃないぞ?

最初のページをめくったら、ニュージーランド人の筆跡でこう書いてあった。
「私の最愛のお友達のKellyへ。私これから、あなたがいなくて寂しく思うだろうなと思うわ。この本はきっと、あなたの「トーストばっかりの」食事のバリエーションを増やしてくれると思うんだけど。Josieより」

・・・ケリーもジョシーも知らないよ!!!!

おそらく、前の家のキッチンにあった持ち主不明のもの(大昔のフラットメイトの持ちものだったり)が、私の荷物にまぎれこんだんだと思われる。

チッ、と思いながら開いてみると・・・
おっ、結構簡単な割においしそうで可愛い!!

パラパラっとめくったら、魅力的なレシピを発見。
‘BANANA & CHOCOLATE CHIP MUFFINS’
チョコバナナマフィン。必要な材料が少ない上に、マフィン型・フォーク・オーブンだけで出来るのだとか。
料理帳の写真も、結構おいしそう。

これを試さない手はない。
幸い材料はすべて冷蔵庫にあるし、さっそくはじめよう!
本の最初の項目から読み始めると・・・

手順1:まず必要な材料と器具をすべて用意してください。

・・・最初に全部並べなきゃいけないのか。わかったよ。
ボウル・マフィン型・フォーク・小麦粉・卵・牛乳など・・・

全部揃った!

091109_2_Noby.jpg

並べてみると結構あるもんだなあ。
全部材料をそろえて安心して、再び調理開始。

粉をふるって、バターをとかして・・・
始めてみて気づいたけど、結構ワイルドな調理法。バナナも切らずに、フォークの背でつぶせとの指示が。
料理初心者向けの本なので、できるかぎり包丁を使わないようにしているのだとか。

ものの10分で生地が完成。
予熱したオーブンの中に、マフィン型を入れて、焼く!

ちゃんと焼けるかなー

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まだかなー

おっ、ふくらんできた!

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と、ところでいつ焼き終えたらいいんだ?
アリソンおばさん:「表面がきつね色になり、中央が固まるまで焼きましょう」

・・・この指示、意外と難しい。
ニュージーランドのオーブンはすごく強力で、油断するとすぐ焦げる。
今までも、チキンを焦がしたり、ピザを焦がしたり・・・
きつね色になったと思ったら、あっという間に真っ黒こげ。

・・・と思いめぐらせているうちに、やばい、焼けてきた!!

きっとこれはきつねいろに違いない!
早く食べたい。が、熱くて触れない。

10分後。もういいだろう。
型からゆっくりはずしてみる。

おぉー

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なんかワイルドに焼きあがってるけど、私の調理にしては、マフィンっぽい。

しっかりいただきました。
フォークでつぶしたバナナのおかげで、しっとりして美味。いい仕事してます、バナナさん。

ニュージーランドの家庭では、休日に親子でよくお菓子作りをしています。
マフィンも代表的なレシピのひとつ。
ニュージーランドにホームステイをする機会があったら、ぜひホストファミリーとニュージーランド式マフィンを作ってみてください。

今朝、自作マフィンを朝食にしようと台所へ行ったのですが・・・
マフィンはすべて、マフィンとクッキー大好きなフラットメイトのおなかの中に納まっておりました(涙)
・・・6つ焼いたのに私1こしか食べてない!!

というわけで、近々別の味付けで作ってみようと思います。
ありがとう、アリソンおばさん。

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posted by キックオフNZ at 03:18 | Comment(8) | TrackBack(0) | NZ Life

2009年11月06日

3つの目

ニュージーランドに来て現在のフラットに移ってから、わたしは大学時代に学んでいたスペイン語の勉強を再開しました。
ニュージーランドに来て、どうして英語ではなくスペイン語の勉強をするの?と思われる方もいるかもしれませんが、それにはわたしなりの理由があります。ぴかぴか(新しい)

ひとつは、渡航直前にしていた塾講師の仕事の経験を生かして、ニュージーランドで教える仕事をしてみたいという気持ちが生まれたことでした。まず考えられるのはネイティブであることを生かした日本語、その次に考えたのが、スペイン語でした。日本語は一番教えやすいのですが、あえて第三言語であるスペイン語をもっとブラッシュアップすれば、ネイティブが気づかない細かいポイントや客観性を持って教えられないだろうか。そう考えるようになったのです。

自分自身日本の子どもたちに国語や英語を教えていて、受験に必要な勉強というよりも、生きた語学を教えたいなという思いがありました。いつか日本に帰ったとき、英語ももちろんスペイン語ができていれば、その可能性も広がると思いました。

ニュージーランドで仕事を探したいと最初に滞在していたバッグパッカーズのオーナーに言ったら、「あなたは教師の仕事をしていたんだから、自分で家庭教師の広告を作って掲示板に張ればいい」と言われ、それはいいアイディアだと思いました。
英語が使われるこの国で、自分の英語が思ってた以上に通じたのも、ひとつの自信になりました。わーい(嬉しい顔)

その後、フラットメイトがたまたま大学でスペイン語を学んでいて、教材や辞書を貸してくれたこともあり、わたしは家庭教師の広告を作る一方、スペイン語の勉強を始めました。そうすると、約8年間のブランクを痛感しました。単語の意味がわからない。フラットメイトとスペイン語で話しても言いたいことが変換できない。そこではじめて、自分がこれから相当努力して勉強していかないといけない、と気づいたのです。

現在わたしは、毎日午前中にスペイン語の勉強をしながら、週1回シティのコミュニティハウスでスペイン語教室に通っています。そして、KIWIの家族に日本語を教える仕事もしています。日本語と英語、そしてスペイン語という3つの視点を持つということは、互いを客観的に見る力を持っています。これは大学時代ある人に言われたことなんですが、日本語と英語以外にもうひとつ言語を学ぶことは、その文化に常に中立の立場を取れる、2つだとどちらかに肩入れしてしまうけど、3つならいい距離感が保てる、という言葉がありました。目

ニュージーランドという国で、その言葉の意味を実感しながら、これからも3つの文化を大事にしたいと思います。また、31歳にして何かに打ち込める時間を持てることに、常に感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

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posted by キックオフNZ at 03:47 | Comment(7) | TrackBack(0) | NZ Life

2009年11月05日

大学に行くんだけど、何を持っていけばいいの?

みなさんこんにちは。すばらしい天気の中バードウォッチングに行き過ぎて、顔がヒリヒリしているNobyです。今日は現在私がやっている、大学入学の準備について書きたいと思います。いす

このブログを閲覧されている方の中には、ニュージーランド渡航後大学入学を検討されている方も多いのではないでしょうか。しかし、「どの大学がいいのか?どのコースがいいのか?何が要るのか?いつ行けばいいのか?」等、「?」がいっぱいの方も多いのではと思います。いざ準備をしてみると、「動きやすい服、下着、ホストファミリーへのお土産、日本の食べ物、折り紙、家族の写真、英語の辞書・・・あれっ、大学留学なのに大学関連のものが1つもない!!」となってみたり。私もそうでした。ぴかぴか(新しい)

実は私、今年度カンタベリー大学(クライストチャーチ)の大学院・修士課程前期(Postgraduate diploma of science, part 1)に在籍していたんです。しかし恥ずかしながら最終試験があと1歩及ばず、同じコースを再履修するため、お隣のリンカーン大学での再入学の手続き中、というわけなんです。オセアニア圏の大学院では、同大学・同コースの再履修が認められないためで、一見面倒ですが、大学院生の意欲と覚悟を増すための、いいシステムだと私は思ってます。もちろん失敗したのは悔しかったですが。

そういうわけで異なる大学への出願経験が2度あるわけですが、どちらにも必要だった書類・必ず調べておかなければならないことを、今回は挙げていきたいと思います。

必要書類

☆卒業証明書

入学前に卒業証明書?!・・・いえいえ、最終学歴の証明書です。大学入学希望の方は高校の、大学院希望の方は大学の卒業証明書が必要です。必ず、英訳されている必要があります。なので、渡航前の早めの時期に、出身校に問い合わせて英訳とプリントをしておいてもらってください。また、大抵の学校でコピーできない紙に証明書を印字する決まりになっているので(コピーするとcopy copy copy…って浮き出る紙です)余分を2〜3部もらっておくといいです。万が一私みたいなことになったときに、再申請しなくてすみます。また、出身校で英訳してくれなかった、英訳してもらう時間がなくて日本語版を持ってきた、という場合でも現地の翻訳家に頼めば大丈夫です。この場合は2〜3週間の待ち時間と、5000円程度のお金が必要です。

☆成績証明書

入学前に成績・・・こちらも、出身校の成績証明書です。卒業証明書と同じく、英訳されている必要があり、余分をもらっておくと安心です。

☆英語力証明書

英語圏での大学生活なので、これも必須です。証明書の種類はさまざまですが、TOEFL, IELTSのスコア, 大学付属語学学校の卒業証明書などが一般的です。TOEFLやIELTSなどの語学試験は結果発表までに1ヶ月程度、大学付属語学学校は半年以上在籍することがほとんど・・・という感じで時間がかかるので、渡航準備は「英語力証明書」を得るステップから始めることをお勧めします。

☆リファレンス(大学院生のみ)

大学院生として渡航される方の場合、出身大学の教授から、リファレンスをもらう必要があります。卒業研究の出来や、日ごろの様子等のチェック項目があります。入学予定の大学のホームページからダウンロードして、早めに書いてもらってください。

調べておいたほうが良いこと

☆願書提出、入学、授業開始の日

入学日にではなく、願書提出日にあわせて渡航するのをお勧めします。入学前に生活に慣れることができ、万一の不備にも対応できます。

☆学費

留学生は、ビザを取るために、学費を一括払いする必要があります。なので事前に学費を調べ、一括払いできるよう準備しておきましょう。

☆コース内容

同じ名前のコースでも、大学によって内容は異なります。取りたい資格や学びたい分野と自分の取るコースにずれがないよう、願書提出までにしっかり調べるのをお勧めします。日本からなら大学ホームページ、ニュージーランド国内なら小冊子が一番手軽でわかりやすい方法です。

箇条書きだけで長〜くなってしまいましたが・・・これだけそろっていれば、現地に行っても何とかなります。わーい(嬉しい顔)

あ、もう一つ書き忘れていました。絶対必要なものがもう少しあります。
それは、努力、度胸、そして何でも楽しむ気持ちです。これだけ揃っていればまず大丈夫です。

皆さんの大学留学がうまくいきますように、クライストチャーチから応援しています。ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)

ひらめき
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posted by キックオフNZ at 03:24 | Comment(5) | TrackBack(0) | 留学準備

2009年11月03日

はじめましてのご挨拶

みなさんはじめまして。
今回からブログを書かせていただくことになったhisawoと申します。

名前は男っぽいですが、女性です。
現在ワーホリでクライストチャーチに住んでいます。
今日は初回ということで、自己紹介も兼ねて、ニュージーランドに来ることになったいきさつを書こうと思います。ハートたち(複数ハート)

実はこの旅が、人生初海外生活です。
もともと英語は好きで、大学ではスペイン語を専攻していました。
卒業旅行は友人と3人でスペインとイタリアに行く計画も立てて、実現するはずでした。
ところが、大学卒業直前にメンタル面で体調を崩し、卒業旅行はキャンセルに。
超氷河期下でようやく内定をもらった就職も、あきらめざるを得ませんでした。
これが2001年のことでした。

その後リハビリをしながら、アルバイトをしていたのですが、あきらめなかったのが、小説を書くことと海外での生活への夢でした。
小説は学生時代から児童文学研究会というサークルで書いていて、いつかプロの小説家になりたいという夢を持っていました。
海外生活は、留学ワーキングホリデー含めていろいろ情報を集めていましたが、経済的に実現せず、封印していました。

ところが、2007年に、ずっと応募していた短編小説の賞で入選しまして、それをきっかけに、現在もお世話になっている携帯コンテンツの会社から携帯サイトでの連載のお話をいただきました。
その年の夏、はじめて仕事として、小説を書くことができました。
また、その前の年から始めたWEBアシスタントの仕事が軌道に乗り、少しづつですが貯金を進めていきました。

約1年前、30歳になったのを機に、年齢制限ぎりぎりでワーホリに行く決意をしました。
ネットや本でリサーチし、同じ島国として、またラグビー好きな人間として興味のあったニュージーランドを目的地に、準備を本格化させました。
いろいろな面で課題はあったんですが、これが最後のチャンスかもしれないと、必死に乗り越えてきました。

そして今年の4月にWEBアシスタントの仕事を辞め、昨年末から進めていた携帯サイトの連載小説の原稿は納品を済ませ、夏に短期で塾講師のバイトをして、2009年9月2日にニュージーランドに入国しました。
あの日のまぶしいくらいの日差しと桜並木は忘れることはないでしょう。
現在はクライストチャーチでフラットに住みながら、スペイン語の勉強と仕事、料理などをしています。わーい(嬉しい顔)

次回以降、少しづつ、ニュージーランドの生活や日本との比較など、わたしなりの感じ方で伝えていけたらと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。揺れるハート

ひらめき
hisawoさん、はじめまして、という方。
hisawoさん、小説書いているのですか、という方。
私もクライストチャーチに住んでいます、という方。
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(hisawo)

posted by キックオフNZ at 03:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | ブログライター紹介

2009年11月02日

はじめまして。

皆さんはじめまして。わーい(嬉しい顔)

今回からブログを書かせていただくことになりました、クライストチャーチ在住のNobyです :)
現在クライストチャーチで、動物学の修士号を取得するべく勉強中です。勉強はめちゃくちゃ難しいですが、動物王国で動物学をやるのは本当に楽しいです :)

ニュージーランドに来てから、もう1年と半年が経とうとしています。ニュージーランドに来るまでの海外経験が修学旅行で3日ほど行った東南アジアだけだった私にとって、この1年半は毎日が新しいことの連続でした。

今回は自己紹介ということで、海外経験がゼロに等しい(だって、修学旅行中は先生が先導してくれて、クラスメイトと日本語でしゃべってましたから・・・)私がなぜニュージーランドに来たのかからはじめたいと思います。

日本の大学で卒業論文を書いていたある日。昆虫行動学が専攻だった私の卒業論文は、コオロギについてだったんです。
論文づくりも終盤になり、よし、挿絵でも入れるか・・・と、インターネットでコオロギの画像を探してたんです。そうしたら、検索結果に「世界最大のコオロギ」の文字が。

やっぱり、ほら、怖いもの見たさで開くじゃないですか。
すると画面には、大人の手のひらほどもあるコオロギの画像が・・・。
気持ち悪いけどもうちょっと知りたくて、調べてみたら奴は「ウェタ」というニュージーランドの固有種だということが判明。
ウェタで検索してみたら、出るわ出るわ、いろんな種類のウェタの写真と解説。

・・・卒業論文書かなきゃいけないのに、しばらーくインターネットで検索しまくってたんですよ。
教授が私の背後に立って、じーっと見てるのも知らないで。たらーっ(汗)

ふと気配を感じておそるおそる振り返ると、そこには、論文を書かずに遊んでいる私を見おろしている教授の顔が・・・。
やばい、怒られる!と思ったのですが、彼は怒らずに一言言ったんです。

「君はおしゃべりが好きだし、大学院希望なら外国に行ったらいいんじゃない?」って。船

ちょっと格好良く一言言い残して彼は教授室に帰っていったのですが、私の頭の中では「外国」の二文字がぐるぐる渦巻いていました。
今まで考えたこともなかった外国という進路。
でも、考えれば考えるほどわくわくして、輝かしく見えてきたんです。

とういうわけで、英語もさっぱりできないのに、
大学院留学を計画するのにはかなり遅い、渡航半年前に外国行きを決めたんです。
行き先はもちろん、世界最大のコオロギの国ニュージーランド。

ニュージーランド内のどこに行くかもすぐ決まりました。
ウェタを扱っている大学のある、南島のクライストチャーチです。

大急ぎで準備をし、いざクライストチャーチに来て大学の担当者に会ってみたところ・・・
「ああ、ウェタの先生は去年退官されてね、クライストチャーチにはいないんだよ」

何だってぇ〜?!がく〜(落胆した顔)

担当者:「そういえばホームページ更新してなかったねえ・・・」

そういえば、って!! 汗

というわけで、ウェタを扱いたくて来たものの空振りだったわけですが・・・
ウェタには野外実習中にたくさん出会うことができました。
インターネットの写真のように手にのせたら、がぶっと指を噛まれましたが。。。ふらふら

また、大学で動物学を学ぶうちに、新たな興味も出てきました。
ニュージーランドの鳥たちについてです。
ニュージーランドは世界でも指折りの鳥王国で、ニュージーランドにしかいない種類がたくさんいるんです。
鳥なのに飛べない、キウイバードはその代表格。
ほかにも、ぜんぜん人怖じしない小鳥のロビンや幸せの青い鳥(?)のプケコ等。
ニュージーランドに行くなら、バードウォッチングは必須です!目

・・・と、動物の話ばかりしてしまいましたが、今後の更新では動物だけでなく、ニュージーランドの自然や日常風景などをお伝えしていきたいと思っています。
よろしくお願いします :)

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(Noby)
posted by キックオフNZ at 03:13 | Comment(8) | TrackBack(0) | ブログライター紹介
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