もしかしたら日本の大学も同じシステムで行われているかもしれないのですが、こちらの試験がどのように行われているかと言うと・・・
まず、試験の行われる教室は試験当日に貼りだされます。そこで自分の教室を確認してその建物に行きます。いくつかの学部ごとに建物が分かれているのですが、ビジネスの学生だからといって、教室がBusiness building内の教室だとは限りません。今回、私は少し離れたLanguage buildingでの受験でした。私は今までその建物に行ったことがなく、場所がいまいち分からずに『どうしよう、やばい!』と少し焦ったのですが、たまたまクラスメートが同じ教室ということで、2人でそこまで移動しました。試験前には甘いものを!とその友達がチョコレートをくれました(笑)

私がこちらの試験のシステムで一番驚いたことは、シャープペンシル・鉛筆を使ってはいけないことです。『必ず、黒もしくは青のボールペンで書くように』と注意書きがしてあります。日本ではあまりなじみが無いかもしれませんが、こちらでは青のボールペンが主流なのです。始めて試験を受けた時に、知らずにシャープペンで書いてしまっていた私は、後でボールペンで書かないといけなかったと知り、試験の結果が返されるまで生きた心地がしなかったことを覚えています^^;笑(結局は、それで減点をされることはなかったのですが)

いつも試験の時はそうなのですが、試験管の先生の年齢層が普段授業をしてくれる先生方よりも、かなーり年上です。今回の試験管は、見た目で言ったら『大教授』といったところのおじいちゃん先生3人でした。私は後ろの方に座ると時計が見えないので、一番前の教室の右端に座ったのですが(席は自分で選べます)、それがそもそもの間違いでした><;
その席は一番試験管の先生たちに近い席だったのです。いざ、用紙が配られて試験開始。

まず大問1の選択問題を解いていると・・・『じゃあ、受験票を今から回収して!』と話している試験管の方たち。その中の一人の先生の声が、(ひそひそ声で話しているのですが)すごく響くのです。とにかく公正に試験を受けさせることにすごく意欲を燃やしている先生のようで、他の2人の先生に『ほらっ!もっと右の方も見てまわって!』『早く受験票を!』と支持を出しています。
こういうのって、一度気にし始めたらとことん気になってきますよね。。『やばい、私気にし始めている!』となんとか意識を試験に戻そうとしても、すぐ近くでついに談笑を始める先生方。この席を選んだ私の責任なのですが。。耳をふさぐ作戦やら、口の中でぶつぶつ呟く作戦などでなんとか試験を解いていると、1時間ほどして、その方が教室から出て行きました。『今こそ集中するチャンスだ!』と思い、一心不乱に集中する私。3時間の試験なのですが、それから1時間ほどしてまた、教室に戻って来る先生。

試験中、早く終わった人は回答用紙を提出して退出して良いのですが、その回答用紙と、受験票の数が一致しているか数え始める先生。私も、大部分を解き終わっていたので先ほどより心の余裕が持てており、またその先生が何かぶつぶつ言っているので聞いていました。『27,28,29・・あれ?』といつも20の後半で回答用紙の数がよく分からなくなり、もう一度数え始める先生。2時間前まで『ひぇ〜〜〜、少し静かにしてください〜〜〜〜(XoX)』と思っていた私もなんだか、あまりのその先生一生懸命さにおもしろくなってきて、結局私も頭の中で一緒に受験票を数えていました(←何やってるんだか。。笑)

なんとか幸先の良いスタートを切れたので、残り3つも全力で頑張ります!!!ただし、次の試験では試験官から少し離れて座ること、を心にとめておきます


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(ぷん)