なんせ購入先は私のボランティア先のセカンド・ショップですから(笑)
まさか、まさかとは思いつつ、でももし本物だったらただ事でない!と思い切って購入してみました。
でもほ〜うら!!バックには「GUCCI」のブランド名が!!
メイド・イン・イタリーですよ〜!!
しかも・・ボランティア価格でさらに値引き!!結局1ドルで購入。
ありがとうございます〜!!悔いはありません。例えバッタもんだとしても・・
でも元販売員(そうです、私日本では販売員でした)の目利きからするとそんなに悪いものでもないような気が・・一緒にディオールもあったし、もしかするともしかするかもしれませんね!?
そんなこんなの今日は私のボランティア先のお話です。

こちらのスタッフは子どもの手が離れたお母さん、それから75歳くらいのおばあちゃま達がほとんどです。働く時間は様々。1週間のうち1日の午後しか来ない人もいるし、曜日が決まっていても、来たり来なかったりする日もあって「自分の開いている時間に無理のない範囲で来る」という感覚でしょうか。
そうなると必然的に顔を合わせる機会が多くなるのはおばあちゃまたちです。
本当にかわいらしい人たちで(年長の方に失礼かな)、最初の「おはよう」のハグから始まり、最後も「今日もよく頑張ったね。すごく助かったよ。」とハグで終わります。

毎週土曜日のメンバーは私と2人のおばぁちゃま。通常私がここでやっている事といったら、専ら商品整理に品だし・レジ打ちですが、スタッフが少ない土曜日は私も寄付された洋服の選別や、プライス貼りを手伝います。

そしておもしろいのが、私と彼女達の商品に対する目利きの違い!!
Salvation Armyには、毎日たくさんの寄付された洋服が届きます。それなのでこれらを売り物にするかどうか選別するのも大仕事。
ばったばったと捨てていきます!!本当にたくさんの量なので(とても売り物に出来ないものも多いので)在庫を多く抱えるわけにもいかないし、心を鬼にして捨てます!!

でも待って!おばあちゃん!!それ、Pumaだよ?これMaxだよ?
(ちなみにMaxというのはNZの少し高めのブランドです)
一応目安の為にブランドリストもあることにはあるんですが、気にしていない様子・・

「これはファッションだから」と言って私がゴミ箱からわざわざ拾ってきたジーンズも(ヴィンテージっぽいので、ところどころ破けてボロボロになっているんですね)あとで見たら、やっぱり捨てられていました(笑)
「このデザインはかわいいわね、子どもが好きそうよ」というTシャツ。でも汗ジミがついてる・・
先程のGUCCIのバックも「これGUCCIだよ〜本物だったらすごく高いんだよ〜」という私の主張にも関わらず、付いた値段が2ドル・・
そうこうしているうちに私がいると全く作業がはかどらない、ということで私はまた品だし業務に戻る事になってしまいました(笑)
だってまだまだ売れそうなものが多くてもったいないんですもーん。ここでも捨てられない病が出てしまいました。

それからPumaのジャージは私が見事にゴミ箱から救出し、ちゃっかりお家に連れて帰りました。(ちゃんと了解済みです)
これはボランティアの特権ですね


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(ミキコ)