
今日の午後、私のフラットメイトも1ヵ月の休暇から帰国し、また共同生活が再開します。この期間、1人暮らしを満喫しそれが去る名残惜しさと、彼らとの共同生活を楽しみに思う気持ちが交互に去来する複雑な気分です。





さて、最近オークランドの街中で募金活動をする人たちをよく目にします。日本でもこの時期になると、繁華街の雑踏で托鉢僧を見かけたり、社会鍋を見ることもあり、この光景に年の瀬が迫るのを感じたものです。
そんな日本の光景に思いを馳せながら、NZのチャリティーで気がついたことがあります。それはチャリティーが、ごく自然に習慣として根付いていると感じること。

例えば、先日私が購入したクリスマスカードの中には、その売上金の一部が子供施設への寄付金となるものがあったり、フェアトレード商品を扱っているお店も多く、その商品購入によって、貧困にあえぐ国への社会貢献をすることもできます。
最近日本でもこのような形式のチャリティーは根付いてきているようで、私の友人にも商品を選ぶときの基準としている人もおります。

また、先日「Santa Run」という、チャリティークリスマスイベントがありました。これはオークランドのバイアダクトハーバー周辺3kmを、サンタクロースの格好をして走るもしくは歩くものです。NZ$25でサンタの帽子、$35でサンタの衣装を購入します。
参加者数は定かではありませんが、私が見たゼッケンNOは500が最高だったので、少なくとも500名の申し込みはあったと推測しております。
こんな出来事を通して「NZのチャリティーは、自分も楽しみながら社会貢献することが基本にある」と私は感じました。これがチャリティーを身近なものにし、自然に人に受け入れさせる土壌を作っているのかもしれません。

また、これが日本とNZのチャリティーの一番大きな違いだと私は考えます。これからは私もこのスタンスで自分ができる小さな社会貢献をしていきたいと思っています。

チャリティー興味あります、と言う方。
サンタラン、出ました、と言う方。
写真に写っているのは私です、と言う方。
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(参照HP) Santa Run http://www.eventfinder.co.nz/2008/dec/auckland-central/the-wendys-great-new-zealand-santa-run (英語版)
(Umi)