
さて、今週は少し余裕が出来たので、クリスマスカードを選びに行きました。昨年は年賀状を作成しコメントを添えましたが、今年はクリスマスカードを出すことにしました。


よく海外在住が長くなると日本の友人たちとの交流が疎遠になると耳にしますが、これは私にとっては寂しいことで、最も避けたい事柄の一つです。

そこで、ここ数年の年賀状のやりとりを見て、クリスマスカードを送るメンバーをリストアップ。郵便局、カードショップや書店を巡り、クリスマスらしい雰囲気の優しい絵柄を選びました。

久しぶりに住所録を取り出し、一人一人の顔を思い浮かべ、手書きのコメントを添えながら、改めて感じたのは「人の縁の不思議さ」です。
私の友人や親しい知人の年齢層は実に幅広く、上は60代半ば〜下は5歳児まで。出会った時期も様々で、一番古くは幼稚園時代から、今年に入って出会った新しい友人もいます。また、出会いのきっかけも幼馴染、学生時代、OL時代の同期、先輩、上司等。中には、国内外の旅行先で知りあった人や、OL時代の友人にはお互いに顔を知らないまま、20年近く連絡を取っている人もいます。

ただ、すべての人と出会ったときと同じ関係が続いてるわけではありません。お互いの状況の変化によって、付き合い方は形を変えています。
しかし、時にはその変化について行けずに、自ら壊してしまった友情もあります。お互いに進路が分かれ、自分の知らない相手の世界を垣間見たときに、いいようのない寂しさに襲われ、その気持ちをうまく相手に伝えられなかったのです。

その一方で、10余年の月日を得て復活した関係もあり、この教訓から「来るものは拒まず、去るものは追わず」これが、私の友情関係のスタンスになっています。

しかし今回、クリスマスカードを出したメンバーは、自分がずっと大切にしたいと思える人。また、彼らによって大切されていると実感できる自分がいる特別な間柄。

これは何にも変えがたい私の財産です。そんな思いも込めて、それぞれに添えたクリスマスカードのメッセージ。これが私たちの関係を更に長続きするエッセンスになることを祈っています


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(Umi)