
さて、昨日は「コミュニケーション学」の11レポートの提出日でした。このレポートは参考文献から抜粋できる内容も多かったのですが、それには膨大な資料を読み、内容を取捨選択しなくてはなりません。
最初は大胆に文章を切り捨てますが、読み進めるうちに「これも大事だな。ただこれを使うなら先ほど削除した文章は必要だな」と、切り捨てた文章が復活。

この作業の繰り返しに、頭がこんがらがり「もういや〜」と悲鳴交じりの声を上げ、資料を放り投げソファに大の字にひっくり返ります。
これを何度続けたでしょうか。とうとう「もういや〜」が「もういいや〜」と、妥協の言葉へと変わりました。

また、このレポートは自分の経験や体験を各質問ごとに織り込まなくてはなりませんでした。過去の経験を使える質問もありましたが、大半が今回のグループプレゼンテーションの経験に限定されており、一歩間違えばクレームになりかねない内容もあり、頭を抱えました。

例えば一番困ったのが「自分のチームリーダーはどのタイプか?なぜ、彼または彼女をそういう風に評価するのか」というものです。これは学術上でリーダーのタイプが4種類に分別されており、それに自分のチームリーダーを当てはめなくてはなりません。

リーダーのタイプには、理想とされるタイプから最悪とされるものまであります。私の場合、かなり彼にお世話になりながら、悪いことは書けないという思いがあり、殊更悩みは大きくなったのです。
しかし、これが友人に言わせると「典型的な日本人感覚」になるそうです。あくまでも、個人的な感情は断ち切り、事実に照らし合わせてドライに物事を判断することが大切と諭されました。彼らはこれが相手の成長にも繋がると言います。

私はこれを聞いたときに「愛情があるからこそ、あえて苦言を呈す」という言葉を思い出しました。確かにどんなに手厳しい内容でも、その言葉の裏側に自分に対する愛情が見えたら、きっと人はそれ受け入れてくれるのでしょう。

そんなレポートも締切日のラストスパートで終了し、メールで提出。その後、ソファでくつろぎビールで祝杯を挙げていると1通のメールが・・・。
「Umi資料が1枚足らないよ。」
「えっ?!」
と大慌てで確認していると
「ごめん。あった」と再びメール。
「あのねぇ先生・・・」と天井見上げた午後でした。

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(Umi)