

さて、今朝登校途中にNZらしい風景を見ました。それはスーツ姿もばっちり決め、ほのかにオーデコロンの香りも漂わせた、おしゃれなヨーロピアン系の男性。しかし、その手にはスーパーのプラスチックバックが握られ、その中にはタッパに無造作に詰められたヨーグルト、りんご、ばなな、シリアルバーと1斤の食パン。

彼の後ろを歩きながら、不必要に大きなタッパの中で食べ物が動き、カタカタと立てる音に耳を傾け、思わずくすりと笑っていました。

恐らくこれは、彼のモーニングティー(10時の休憩)とランチになるのでしょう。私の友人も子供達のお弁当は、大きな取っ手付きのプラスチック箱に、彼女がその日の気分で選んだ食べ物を入れるだけです。例えば、スナック菓子の小袋、果物(包丁を使わずに食べられるもの)、チーズ、ヨーグルト、ビスケット、クッキー、シリアルバー、サンドイッチ等
サンドイッチの中味は1種類。蜂蜜、ピーナツバター、ジャム、ハム、チーズを、バターも塗らずに挟んでいます。
最初にこのランチボックスを見たとき「これなら寝過ごしても作れるな」と、思ったことを覚えています。

その幼い頃からの習慣でしょう。大人になっても彼らのランチスタイルは変わりません。たまに、ファーストフードも食べていますが、基本的にはスナックと果物が中心。KIWIの友人曰く「私達は匂いの出るものを昼には食べない」そうです。

その一方で、アジア系の友人は食事をします。例えば、インド系の人は各人が持参したお弁当をテーブルに広げ、シェアをしながら食べていることが多く、また中国や韓国人は即席麺を作ったり、お寿司や中華のテイクアウェイを食べています。

また、彼らは日本のように、にんにく等の香りの強いものをお弁当に入れることを避けませんので、ランチタイムは様々な匂いがラウンジに広がります。まさに、フードコートで食事をしている感じです。
日本では「キャラ弁」なる言葉も登場し、お弁当作りも芸術の域に達している感もありますが、皆さんのランチボックスはいかがでしょうか?

ちなみに、私のお弁当は最低2種類(野菜とお肉or魚)のおかずを彩りも考えて作るようにしていますが、なぜか茶色系になります。これもきっと、母のお弁当の記憶の名残。 「三つ子の魂百まで」と、つぶやいた出来事です。



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(Umi)