今日のオークランドは、きれいな青空が広がる快晴。
少し風が吹いて寒そうですが、穏やかな一日になりそうです。
爽やかな気分で、この文章を書いていると、突然耳をつんざくような音と地響きがしました。「もしや、また?」と、少し外の様子を伺いながら、窓際に立っていると、ほどなくして、救急車とパトカーのサイレンが聞こえてきました。
家の近くでそのサイレンが止まり、外に出てみると大型車(貨物コンテナの2貨車分)が、運転席側を下に横転。多くの消防隊員たちがトラックによじ登り、救出作業をしています。幸い引火物はないようで、トラックが炎上することはなさそうです。
その様子を見ながら、私は苦い記憶が蘇ってきました。
それは、私が約10年前に交通事故に遭ったこと。横断歩道を渡っていたときに、前方不注意の右折車に、自転車ごと跳ね飛ばされたのです。
また、オークランドに来てから、何度も交通事故現場に居合わせたり、目撃しています。
今でも鮮烈に記憶に残っているのは、とある土曜日の早朝、カーブを曲がってきた車が、突然歩道に乗り上げ、道路備え付けの石のゴミ箱を吹き飛ばし、教会の敷地の大木に衝突して止まりました。
そのとき、道路には数多くのマウンテンバイカー、また、教会前のバス停に乗客もおり、辺りは一時騒然。私は、街に歩いて向う途中で、背筋が凍りつくような恐怖を覚えたのです。なぜなら、いつもは「車が突っ込んだ歩道」を歩いているからです。
ようやく、気を取り直し、高鳴る心臓を押さえながら、しばらく行くと、今度は目の前を軽トラックが通り過ぎました。それが左折したとき、後部の観音開きの扉が開き、中からプラスチックトレイに乗ったパンが2,3段飛び出してきたのです。後続車が猛烈な勢いでクラクションを鳴らし、急ブレーキを踏みました。下り坂の道路でしたが、幸い落下物の1歩手前で停止。大惨事には至りませんでした。
ただ、私はショックでしばし放心状態。1日に2度も交通事故現場に遭遇し、街に出ようにも家に引き返そうにも危ない気がします。結局、街まで慎重に歩を進めましたが。
また、今朝事故が起こった場所(同じカーブ)で、半年前にも大型車が横転し、私はそのときは買物に行く途中でした。
この経験を通し、私はオークランドの車は、カーブも直線も同じスピードで運転、また道路スレスレを走っていることが多いと感じます。それが、歩道に乗り上げたり、横転に繋がるのではないでしょうか?
ドライバーには安全運転を心がけることを祈り、歩くときににも細心の注意が必要だと、改めて感じた出来事です。

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(Umi)