昨晩、出かけたときに、ふと空を見上げると、穏やかな丸みを帯びた黄金色に輝く月を発見。今晩(9/14)は「中秋の名月」ですね。
さて、突然ですが、私は今学んでいる「商法」が苦手です。
というより、その名前を聞くだけで、頭痛がするほど嫌いです。
なぜなら、法律書は、まわりくどい言い回しや、読み方によっては、その文章から幾通りもの解釈可能な表現方法が使われていることもしばしば。
しかし、読み手によって、その文章がプラスにもマイナスにもなる「多様性」を秘めていなければ、法律が私達を守れないことも理解しています。
それを「英語」で勉強しています。もちろん、法律家になるわけではありませんので、授業内容は「基本の基」ですが、英語を母国語とする生徒でも苦手とする科目です。
それが先週突然、学校の都合で先生が変更になり、最初の授業後、新しい先生に対する評価は賛否両論に分かれ、生徒の中に動揺が走りました。そうこうするうちに、2回目の講義で単位取得に繋がるクラステストの実施を告げられ、この予告なしの事態に、一部の生徒が猛反発。
私は「悪夢なら覚めてほしい」と願いながら、事の成り行きを見守っていました。
結局、先生の「すべてのクレームは授業終了後に受け付けます」という一言で、テストは実施。
しかし、その方式は、従来どおりの資料持込可に加え、自由に先生への質問が許されること、また各自その場で採点され、合格者から帰宅することに変更されました。
最初は、戸惑いを隠せないままテストに取り組んだ私達でしたが、1人の質問がきっかけに場がなごみました。
先生は質問に対して答えは教えませんが、ヒントは惜しみなく与えてくれたのです。
それを基に条文を読み進めると、不思議なことに理解に苦しんだ文章が、それらのほうから歩み寄ってきたのです。そうなると、読み落としていた文章にも目が行き届きます。
法律書を読むことに興味が湧き、またパズルのように条文を組み合わせ、気がつけば「自動書記」のごとく、勝手に手が動いて答えを書き込んでいました。
各自先生の採点が終了したときには、誰一人文句を言うどころか、微笑みながら「ありがとう」と感謝の言葉を伝えていました。
そんな私達に「私が求めるのは真の理解。テストのための勉強はいらない」と先生。
あれから既に4日。揺るぎない記憶は色褪せることがありません。
また、今の私は次の授業を心待ちにし「良き指導者との出会い」に幸せを感じています。

大好きな先生がいます、という方。
そんなこともあるのですね、という方。
法律の勉強好きです、という方。
いつも楽しみにしています、という方。
クリックで応援よろしくお願いします。


(Umi)
posted by キックオフNZ at 07:01
|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
学校