北京オリンピックも今週末で閉幕を迎えますね。
そろそろ、ひぐらしも鳴きだし、夏が過ぎ去る寂しさを感じておられるかもしれませんね。えっ?まだまだ、猛暑が続いている?!
オークランドは、ここのところ冷え込みが厳しく、真冬には焚かなかったストーブに火を入れています。その上、私はレポートとテストが重なって、睡眠不足の日が続き、喉の痛みを感じる今日この頃。
実は今日もこれから、3時間に渡る商法のテストが控えています。でも、この寝不足では考える力も衰えているでしょう。テスト中に眠らないようにがんばります。
さて、泣き言はここまでにして・・・。
先日、年の離れた友人から
「Umiはどんなときに大人になったと思った?」
と聞かれました。「急に言われても日本語でも答えられないよ」と、思いがけない質問に目を白黒させました。
いろいろと思いを巡らせるうちに、思い出したことがあります。それは、昔、父と妹の3人で車に乗っていたとき、同じ質問がカーラジオから流れてきました。
その時、妹が「お姉ちゃんは、いつ大人になったと思った?」
「私はねぇ、お味噌汁を美味しいと感じたとき」
と、言いました。
この答えに、父も私も一瞬思考回路が止まった後に、大爆笑。
素直に自分の気持ちを伝えた彼女に対して、失礼きわまりないのですが・・・。
ただ、妹の答えは、父や私が「大人になったと感じた時」を、自分が探している観点とは、全く異なったところにありました。しかし、それは10の模範回答を提示されるよりも、妙に説得力のある答えだったと記憶しています。
そんな妹に触発されて、私も彼女と同じ視点で「大人になったと感じた時」を考えてみましが、残念ながら私の柔軟性のない、カチカチの頭では思いつきませんでした。
私に質問をした友人は、今年25歳です。勉強と仕事を両立させながら、永住権獲得に向けてがんばっています。それが最近、順風満帆だった将来設計が、ある事が原因で、暗礁に乗り上げ、彼は将来設計を再考中です。
その時に彼は
「自分だけのことを考える時期は終わった」
と思い、これがまさに彼の「大人になったと感じた時」だったそうです。
まさに十人十色。いろいろな答えがありますね。
さて、最後になりましたが、妹よ♪あなたはこの会話を覚えていますか?
そして、あの時出せなかった私の答え。
それは
「大人になりたくない思うとき」
です。

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(Umi)