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2008年08月19日

運命

私が今ここにいるのも全て運命だと思う。運命を信じる、信じないは結局言葉の定義の捉え方の違いであったりして、例えば私の彼は運命を信じない。私は信じる。ぴかぴか(新しい)

前にも言ったように今アメリカのメリーランドにいる。それは彼のお兄さんの結婚式に参加するためだ。この彼とは婚約をして、こっちにいるといつも「フィアンセのAiです。」と人々に紹介される。でもその度凄く不思議な気がする。「この人で本当にいいのか」という気持ちはいつだってある。人間完璧な人なんていないし、完璧な恋愛関係なんてないのだから、結局は物の考え方で、友達のヘレンが彼女の彼を「私の彼は完璧だわ。」といつも嬉しそうに言っていたように、完璧でなくてもそう思えることができることが一番大切で幸せなのかもしれない。ハートたち(複数ハート)

それがまだできない私は彼との関係を「運命なのだろう」といいのか悪いのかそれで済ます。決定

「留学」なんて言葉は高校の時も大学の時も思い浮かばなかった。高校の時は地元の普通の公立高校だったから周りに留学した子もいないし、毎日バスケ部の練習や学校のイベントや目先のことで精一杯で、でも凄く毎日楽しくてその生活に集中していた。わーい(嬉しい顔)

大学の時はスキークラブに所属していて、毎年冬には長野の山に篭ってスキーを練習していた。英米文学科だったため、周りに留学する子もいればクラブの中でも短気留学を含めれば沢山の人が留学をしていた。それでも毎年のスキーの目標、日々の生活の満足から「留学」という言葉は人事だった。「いいなぁ」とも思わなかった。

「大学という一番楽しい時になんでこの環境を離れるんだ。」と私は一分一秒でもその楽しい生活を離れるのが嫌で、「スキーで学生大会に出られるのも今だけなのに」とその環境を楽しむことで必死だった。ダッシュ(走り出すさま)

で、就職した新宿のスキーのお店でも毎日通勤に疲れながらもそれでも楽しくて、飲みまくり、オールしまくり出勤直前まで仕事場で飲んでいることも多々、それはそれで超楽しかった。わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)

私の場合何かが嫌で環境を変えたことはまだない。たまたまかもしれない。高校も大学も仕事も大好きだったし、その場を離れたくなかった。家族にも友達にも恋愛にも全てに恵まれていたしいつも「時が止まってほしい」といつも思った。

それが新宿で働いていた時ある時、1回目のエッセイで書いたようにふと「留学」を思いついた。毎日楽しくてつまらなかったわけでもない。でも実はつまらなかったのかもしれない。「恵まれすぎていた環境」にもしかしたら慣れてしまって「何かが足りない生活」を無意識に探していたのかもしれない。家族も友達も彼も皆愛してくれた。欲しいものは何でも手に入った。好きなことをしていつも幸せだった。でも何か窮屈に感じる時もたまにあった。それは新宿の光景だった。狭い空、毎日人で溢れている街、いい意味で新宿の窮屈さが何かきっかけをくれ、自分では気がつかなかったが無意識に「留学」を口にし始めたのかも知れない。そしてそれがついに頭の中を「ちゃんとした想い」としてよぎり、そしてその想いは「衝動的な行動」を起こすまでに到った。晴れ

そして始まった留学生活。カナダ、イギリス、次にすぐにNZと思っていたらふと受けた英会話講師の仕事が決まり、99%くらいの勢いでその仕事のオファーを断ろうと思っていたのが「せっかくならやってみるか」と始めた。NZにワーホリで来るにはその前に日本での滞在が6ヶ月ないといけない。その為に「一時的ならいいか。」「3ヶ月後に辞めればいいか」と気軽にスタートした。それなのに次はその仕事にはまってしまって結局1年続いた。英語に興味のある生徒達は夢のある子が沢山で、そんな子達を見ていると本当に幸せだった。だからNZに来る前だってその環境を離れたくなかった。たらーっ(汗)

それなのにじゃあなぜ環境が変るのかと思えば、「運命」だと私は思う。99%気軽に初めた英会話講師の仕事先で今の彼に出会う。もし新宿でのあの時のふとした瞬間がなかったら私は「留学」なんてせずに、そしてその当時の彼と結婚していたであろう、そして今はここにはいない。

そしてもし英会話学校の仕事を99%確率に従って断っていたら今はアメリカにはいない。この仕事もしていない。

「運命」を信じるかどうかは自由だとしても、でもその「運命」が与えてくれた環境を信じるか信じないかでは生き方が違ってくると思う。

時たま自分のいる環境を疑って、そして本当に嫌気がさす時だってある。それでもその環境を受け止めずに、そして信じることができない限り、何も行動は起こせない。

幸せだって掴めない。

きっかけが運命だろうと何だろうと一度始めたことは最後までやり遂げる。

最後までというのは自分が満足のできるところまで。

そしてもしそれが「留学」だとしたら、自分が満足いくまでやってみて、そしてどんなことが起こってもその環境を信じて、自分を信じて幸せに思うべきだ。

ひらめき
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(Ai)
posted by キックオフNZ at 06:06 | Comment(12) | TrackBack(0) | NZ Life
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