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2008年08月18日

飽くなき探求 〜その名は食欲〜

ここ数日、オークランドは寒い朝が続いています。外に出ると、吐く息が白く、手もかじかみます。「春はいずこへ」と、首をすくめながら歩いていると、そこはかとなく漂う沈丁花。やはり、春は一歩ずつ近づいていまするんるん(写真は私を魅了した沈丁花)

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さて、そんな冬の朝、起き抜けに「蒸しパンを食べたい」と思いました。普段は、フルーツ、シリアルとヨーグルトですが、今日はそれらに見向きもせず。ぴかぴか(新しい)キスマーク

しかし、まだ店も開いていない早朝。果たして、店が開いても「蒸しパン」はあるのでしょうか?それでも、私は「蒸しパン」にこだわりました。

恥ずかしながら、たまに、私はこのようにささいな食欲に執着し、その欲求が満たされるまで、走り続けます。今朝もまさにこれ。そこで、私は自分で作ることにしたのです。手(パー)

まず、簡単な蒸しパンのレシピをネットで検索。その中から、一番手軽な材料で作れるものを選択し、早朝6時からパン作りスタート。でも、生地を捏ねている最中に「プレーン蒸しパンではつまらない」と、アレンジすることにしましたが、周りを見渡せど乏しい手持ち材料。それでも、プラスαにこだわる、私の頭はフル回転。台風

結局、電子レンジで作る「カスタードクリーム」のレシピを手に入れて、この欲求は満たされたのです。それから、生地にカスタードクリームを包み込み、蒸し器へ・・・。ふくろ

私は、蒸しあがるのを待ちながら「この情熱を食欲以外のことに向けられたら、私の人生はもっと限りない可能性が広がるな」と、考えていました。決定

これを読んだ両親から、またもや「それが分かっているなら、実行しなさい」と、無言のプレッシャーがありそうです。もうやだ〜(悲しい顔)

ただ、私がここまで「衣食住」と言われる、生活基盤条件のなかで「食」にこだわるのは、両親が「食事をすること、味わうこと、素材を楽しむことの大切さ」を、日々の食卓を通して、私に教えてくれたことにあります。キスマーク

母の料理は、レトルト食品に味付けを頼りません。それは、彼女の長年の感で培われた「味覚センス」で決まります。そのため、私が母のレシピ通りに同じ料理を作っても、その微妙なさじ加減は伝授されず、母の味とは異なります。これが世に言う「お袋の味」でしょうか。揺れるハート

「母の薄揚げ入りの千切り食べたいな」と、思いを巡らせるうちに、蒸しパン完成。晴れ

幸せ気分でそれをはふはふと頬張りながら、私もお袋の味を伝える存在を持とう♪と、決めた朝でした。

ひらめき
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むかっ(怒り)
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(Umi)
  
 
 
 
 
 
 
posted by キックオフNZ at 05:55 | Comment(4) | TrackBack(0) | グルメ
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