
それなのに、今の私は足をぶらぶらさせながら、回転椅子をグルグル回し、時折真っ白なパソコン画面を眺めています。
「う〜ん。書きたいことが思い浮かばないなぁ。」と、今は動きを止めて、口をタコのように尖らせて、鼻と上唇の間にペンを挟んで思案中。
パソコンの前に座ったのは、11:30pm。今は、日付も変わり、1:13am。もうすぐ2時間経過。頭の代わりにお腹が働き、グルグルと鳴って食べ物をせがんでいます。

「お腹すいたけど、今食べたら美容に悪いし・・・。」と、冷蔵庫を覗きながら、ひらめきました。

それは「ニュージーランド料理って何?」と「いつも何を食べているの?」という、2つの質問です。これは友人に会うたびに、異口同音で洩れなく聞かれたことです。
最初の質問に対する私の答えですが、改めて聞かれると思い当たるものがありません。ホームステイ時代を思い起こすと、友人が毎日作ってくれた「ふにゃふにゃに茹でられた味付けのない野菜とパスタ」。でも、これは料理じゃないし・・・と、ようやく頭に浮かんだのは、テイクアウェイの「フィッシュ&チップス」でした。

次に、私の食卓ですが、これも自分のことながら「はて?」と考え込みました。朝食は「シリアル・ヨーグルト・フルーツ2,3種類」と定番化しておりますが、昼食と夕食は、特に名前のついた料理を作りません。強いてあげれば、カレー、ハヤシライス、オムレツ、グラタン、餃子、肉じゃがetc 普段は、特売になっていた食品を購入し、適当に家にある材料で作ります。なるべく、主菜(肉or魚)1品と副菜2品(野菜・乾物・汁物)を心がけていますが、自炊放棄もします。

味付けは和洋折衷。最近は、フラットメイトの影響で、ナンプラー、サンバル等のエスニック調味料も使います。
それ以外に、興味深かった質問は「NZでは毎日羊を食べているの?」ということ。

これは、私が友人から「日本人は毎日刺身を食べているの?」という、質問と同じで、日本=魚、NZ=羊という、人の知識に刷り込まれた、その国を象徴する事柄なのかもしれません。

実際には、私たちも毎日刺身を食べませんし、KIWIも羊を食べません。私のKIWIの友人たちは「鶏肉」「牛肉」「ソーセージ」を日々の食卓に並べます。私の印象では「ローストビーフ」や「ローストラム」は、晴れの食卓を連想させます。

これ以外にも、改めて質問をされると、答えに困ることがありました。いつの間にか、好奇心や興味のアンテナの感度が鈍っていることを実感。

また、NZ帰国後は初心に戻り、日本での充電期間を生かしながら、更にパワーアップして過ごしたいと思っています。

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(Umi)