
さて、今日は「自分の視覚認識」についてお話します。とはいっても、私は科学者ではありませんので、難しい専門的なことではなく、私の個人的な経験です。
今日、町を歩いていると「Umi〜」と呼ぶ声。その方向に目をやると、友人のB.F(ヨーロピアン系KIWI)が手を振っていました。お互い挨拶を交わして別れたあと、「またやってしまった」と自己嫌悪。

というのも、先日、鼻歌まじりで歩いていると、金髪の女の子が手を振っているのが目に入りました。私は特に気にも留めず、彼女の傍らを通り過ぎようとすると、突然その子が私を抱きしめました。「Umi〜!久しぶり!元気?」と。「誰だ?この子?」と当惑気味に、彼女を抱きしめ、顔を見ると2ヶ月ぶりに会ったKIWIの友人。彼女は髪型を変えており、全然分かりませんでした。なんて薄情な・・・。

また、別の日は、店先でヨーロピアン系の男性が人待ち顔。でも、私を見て微笑むので、微笑み返すと、クラスメイトでした。「ひえ〜っ、毎日会っているはずなのに。昨日も隣に座っていたような・・・」でも、学校以外で見ると印象が異なるのです。

以上のことから、お分かりの通り、私はNZに1年以上住みながらも、未だにヨーロピアン系友人の視覚認識に欠けています。それに対して、アジア系の友人は容易に目に入り、人ごみからでも探すことは可能です。
この理由はよく分かりません。ただ、私の場合、フラットメイトもアジア系KIWI、今のクラスメイトも全員アジア人留学生。長年、自分が育った環境に影響しているのでしょう。

また、KIWIの友人は中国、韓国、日本人の区別がつかないそうです。私は、ヨーロピアン系の人は、どちらかというと全員同じに見えますが、友人に言わせると、東欧、西欧、AUS,KIWIは、だいたい雰囲気や顔の造作で分かるそうです。
「人の視覚の面白さ」例えば、皆さんも、このような経験はございませんか?ふと道等ですれ違い、条件反射的に挨拶を交わしたけど、誰だかピンと来ない。でも、よく知っている人と、考えた末に、思いついたのが、バスの運転手さん、駐在さん、お医者さん、看護部さんetc 普段は制服を着ている方々だったということです。

多くの方に「ある、ある」と共感して頂ける事ことを祈りつつ、また、次こそは自分が先にヨーロピアン系友人に声をかけようと、心に決めるUmiのレポートでした


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(Umi)