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2008年06月06日

外国人男性の寛容さ

NZに来る前に気がついたことがある。ある日鏡を見ていて“えくぼ”ができた。昔からえくぼが羨ましくて「やったー念願のえくぼだ!」と思えば、それは“ほうれいせん”だった。母と姉に声を合わせて「Aiちゃんも年をとったのよ」と言われてえくぼじゃないことにがっかりした。もうやだ〜(悲しい顔)

NZに来てから気がついたことがある。ある日鏡をみていて“にこ”っとしたら目じりに“きゅっ”と皺がよった。「鈴木あみみたいになった!」と嬉しくなった時、テレビで目じりの皺防止のクリームを宣伝していた。

「そうか、私もいよいよか。“アンチエイジング”か!」と腹を括ろうとしていたその時、外国人男性の言葉を思い出した。目

私の外国人の友達は、どんな人をみてもよい部分をみつける。決定

テレビでコギャルがギャルメイクを落として、見ていた人達が「うわーっ目ちっちゃいっ!」と驚いても、彼は彼女の小粒の目を「その小さな瞳が美しい」と・・・。

他の友達は日本人女性が髪を染める事に対して、「あのナチュラルな黒髪が綺麗なのに」と・・・。

ここのサウナで出会ったNZ男性は韓国人の目の美容整形文化に対しても

「なぜそんなことをするのだ、あの一重まぶたが魅力的なのに」と・・・。

イギリスの時の友達は日本人留学生がお辞儀の癖を直そう(英語を話すとき)とするのに対して、日本人のお辞儀の癖が「超クール」と・・・。

イギリスにいた時、私達が現地の女の子の体系を「細いのにおっぱいがあるっ。羨ましい!」と言ったのに対し、「小さいのもいいよ、年とった時たれないから。」と・・・。

なんて寛容な方々なのだ!全てに対してプラス思考なのか!キスマーク

日本にいた時、電車に一緒に乗っていた男友達(日本人)が私にこっそり耳打ちした。

「あの子顔かわいいけど、腕の毛そってないから俺駄目だわ。」と・・・。

今考えると「だからなんじゃ!」という話なんだけど、日本にいると常にわけのわからない「常識」がある。その「常識」はいつも誰か他の人が作り出していて、よく考えるといつもそれを得ようと忙しい。日本だと「個性が大事」と言いながらもそれでも「こういうものがいいもの」と決められた先入観がある。年齢だってそう。私の友達は36歳の時26歳のイギリス人男性に出会って彼は彼女を「若くてかわいい」といつも言っていた。(そして今は結婚してラブラブ!)

なんだって美しいんだ。皺がなんだ!ほうれいせんがなんだ!彼らにとっちゃ素の私達自身が美しいものなのだ!何も気にすることなんてないんだっ!

物の考え方なのだろうが、バツいちだろうと子持ちだろうと愛した人は愛した人。体がまん丸でもそれが美しい。日本特有の「常識」なんて彼らには関係ないのだ。

・・・ということは、私のできたての“ほうれいせん”も目じりの皺も「美しい」ものなのか!?そのまま喜んでいいものなのか!?

・・・といいながら、買ったばかりの保湿用クリームを今日も目じりに塗ってみた。

やっぱり私は日本人だった・・・。

ひらめき
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(Ai)
posted by キックオフNZ at 05:18 | Comment(10) | TrackBack(0) | NZ Life
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