
皆様いかがおすごしでしょうか?オークランドは朝晩が冷え込むので風邪等注意です!こんなときこそ栄養のあるものを食べて、、って結構毎回食べてばかりです。


日本では、今お花見シーズンでしょうか?

思えば、このお花見も然りですが、遠足で、運動会で、そして、学校の部活動で、高校のお弁当で、大学の合宿で、、、大抵あるのは食べ物の思い出。そして、私の場合すぐ出てくるのは「おにぎり」です。
一杯汗かいた後につまんでいる記憶があります。日本のコンビにでは
一角をこのおにぎりが担い、そこにあるのが当たり前でしたが、こちらではまるっきりみかけません。というかないです。たまに街中の寿司なる看板のところで海苔巻きはあるのですが。
それで、、
今回、大学で日本語を学ぶ生徒さんと一緒に「おにぎり」作ってみよう!って会を行いました。


前回お茶の会と称して、日本語を学ぶ大学生さんに集まってもらったときより最初、(あれ?人数少し減ったかも。。)と思ったのですが、10分も経つと、前回の20人よりまた更に増えていた。。

この会のいいところはいろんなレベルの生徒さんが一緒に参加できることですが、反面、人数がよめない、、という難点もあります。
今回は何せ’食べ物’を扱ったため、材料にしろ何にしろ一体どれくらい用意したらいいものか、、と思いつつ、悩んだあげく、大は小を兼ねるで、
「18合」
のお米を炊いてみました!18合ですよ18合。大学生の若い生徒さんは、とくかく食べるだろう、、という予想で。

でもみんな「三角おにぎり」なんてほとんど作ったことない人ばかり。

見てると、少しばかりおっかなびっくり(え?三角???三角?!)という顔が。手にご飯をのせるまではいくみたいです。そこからが、大変!
がちがちに力任せに握ってしまう人、

どうしても丸になってしまう人、

あきらめて俵型にする人、

一回一回手を洗いにいく人、

ほんと色んな人がいるなあーと感心していました。でも中には一発で、綺麗な三角形のおにぎりを握ってしまえる初心者もいたりしておにぎりセンスのある人も。
混ぜるだけの具材ながら、生徒さんは美味しい♪と言ってくれたし、ご飯を切る というのも新鮮な言葉だったようだし、何より私は職員室で先生達と、
「全部売れた。。あーーーーー、、ほんっとに良かったーー」
と、喜んでました。
自分で炊いたお米、自分で持ち帰り??もし生徒さんこなかったら、、、私、一人にぎり??なんて心配してました。
そして再び今回、私は会をリードする側から見ていて、思うのは、生徒さん話したいんだなあって。私が英語を習うのと本当に同じ。授業の外で日本語を話す機会がないから、自分の日本語にちょっと自信がなかったり、でも話したかったり。
おにぎりはいいです。
交流会としてとても良いです。
生徒さんには新しい言い方を伝えられるし、味も伝えられるし、作った後は試食しながら、お茶をすすりつつ 日本語で会話にもトライもしてもらえるし。
またまた生徒さんにとっての日本語と自分にとっての英語とオーバーラップしつつ、(これっていいかも。。。)とちょっと思いました。英語で料理を習いに行く!エスニックなんかなら地元の人も参加してるかもしれないし(と勝手に予想してます)。


まじめに学校内で勉強することも大事です。でもそれをまた使う場も必要。インプットとアウトプット。なるべく生徒さんの興味に沿って会を続けられたいいのですが。
(ちなみにアンケートの結果では日本語スラング等に興味があるようでした)

おにぎり大好きです、という方。
三角おにぎり握れません、という方。
コンビニでいつも買います、という方。
今日はおにぎり、という方。
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(Yui)